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shishi no ousama
美女と野獣?
またまた異世界トリップものです。しかし理由が神様の手違いで死んでしまって。
おわびで召喚された世界では王様のクレインが魔女の呪いで頭だけ獅子にされてて。呪いを解くために救世主を召喚していたら世津が現れちゃって。
呪いを解くっていったら王子様のキスだな!とポロっと言ったら、あれよあれよと王様に抱かれてしまい…。
真実の愛で最終的には呪いは解けるのですが、解けなくてもずっとそばにいてやるよなーんて世津が言ったり。
2時間くらいで軽くファンタジーが読みたい時に良いお話ですね。
異世界でこれからどうしようとか、現世や家族を懐かしくて泣いてしまうのとか、みんなクレインがわかっててくれて男前ですね。
異世界トリップのお話は、長いほど内容があって面白いと思っているのであえて続刊まで一気に読んでからの感想にしてみました。
私がBLというものを知ったきっかけが、たまたま辿り着いた素人さんのネット小説で異世界トリップものでした。
そこからどっぷりハマったので、やっぱり異世界トリップ大好きです笑。
1巻では、いきなり受けさんの世津が死んだとこから始まるのですが、家族の為に自分の記憶を消してもらう判断を即座に出来た世津が、いい子過ぎて不憫で最初からうるうるしてしまいそうでした。
何も知らない世界に飛ばされてからも前向きに頑張り、やっぱり異世界でも周りの人ばかりを優先する姿が健気で‥そんな世津が大好きです。
絶対に幸せになって欲しかったので、相手のクレインがほぼ最初から世津を溺愛していたのには、何故か私が嬉しかったです笑。
邪魔者が入りますが、比較的穏やかに進んでいくストーリーだったのもあり、また設定や専門用語といったものもあまり複雑ではなかったので、本当にあっという間に読み終えました。
ファンタジー好きの方にはオススメしたい1冊です。
主人公が異世界に飛ばされるお話は、大好きです。おまけに、主人公の世津が健気で自分の好きなタイプで、お話も好きで、何度か読み返している作品です。
神様の手違いで、獅子の王様のいる国へ来てしまった世津。その国の王様は、魔女の呪いで獅子になったのでした。人間に戻るのは、お約束な(?)真実の愛が必要で…。
いきなり王様にエッチをされる世津。戸惑いながらも、自分にできることを一生懸命にしようとします。時々家族を思い出して悲しくなりますが、毎回クレインが支えてくれて、キュンとなりました。クレインの、世津への最初からぶれない愛情にも、萌えました。
お伽話のようなハッピーエンドも、お気に入りポイントです。
ざっくりな神様のおかげで本当は弟が死ぬ予定だったのを
間違われて受け様死んじゃいます(;´Д`)
神様のはからいで異世界で生かされることになったのですが
受け様はいい子でして、弟が死ななくてよかったとか
自分が死んで悲しんでいる家族がみていられなくて
自分の記憶を家族から消してくださいと最後のお願いをします…悲劇
異世界に飛ばされてからは攻め様に愛されながらも戸惑っています
これから異世界で生活しなくてはならないし
王様の魔法をとかないといけないし
異世界の世界観ですが、自分ではとても好みのものでした
設定の説明もうざったくなくすんなり頭にはいりました
面白かったです!
異世界トリップ物は正直苦手なんですが、「神様の手違いで受けが死んでしまって、元の世界には戻れない」という設定に惹かれて購入しました。
受けは自分が神様の手違いで死んでしまった事よりも、本来死んでしまうはずだった弟が助かった事にほっとする程の優しい人で
攻めは国民にも配下にも慕われる名君。配下の人も嫌な感じの人は一人もいません。
攻めに呪いを掛けた魔女もいますが、そのお世辞にも性格が良いとは言えない魔女でさえ何か憎めないほのぼのファンタジーでした。
(魔女以外)善人ばかりなので物足りない!と感じる人もいると思いますが、自分はそのほのぼのさがツボでした。
表紙では攻めは人間の顔・身体に獅子のしっぽと手(前足)ですが、それは表紙だけです。
物語内では獅子顔(たまに人間に戻る)に人間の体なので、エロシーンの挿絵が何かシュールです(笑)
途中で魔女が攻めに更にじわじわと進行する本物の獅子になる呪いを掛けるのですが、獣姦はありません。
受け・世津は好感の持てる性格でしたが一つ気になった事が…
神様によって異世界に飛ばされる前に神様にお願いした事について「あんた本当にそれでいいの?(泣)」と思ってしまいました…
攻め・クレインは強引な部分はありますがひたすら優しい素敵な攻めでした。
ページ数が少なく物足りない部分があったので(ページ数の少なさはルビー文庫全体に言えますが)評価は萌と萌×2で迷いましたが、ほのぼのっぷりがたまらなかったので萌×2です!
