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智紀は、海が嫌いだった。
近づくと眩暈がするのだ。
けれど、眺めている分には、癒されたりもする。
そんな中、初対面で「自分のことを知っている筈だ」などと妙なことを言い出した新入生・雅也も一緒に海辺の合宿に行くことになってしまう。
海と雅也……それを目にした時に智紀は眩暈を起こし、意識を失う……そして、「司」のことを思い出す。
どことなく、ハーレクインとか、そっち系を思い出すような作品でした。
どっちかっていうと、昼ドラどろどろノリ……? でしょうか。
ただ違うことがあるとしたら、それらが全部、男、で行われてることくらい……です。
まぁ、BLなんで、当然でしょうが……。
なんていうか、過去の話がほとんどのページを埋めていて、なおかつ、過去はそんなに幸せな終わりをしてないので、何となく、悲恋……扱いのカテゴリにも入ってしまいそうな気もするので、それが苦手な方は注意してください。
過去が終わって、現在に戻ってきて、これから始まる……ってところで物語は終わってるので、ますますそんな感じが募るのかもしれません。
それにしても、時を繰り返して、結ばれる……っていうのは、素敵な話に見えて、ずっと縛られてる……って思ったら、ホラーじゃないかな?(ぁ)