桃すもも
mitsugetus kazoku
ウサギは茶色の毛並みを持つ世の中で、白くて赤い目をしたウサギのユキ(受)は、白いがゆえに貴族に献上され、飼い主が行方不明になると草原に捨てられた。
そして、茶色の野ウサギの仲間に入れなかったユキは草原で孤独に生きてきた。
そんな時に、人間に狩られようとしている白い狼の子のハクを助けてしまう。
「お母さんでしょう?ずっと探していたんだ」とハクに懐かれたユキは、なんとか誤魔化して逃げるが、ハクのお父さん狼であるギン(攻)に見つかって、ウサギと狼の偽装家族生活が始まる。
全体的にやさしい話だと思いました…ハクが可愛い。
イラストのハクも可愛いけれど、読んでいても可愛いです(^O^)。
立派に成長していく過程もちゃんと書かれていて良かったです。
ギンは、エロいです。
「擬人化」なので、ユキとギンがHしているときは、最初は、ウサギと狼の姿が浮かんできて…う~んと違和感があったけれど、読み返したらなんとか…受入れました(^・^)。
イラストが可愛いので、その絵を頭において読むと良いかな。
ハクは成長して、そして旅立ちと…話は進んでいきます。最後はホロリとさせられます。
ウサギと狼ってどちらが長生きなのかな…
電子書籍です。3チケで315円なので頁数も少ないですが、擬人化にこだわらなければお買い得かな。