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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズは設定が色々と好みなこともあり、また、挿画も毎回非常に美しく見ごたえのあるものであるため、本当に楽しませてもらっています。エンタテインメントの醍醐味を味わわせてくれる、お気に入りの作品です。物語として良く出来ていると思いますし、ここまでしっかり設定が組み立てられていると、虚構とは言えその世界に深みが出てきますよね、それがとても心地よいです。
前巻からの問題は未解決のまま、むしろそれ以上に危機的かつ神秘的な出来事が発生し、個人的には予想のはるか斜め上をいく怒涛の展開でした。
一応ネタバレありにはしましたが、何を書いても重大なネタバレになってしまい、それが並みのネタバレと少し違うような気もしますので、どこまでなら適切なのかなぁと悩みます。
相変わらず女王のルイへの異常な執着と追撃は続き、今回ルイは大きな決意をし、紲を一旦蒼真に託し、イタリアへと戻ります。物語は終息の兆しを見せず、むしろ、かえってややこしく複雑になってきた感じです。今回のラストも、どうしても疑いの晴れない目でしか読めません。意味深なまま次巻へ…という終わり方でしたので、お好みによっては次巻が出てから読んだ方がいいなという方もいらっしゃるかもしれません。私には、どうにも気がかりで紲が心配なような、そんな終わり方でした。これだけ深く愛し合っているのだから、彼らにはぜひとも幸せになって欲しいのですが…。
このお話は挿画もいつもとても楽しみなポイントですが、今回の口絵は核心そのものの場面で、ちょっとびっくりしましたよ。とても綺麗で、感動的ではありましたが^^*ルイが、こらえきれず、紲に見えないようにひそかに涙をにじませる場面の挿絵は目を奪われるほど綺麗で、でもひどく悲愴で、とても惹きつけられ、ルイの目からこぼれそうなひとしずくが切なくて仕方ありませんでした。
内容と絵柄の絶妙なマッチングは本当に見事で、丁寧に描かれた挿画はどれも心に残るものばかりです。次回も、ストーリーと共に、美しい挿絵も楽しみにしています。あの人やあの人、どういう風に描かれるのかな、絵に起こしたらどんな風なのかな、と、気になる新キャラがたくさん登場した第3巻でした。
SF要素を含むBLは面白い。
「竜を飼いならせ」シリーズのヒロイン、潤君の繁殖機能が生まれた経緯は、
異種の血液輸血により進化、胃で無精卵が出来て、精子を飲み込むことで有精卵になり、成長した卵は母体から剥離して産卵、そして孵化。
似た繁殖方法が、この巻にあります。
紲が、豹族・蒼真の輸血を受けて進化、胎内で子宮に似た組織が出来て、ルイの子供の卵が胎内に発生。卵だけど胎動がある。その卵は時期が来たら母体から剥離して母体の外に分離。そして孵化して馨が生まれる。
ルイの子・馨は血統でいうと純血統。蜂でいうなら女王バチのような存在。
今いる女王に替わる権限と条件を持つ能力を持つため、女王に見つかると抹消される心配がある。
なので、出生を偽って登録をされた。
オメガバースに乗らないで、新しいユニークな著者オリジナルを生み出した創意と努力に感心しました。
この方法を「竜を飼いならせ」にアレンジ応用したのは、ワンパターンマンネリと書く人も居たけど、そうじゃなくて著者の想い入れが深いからだと思う。
次巻で完結らしいので、続いて読んでみようと思ってます。
待ちに待っていた続編、逃亡を続ける二人の過酷な現状から始まる幕開け。
1作目で終わりなら消化不良を起こすようなじれったさがありますが、
やはりの続編シリーズ化に一層ワクワクしちゃう展開が待っていました。
女王から一生二人で逃げる事を決め、逃亡生活を続けていた二人なのですが、
執拗な女王からの追手と血みどろの戦闘を続けるルイの姿を見て、次第にこの逃亡が
二人で一緒にいたいと言うささやかな幸福が、誰かの犠牲の上に成っていると
精神的に追い詰められていく紲。
豹族の蒼真に似た、豹族の追手とルイが戦う姿を見て、その姿が蒼真とルイに重なり
慟哭のような叫びをあげてしまう。
逃げる事を辞めて一緒に死のうとまで思い詰めた紲を日本へ連れて逃げる事で
紲の精神の安定を図る。
そして日本でも女王の追手のが迫り、そこに蒼真が二人の前にやってくる。
しかしそれは、新たな問題を二人の前に投げかけることになる。
簡単には幸せになれない二人、再び結果的には引き離される事になるのです。
それも、最低でも20年は・・・確かな未来も見えない中で紲を守る為にルイが取った
行動が、紲を苦しめる事になっても、方法はこれしか無いと。
蒼真に紲を任せ、ルイは女王の元へいく事になる。
そして20年まで後1年となった時にルイが紲の元へ帰ってくる。
ええっ!ホントに本物のルイなの?なんて紲の驚きを一緒に体感しちゃう。
次回作がめちゃくちゃ楽しみで、早く早くと気持ちが高ぶるストーリー。
次はもっとデンジャラスな事になる予感もするのですが、本当に楽しみです。
ホーネットの女王の千里眼から逃れるように逃避行しているルイと紲。
前作で、紲が蒼真の輸血を受けたことで寿命が延び、しかも赤目だった紲が貴族悪魔しか持たない紫の瞳に左目が変わるオッドアイとなる変容を遂げたことで、彼等の運命も変わってきてしまったのですが、
今回はさらなる驚きが!!
