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上巻よりもラブ度は上がったものの、今度は主人公のウジウジ具合に
読んでて疲れちゃいました。
自分勝手で、すぐキレちゃって、八つ当たりもする。
なんか久しぶりに救いようのないイタい主人公だったかも...
ワガママなお子ちゃまに振りまわされた潤哉さんと元一は
最大の被害者ですね。
さて、上巻でメインとなっていた桜田・岡野・三田の三角関係は結局、
桜田→岡野、岡野→三田という片想いだけの図式のようで...
そこに顔をつっこみ過ぎた炯は桜田に「他人を責められる立場か」と
指摘され、改めて自分のズルさに気付かされることに...
元一を好きだけど、潤哉さんも失いたくないと。
今回も城戸がなかなかイイ味出してました。
この人メインのお話の方がよっぽど興味あるんだけどなぁ~
ドSっぷりが冴えわたるけど、結局は元一には甘いんです♪
あと、赤坂も意外に友達想いのやつで、ちょっと株上がったかな?
逆に株下がりまくったのは炯。
『ロマンスの震源地』①(タイトル表記はないけどこうなるかな)
の方ではとにかく純粋で健気でかわいいキャラだったはずが、
この上・下巻のせいでとんでもなくワガママでマイナス思考の
ウザい男になり下がっちゃいました。
色々ネタふりがあったわりに未解決や中途半端なまま
終わってしまった気がします。
やっぱり炯・元一・潤哉の関係に絞ってページ数つぎこんだ方が
良かったと思うんですよね~
一応ハッピーエンドになりましたが、前作からの進展は微妙なとこで...
何冊続けようが、この3人の関係は堂々巡りでしょうね。
『キスして欲しい、と思ってたらキスされた。』
↑のラストで炯が元一にキスしたシーンの元一目線のお話。
これが本編の長くつらい道のりのご褒美だったんですね。
いや、元一に対してじゃなく読者に対してのご褒美ですよ!
キスだけなのにめちゃキュンキュンきた~!!
でもって、いいタイミングで登場した潤哉さんが
恐らく嫉妬してとった行動がかわゆいww
単純おバカなワンコの元一と、やっぱりドSな潤哉さんは
結構いいコンビかも★
『ONE DAY』
既刊の『もっとずっとそばにいて』の番外編のようで、
そちらを読んでからの方がもっと楽しめたかも...
これ単品でも良かったんですが、最後に書かれている
「義行の真実の顔」ってとこが気になって気になって...
本編ではチュー止まりですが、こちらはちょっぴりエロモード♪
登場人物3人ともに影があり、魅力的なキャラで、
本編よりも断然おもしろかったですww
ただ、10年前に出版された本だから入手するのに苦労しそう...