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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
予約して物凄く楽しみに待っていた一冊!
まだまだ続きそうな雰囲気でした。今回で終わらないで
くれて嬉しいです。ここから先は二人の愛の逃避行?
攻めと再会できる日を待てなくて会いに行く主人公。
軽井沢からイタリアのお城に移って、甘々のような
トゲトゲのような大変な目に。攻めに言いつけちゃえよと
思わずにはいられないです…
でも結論として「もう逃げない!」って姿勢が良かった。
前作では逃げ腰だったので成長を感じました。
ラブラブで色っぽいエッチシーンとか、親友の豹との
ほんわか友情シーンにほっこりしていたら、痛そうな
(相手が)血みどろシーンが来たり、攻め同士の喧嘩が
あり、女王様も登場と、盛り沢山な一冊でした。
前作よりも普通に恋愛していて、好き合ってる前提での
擦れ違いにジレジレ萌えました!
主人公の体が今後どう変化するのかも楽しみです。ファン
タジーだし、まだ何かありそうで期待感が高まりますv
逃げていたルイととうとう和解(?)して、寿命の問題をクリアするために、ルイのヴァンピールとなることを決意した紲は、その日までになんとしても衰えてしまう嗅覚の為にルイの香りを再現しようと無理をしていました。
しかし、そんなストレスから倒れてしまった紲を心配して表面上の番である豹の蒼真は、紲を連れてルイの居城であるスーラへ、そしてホーネット協会の本部である女王のいる北イタリアへ行くことになります。
しかし、そこに待ち受けていたのは、ルイの子供たちである使役悪魔の憎悪に満ちた目と待遇。
紲への愛を貫くためにもう子孫を作ることをやめてしまっていたからです。
紲との甘いひと時も、頂点である女王の命令があればいつままでも側に使えなければならないというルイの苦痛の服従もあるものの、
二人はヴァンピールになって番になるその日の為に耐えることで、固い未来の約束を果たしていよいよ一緒に暮らすのかと思われたのですが・・・
今回も、香りたつ文章が際立ちます。
風景と情景に添えられる香りの解説。脳裏にその香りが漂ってきます。
ヘタれ(w)なルイもそれなりに理由があり、彼なりに、
そして紲も彼なりに歩み寄って、いよいよ!というときにまさか彼の子供たちである使役悪魔が謀反を起こすなんて!
しかし、それは新たな展開と問題を投下していったのです!!
この二人一筋縄では一緒にさせてもらえないの(涙)
女王の存在というのも大きいのかもしれませんが、なにせ血族というか血の問題が、それに関する決まりごとが多すぎる。
それを守るからこその組織をなしているのだとは思うので、紲とルイはそこからすると異端なのでしょう。
しかし、紲に起きた変化は何か重大なものを予感させます。
しばしば、出てくる衝撃の禁じ手があってもおかしくなさそうな~
さて、二人の逃避行は成功するのか?
次の巻が大変に待たれるのです。
蒼真が今回もナイスすぎて、本当にノーマルなのがもったいないです(涙)
シリーズ二作目、吸血鬼×淫魔のお話です。
前作、ようやくお互いの意志の疎通ができ円満で終わったハズ。
けれどそのまま二人を幸せにはしませんでした、犬飼先生が。笑
ルイがイタリアに帰国してから三週間。
次に会う約束をしたのは三ヶ月後、狂おしいほど想いを募らせる紲に、蒼真は会いに行けばいいとアッサリ。
蒼真、全体を通していい仕事しますね~。好き!
