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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ2作目は、読み応えたっぷりの375Pの厚めの文庫です。
年末のサービスかと思える分厚さですが、完結にはまだまだ道のりがありそうでした。
1作目では信じていた兄とも慕っていた守備隊長ドノパンに騎士道の忠誠の誓いと
引き換えにするように半分騙されたような形で凌辱され、あまりの出来事にタガーで
ドノパンを刺し殺したと思い込み、行方不明の母の騎士だったエラム卿と従者を連れ、
城から逃げ出し、そして母上を探す旅にそのまま向かう事になるのです。
前作で死んだと思っていたドノパンは実は生きていて、若様にした仕打ちを後悔してる
野蛮でガサツなんだけど、若様を思う気持ちは本物みたいでしたね。
でもその若様は母に忠誠を誓った騎士であるエラム卿に傾いているんですよね。
ドノパンは、失恋決定だけれど、物凄い執着を抱いているから絶対ひかない感じです。
そしてエラム卿は、初めは若様の事を厄介な事に巻き込んだと思っているが、
母親にの美貌と相反するやんちゃブリや若様自身と共にいる事で若様に対する思いも
変化していくんですよね。
若様とエラム卿との関係が友好になればなるほど、ドノパンの焦燥は大きくなっていく。
エラム卿とドノパンとの火種が大きくなって、次回は母親の消息についても
大詰めを迎える展開のようです。