ネズミとオオカミの友情問題

ネズミとオオカミの友情問題
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
秋月こお 

作家さんの新作発表
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イラスト
麻々原絵里依 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
ティーンズルビー文庫
発売日
価格
¥438(税抜)  
ISBN
9784044346294

あらすじ

親友同士の博紀と稔だったが、お互いに重大な秘密を抱えていた。
稔は警視庁指名手配の『怪盗六十九号』を父に持ちそっちを本業としていること。
博紀の方は…、稔に恋するあまり正体不明の謎の男として彼を強姦(!)してしまったこと。
ある日、稔は父親に難攻不落の警備システムを誇る美術館から、展示中の日記帳を盗んでこいといわれ、博紀に相談を持ちかけるが…。
悩める青少年の性春を描いたミステリーラブ。

表題作ネズミとオオカミの友情問題

高校生、ミステリーオタク
高校生、プロの泥棒

レビュー投稿数1

シリーズ二作目

高校生な怪盗が活躍するシリーズの二作目です。
受けくんが高校生泥棒なのだ。攻めは同級生で、彼の本職を知ってるんだけど、知らないふりをしている。で、影から助けてあげている。
攻めは受けに片想いしてて、受けはその気持ちを知りつつも、現状維持を望んでいる。
ラブ度は低いです。エロ度も低い。最後の最後にキスが一回あるけど、それだけ。シリーズの最初に豪快な覆面レイプによって関係を持った二人とは思えないほどにプラトニックw
けどこの二人の力関係は好きだなーと思いました。
友情と恋の境目でゆらゆら揺れてる受けくんがカワイイ。わがままに振る舞ったり甘えたりするのも、この受けなら微笑ましい。
対する攻めですが、受けにもましてカワイイです。高校生らしからぬ風格も、一途な部分にも、かなり萌えました。

ストーリーの大半は、泥棒ネタです。とある物品を盗み出す計画をして実行するまでのお話。この泥棒ネタが微妙なんですよね。それが残念でした。ミステリー好きなもんで、詰めの甘さが気になるっていうか。ティーンズルビー文庫なら、これが限界かなぁと思いつつ読みました。ラブ描写がもっとあったらミステリー的な部分での甘さもそんなに気にならなかったのになと思いました。

あと、本家のルパンシリーズやホームズシリーズを読みたくなりましたw
大好きなんだよね。どっちのシリーズも、キャラが秀逸なんだ。

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