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shugorei to yuki no hanayome
シリーズ4作目にしてクライマックス完結編、刑事事件とファンタジーの融合とでも
言った方がしっくりくるでしょうか、謎に満ちていた全てが解き放たれる。
警視庁0課で起こる事件の、過去にさかのぼる最悪の事件が今回は解決されます。
攻め様である雪鷹の0課を辞める切っ掛けになった事件が受け様遼のバディーで
幽体である弓彦の謎に包まれた過去も今回は全て明らかになります。
まぁ、当然完結編なのですから当たり前なのですが(笑)
霊的能力の高い御仁は死に瀕していた時にこんな事も出来るのか、そして何故現世に
留まり続けることになったのか、謎が一気に解けると、哀れな被害者に悲しみが
犯罪者に怒りが湧くような展開で、呪い殺せるものならって気持ちが嫌と言う程
理解出来るような内容でした。
そして、ここに来て、実は息子ラブだった警視総監の遼の父親がかなり出張って来ます。
もしかしたら、今回の事件が、遼と元妻と別れる原因になったのではと思わせる。
正義の為、事件の為にプライベートを捨て戦う力を得ようとしたのかもなどと思えます。
しかし、それとこれとは別みたいに息子と雪鷹の仲は断固反対しているのも親心。
スリル感もあり、ラブもある、そして怒りや苦しみあらゆる感情が1冊に詰まっている
読み応えのある逢魔刻捜査シリーズ、とても面白かったです。