一週間という期限で会いに行くことを決めた紲は、蒼真とイタリアへ向かいます。
そこで紲を待ち受けていたのは、ルイの匂い立つ薔薇の香りと抱擁ではなく、自分に冷たい視線と態度を浴びせる、ルイの使役悪魔だった。
主(あるじ)に繁殖行動を促すことが使命である使役悪魔は、繁殖行動を行わなくなった原因である紲を忌むべき対象としか見ていない。
けれどそんなことにへこたれていてはいけないと奮闘するも、女王の存在に心痛める紲。
ルイはルイで紲に余計なことで煩わせたくないと本心を隠し、優しく気丈に、そして余裕を持とうと接する(要はヘタレってことw)が、紲にとってはその余裕さが、まるで飽きられたように感じ自信を持てなくなってしまう。
ザ・すれ違い。オイシイねー。
それでも想う気持ちはいつか爆発するもの。
自分の醜い感情を洗いざらいぶちまけた紲、そして本音を語ったルイ。
それによって気持ちは決まり、ルイの番としてルイのそばにいる、と紲は日本からイタリアに移り住むことに。
やっとさー二人のさー想いが重なってさ~。
ハッピーエンド♡にしてくれてもいいのに、犬飼さんのイケズ!笑
いざイタリアに向かおうとする紲の前に、迎えにきたという使役悪魔。
ルイに無断でやってきた使役悪魔は、紲を抹殺しようと企んでいた。
絶体絶命のピンチ、もうこんな地獄絵図を見ていたくない、目の前の光景に苦しむ紲に現れた異変。
──左の瞳が、赤から紫…貴族悪魔を示す色に変化する。
そして、威令までも───。
苦難な道を歩むことを決めた二人。
それでも笑って、スタートラインを超えた。
あーーー。胸が苦しい。
落ち着いてから、次へ行こうと思います。
シリーズ2作め。
相変わらずの端正な文章の耽美ワールド。匂い立つような文章表現が美しく素敵でした。
1作めから完全に続いた話で、主人公はある決意をしながらも愛する人(吸血鬼ですが)と離れて暮らしています。そんな状況から感情はすれ違い、今回は痴話喧嘩とも言えないレベルに話が拡がり、前作ではほぼ主張の無かった吸血鬼の眷属たちが意思を持って動いたり、話にしか出なかった女王が登場したりします。
そう簡単には幸せにしてもらえないふたり……。
色々な運命が襲いかかる恋人たちが、茨の道を選択するところまでがこの巻の流れ。やはりそのまま次に進まないと、気になって仕方ないでしょうね。
リアルタイムの読者さまは待ち遠しかったでしょうね。
貴族吸血鬼と下級淫魔との切なくてでも情熱的なストーリーの楽しみにしていた続編。
結果からすれば、個人的には納得のいかない結末だった、つまらない訳では
決してないのですが、個人的には思う所があったなと思える内容だったと思います。
前作で、立場や色々な事を一人で考えたあげく、意地を張り通して長く吸血鬼の
攻め様と離れていた受け様が、やっと攻め様への思いを素直に認め、番になる事を
承知して、でも攻め様と同じだけの寿命を得る為に、攻め様の使役悪魔になる事を
決めたが、能力が無くなると攻め様の発する自分を求める愛情のバロメーターでもある
薔薇に似た体臭を嗅ぎ分ける事が出来なくなるのが怖くて、自分の寿命が尽きる前に
攻め様の匂いを忠実に再現する香水を生み出し、その香りと共に攻め様の番になるべく
早く傍に行くために日々調香にいそしむ受け様なのですが思い通りの匂いが出来ず焦燥。
更に受け様に、片目を差すような鋭い痛みが起こる現象が現れ始める。
それがストレスや疲れからくるものと思い、現在の番で友人でもある蒼真の勧めで
自分の管理区域から出れない攻め様に変わり、自分から逢いに行く事を進められて
蒼真に付き添われて攻め様の元へ出向くのですが、そこではまるでシンデレラか?って
思える以上の悪質な排除的意地悪をされる事になります。
それは攻め様の眷属で、攻め様が繁殖行為をしなくなった原因が受け様にあるとして
排除するべく、本能に基づいての行動なんです。
前作では寿命の事が気になっていたのですが、今回はそれ以上に展開で、
受け様の寿命が100年延びる事になりますが、それは自分達が考えていたものとは
全然違う展開で、これで本当に幸せになれるのか、結局は受け様は一人亡くなり
攻め様が後を追う形に遠い未来になるのだろうかと疑問符を感じるラスト。
人間なら気にならないけど、ファンタジーな設定故にもっとラブ甘が欲しかったです。
それでも、続編は続くようで、主役は豹の蒼真さんになるのかも知れませんが
ケモミミだらけも萌えなので楽しみです。
まぁ、今回もファンタジーになり過ぎない、適度な結末だから良いのかも知れませんね。
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