ほのぼの好きでファンタジーが苦手でなければお勧めです!
獅子の顔の攻というので、意気揚々購入に至りました。
ファンタジーも獅子ってのも、好きなのですが、
あまりに一直線な展開で、もう少しひねりがあっても
よいのでは?と思わされました。
世津は、神様の間違いで死んでしまい、そのお詫びにということで、
違う世界で生きることになりました。
その世界では、王が魔女の呪いで、顔が獅子になってしまており、
その呪いを解けるのは、異世界からきた世津しかいない!となるのした。
王、クレインとのキス、エチによって、呪いが解けるという展開で、
クレインが世津に恋をするようになり、伴侶に・・・というのは
好きなのですが、順風満帆すぎやしないか?と感じました。
クレインも人格者で、国民から慕われている様子。
獅子になる呪いについても、思ったより軽い扱い。
キーになるのは、世津の心の揺れだけでしょうか。
あえて、めでたしな物語を表現することで、
おとぎ話を読んだような感覚を表現したかったのかな?とも
思いました。
ファンタジー不思議ワールドストーリーですよ!
読んだ感じはお伽の国のメルヘンって雰囲気でしょうかね。
読みはじめはシリアスものになるのかしら?なんて読みはじめたら速攻お伽でした。
でも、受け様にとったら身を切る程悲しく切ない出来事で幕を開けるのですが、
とぼけた神様が登場したり、神様に異世界に飛ばされたと思ったら顔だけ獅子の王様に
いきなりキスされるは、即Hされるはで悲しんでる暇もない受け様なんです。
受け様は母親に頼まれた買い物途中で交通事故に遭い、既に亡くなってしまう。
でも目覚めた時には何故か高いところから平謝りしている人がいて、なんとそれが神様。
神様のミスで、ホントは死ぬ予定で無い受け様が死んでしまったと聞かされ唖然とするが、
その本来亡くなる予定が自分の弟だと知り、自分が死んで良かったと思っている
弟思いで家族思いの受け様、更に自分が死んだことで悲しむ母親を見て、神様に
自分の記憶を消して欲しいと頼む健気さんで、御涙ものですよ。
神様は自分のミスと、受け様の優しさに祝福を与えるのですが、それは呪いも災いも
災害も何もかも受け様を危うくするものは無いと言うことと、多言語を理解する能力を
神様にもらい、現世に二度と帰れない受け様は神様に新しい居場所を提供される。
それが獅子の顔をもつ王様の国で、王様の呪いを解くための催事で、受け様は神様から
攻め様の元へ使わされたことになるのですが、王様の獅子の呪いを解くには異世界から
来た受け様で無ければならないなんて神託を受けていたんですよね。
そして、受け様はおとぎ話的に、王子のキスや、心から愛されれば呪いは解けるかも
なんて美女と野獣を思い出して言ってみるのですが、その相手が受け様になるのです。
顔が獅子でも受け様初めから気にしていない、だって死んだと言われてからあまりにも
理解の範疇を越えている出来事の連続で、そのくらい平気状態なんです。
それでも、元の世界へは帰れない受け様は、飛ばされた国での今後を考え、
色々勉強するのですが、それは鬼気迫る感じで、それが攻め様の言葉で自分が不安だった
のだと気が付き、次第に攻め様の優しさや王としての素晴らしさに惹かれ、
王様を呪った魔女に襲撃されて、攻め様への思いを自覚する、そんなファンタジーです。