これは新たなる運命を切り開く切り札となるのか?
しかし、ラストは・・・
ああー!まさに題名の如く読者が焦れ舞っておりますーーーーー!!!
女王の人形のように扱われるのを忌み嫌い、紲と逃避行して6ヶ月。
数々の追っ手を撃退しながら、訪れた京都でとうとう蒼真が女王の勅命を持って現れます。
女王の欲するのは、恋しい人とそっくりのその外見だけ。
ルイに一度戻り、20年だけ子供を作り自分とそっくりに成長した暁に紲とともに解放しようという条件でした。
蒼真が気がついたある変化により、ルイは覚悟を決めて女王の元へ戻ります。。。
ここから、ものすごく面白いので触れられません!!
まさかよもやの、あんな展開が♪
今回、いつもの香りの描写というより、彼等の命懸けのような必死な交わりの描写とか、情景描写に目を奪われます。
毎度のことながら、香りの描写もそうなのですが、その風景や背景、食べ物など連想させる描写がいつも見事です。
竹林に虎って、ベタだけどまさに♪ではありませんか、それに豹もなんですよ。
そんなもふもふ具合も堪能しながら、馨は一体どんな変身の姿になるのかしら(ちょっぴりネタばれ?)
しかし、しかし!ラストは絶対にアレですよ、絶対!!
このピンチ一体どうなるのか?もう目が離せない次回が待たれます。
半分人間ではない者の世界で、「下級」である紲と、「貴族」のルイの禁断の愛の物語。
この巻でつ、、ついに紲が伍懐妊~!!そしてルイの子供、馨を出産します。出産といっても、二キロにも満たない卵の状態で分裂したので、普通の出産ではなかったけど、分裂時の痛みが激しかったらしい。出産シーンが無かったのが残念★だけど、馨いい子に育ってますね~。このシリーズもうおわっちゃったのかな?犬飼先生の今後の作品も楽しみです♪
身分違いの禁断の恋。
それを貫くために女王から逃れ逃避行を続けているルイと紲。
そりゃ逃げ続けるのは無理だろうな、とは思っていました。
でもまさかこんな展開が待っているとは。
おめでとうございます!でいいのかな…?
めでたいことだとは思うけれど、これでまた心配のタネが増えたというか…過酷な運命をたどらせるんですねぇ、犬飼さん。と思わずつぶやき。
妊娠・出産ものは苦手分野に入るのですが、ここまでファンタジーなら気にはなりませんでした。
ルイのことにしても、本来わたしは一途派なもので、よそで子どもを作るなんて…!と憤りを感じるのかと思いきや、しょうがないのかな…と許せてしまいました。
これはもう犬飼ワールドにハマっているからなのかも。
最後、ようやくルイが迎えに来ます。
でも待って、本当にルイなの…?とすこーし疑問。
だってこのまますんなり終わらせる気がしないんです、犬飼さんは。
馨くんが素敵!蒼真押しだったんですが、馨もいいなぁ…。
さて、次は最終巻。ようやくこのお話にピリオドです。
一体どんな終わりが待っているのか…期待を込めて次巻へ!
シリーズ三作目。タイトル通り「焦れて」しまう展開のため、シリーズが出揃ってから読んでる私はいいですが、リアルタイムで読んでた人は待ち遠しくて仕方なかったでしょうね……と思うくらい、展開が気になるシリーズです。
敵が強大すぎて、どこに突破口があるのかが見えないまま前作は終わったのですが、今回微かな希望が見えたような、新たな悩みの種が増えたような……まだまだ気の抜けない展開です。
ますます壮大に運命に翻弄されそうです。長いときを超えて彼らの幸せを願いつつ、続きを手に取ります。(わくわく)