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manindensha de koi wo shite
明るくてエロい学園ものは苦手なはずなのに、面白かったです。
『極・〇』のシリーズも面白かったし、日向唯稀さん、侮りがたし。
ストーリーを説明すると、(少なくとも私みたいなタイプは)買いたくなくなっちゃうと思うw
満員電車で痴漢と間違って回し蹴りくらわした男に「痴漢させろ」と脅されて、エロエロな学園生活がはじまる。
明るい。とにかく明るい。馬鹿馬鹿しくて、エロい。そして面白い。
でも、強引攻めがなかなかいいやつで、気持ちが通じあったとはっきり分かるまではとずっとスマタで我慢してて、キューンとさせられました。
深みはまったくないんですが、さくっと読んで楽しむには最適の一冊だと思います。
望んでもいないのに、勝手に恋愛感情を押し付けられる、恋愛関係のトラブルで、転校を繰り返してきた宇佐美は、3度目の学校として、風里都学園へ通うことになった。
宇佐美はかわいらしい見た目に似合わず、空手道場の家に生まれ、相当な腕を持っていた。
しかし、その転校初日の通学途中、同じ制服を着た少年が痴漢をされている、と勘違いして、生徒会長の鷹見にまわし飛び蹴りをかましてしまった。
またも、転校寸前のトラブルを起こしたけれど、意外なことに鷹見は、「むやみに格闘技は使用しない」ということを条件に、許してくれようとした……が、売り言葉に買い言葉で、翌日、「お詫びのしるしに一回痴漢させる」という約束をしてしまうが!?
……というような話でした。
勝手に恋愛感情を持たれて、迷惑を被ってる受けが、そうじゃない相手が現れて、ぽーっとしちゃう話……ってやつなのかな?
なんだかちょっと違う様な気もしますが……。
個人的には、鷹見の懐の広さが素晴らしかったお話だと思います。
ちょっとまとまりかけた後の話の方が好き!
宇佐美がちゃんと、戸惑ってるのをわかってて、その上で、宇佐美がちゃんと答えを出すまで待ってる……。
すごい、いい感じの話だと思います。
でもちゃんと、宇佐美も腹をくくったらしっかり出来る子だから、ちゃんと自分の気持ちがわかったら、答えを出して!
かっこよくて、潔くて、いいカップルだと思います!
凄く久しぶりに読み返して思うのは、設定が昔だな〜と!
昔ならありだったんですけど、読み返してみると…正直あり得ない内容でした。
思うことは、何でもありなおバカさ加減が懐かしかったです(笑)
ヤクザといった裏社会もののお話しが多い日向先生にしたら、少し毛色が違うかな?
王道学園モノで、勘違い&なかなかあり得ない楽しいシチュから始まる恋と…いつもと違ったお話を読んでみたい方は、試してみてもいいかもしれません。
テンポよく進んでいくので読みやすいとは思います。
ただ、受様が14歳とショタものになるので苦手な方はご注意を!
高等部生徒会長の鷹見 × 中等部の宇佐美のイチャイチャおバカカプ&
高等部の綾 × 中等部の茜の変態おバカカプが登場します。
ある理由から3度目の転校初日に、
満員電車の中で痴漢にあっている少年を見てしまい、助け出そうとした宇佐美。
痴漢していた男の腕をつかみ、大声で叫び、違うと言い張る男に回し蹴をくらわせてしまいます。
ところが、本当に痴漢は宇佐美の勘違いだったらしく⁉︎
勘違いの相手が、転校先の先輩•鷹見だったことから、転校初日で退学かと不安に思っていたら、
許すかわりに、電車で鷹見に痴漢される条件を突きつけられる羽目に⁉︎
元気がよすぎることが問題な、可愛い宇佐美と、強面だけれど、優しくてかっこいい鷹見先輩!
中高一貫男子高とシチュ的には美味しいものの!
いくら了解済みでも、恋人同士でも、遊び感覚で満員電車で痴漢行為に及ぶのは、おばちゃんの立場からは何とも(笑)
歳のせいか、若かりし頃とは違って、現実味の部分も多少考えて読むようになってしまったので、
美味しいのは十分わかるんですけど…萌シチュなのもわかるんですけど…おばちゃん目線では微妙でした。
すみません多少壊れ気味かも(笑)
もうひとカプも可愛らしい茜と、人が良さそうに見えて、実は⁉︎な綾先輩!
このカプは変態過ぎです!
主役カプ以上にあり得ない!
だって、宇佐美が鷹見先輩に回し蹴りしてしまった元凶はこの2人だから…この事実を知った宇佐美が可哀想になりました。
そのせいで、自分も痴漢役をするハメになるんですから⁉︎
ま〜楽しんでるからどっちもどっちなんですけどね…。
どのキャラも第一印象とのギャップがあります。
その中でもダントツは、1番変わり者でお騒がせな人、綾先輩!
余り関わりあいたくない、好かれたら厄介な人物でした。
好みは分かれそうな作品です。
何も考えずに、妄想おバカお騒がせカプを楽しみたい方には、面白いのかもしれません。
そして、まさかの続編が存在したりもします!