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wakaresaseya no junjou
可もなく不可も無く、何となく誤解しあってしまった過去の恋人たちが再会し
よりを戻す過程が描かれている作品です。
タイトルになっている別れさせ屋も設定も内容もかなりあっさり目でしたね。
6年前に大企業の御曹司と恋をして、でも相手に結婚話が持ち上がり、
ただ感情のままに別れる結果になってしまった二人、まぁ、受け様は単に逃げただけで
攻め様は仕事で2か月留守にする事になっていて、帰ったら話し合う予定が、
戻れば受け様は既に会社も辞め住まいも転居して、連絡が出来ない状態での別れだった。
受け様は元々はノンケで攻め様に迫られて、恋に落ちた感じなのですが、
結婚話よりも大企業の御家騒動に巻き込まれるのが怖いなんて思いもあって逃げたみたいで
それに攻め様婚約や結婚なんて噂が受け様を苦しめる、攻め様が好きだが逃げてしまう。
そして6年後、受け様は何でも屋で仕事をしていて、偶然依頼されたのが、
ゲイカップルを別れさせると言うもので、普段は事務をしている受け様が人で不足と
依頼者に頼まれて、急きょ別れさせ屋になる。
しかし、ターゲットの恋人と思われる相手が、別れた元彼で・・・・
結果的には相愛で、この二人は単なる会話不足だったのではないかなんてオチですね。
それに別れさせ屋の仕事もあっさり解決しているし、内容に深みは無いですが
6年経っても、今でも互いに好きって言う感じのラブストーリーでした。
主役二人が地味めな雰囲気で、なんだか華が無かったですね(笑)
この作品がスピンオフなら納得出来るのにと思った作品です。
石原さんの作品は結構好きで読んでいます。
今回も再会もので丁寧に書いてあって、良かったのですが、
どうもイラストが好きになれなくて・・・。
イラストが合わないなと思うときは
イラストを見ないようにして、あまり作用されないようにしていたのですが、
今回は表紙がステキだったので、その落差が。
雰囲気のあるイラストなので、作品にも合っているとは思うのですが
個人的には好きにはなれませんでした。
便利屋で働く渉は、別れさせ屋としての仕事を引き受けたところ、
過去の恋人の義弥と再会する。
誤解のあった辛い分かれではあったのですが、
何とか取り戻そうとする義弥と、過去の思いからそれを拒む渉。
この2人の悩める姿が丁寧に書かれており、読みやすかったです。
1冊ぜんぶ表題作です。渉(受け)の視点で進んで行きます。
同じ会社で知り合い、別れて6年後にそれぞれ別の会社勤めで再会するという、社会人カップルの話です。
渉は、清志郎が義弥と不倫していると怒るのですが、その誤解は早い段階で解けてしまうので、別れさせ屋として騙している葛藤より、清志郎の気持ちを受け入れるかの方が印象に残りました。
清志郎と渉、それぞれが互いを好きで、忘れられずにいたことに好感を抱きました。渉が逃げたのも卑怯というより、臆病だったからと納得できました。
ただ、清志郎には結婚歴があります。事情はあるのですが、渉に内緒で見合いをし、最初から抱けない前提で結婚する清志郎に嫌な気分になる方もいるかもしれません。
それにしても、別れ屋の対象である義弥と、所長の日比野がなかなか癖のある人物で、彼らの恋愛模様をスピンオフで読みたくなりました!義弥は恋人の日塚とどう出会ったのか。日比野が調べた華道家で合っているのかも気になりました。カラーイラストがエロ場面でなく、4人並んだイラストなのですが、4人の表情が作品内容を端的に表していて面白かったです。
受けに優しく、気長に待つ攻めがお好きな方にお勧めだと思います。
別れさせ屋設定は、何本か読んだ記憶がある。
相手に本気になってしまうか、ターゲットが元恋人だったり、もしくは他に恋人がいてのどちらかだったと思う。
このお話は、息子が男と付き合っているらしいので別れさせて欲しいという依頼をしてきた母親の、息子の恋人と思われる男が、昔の別れた彼氏だったというもの。
依頼に対しては守秘義務があるので、何の為に彼らに近寄ったか明かすことができない。
昔別れた理由にこだわりがある。
そんなシガラミに、思いを残していても、相手がまだ自分を思っていてくれていても、かなりの執着を見せる攻めの姿がありながら、別れた罪悪感を持ってしまったことで素直に飛び込むことができない受けの姿がもどかしくもある。
そんな中、いい働きを見せるのが受けの所属する会社の社長である日比野の存在。
いいかげんそうな雰囲気を出しながら、キチっと受けのフォローをして、悩みを聞いてあげたり、最後は背中を押してあげている。
なんだよー!!!
主人公たちより、この日比野が魅力的すぎて、脇役なのに、いいところかっさらっていってしまいましたよ(大汗、、)
きっと、読んだ人はほとんどそう思うんじゃないかな?
今回攻めになる清四郎はゲイで、受けの渉が以前勤めていた会社の先輩。
その仕事ぶりに尊敬と憧れを抱いていたところ、告白されて恋人になった。
しかし、清四郎は大企業を経営する家の長男であり、彼が国際部に移動になり2ヶ月の長期出張に出るタイミングで、婚約の話を聞いてしまい、
清四郎の家と未来を考えた渉は別れを切り出し、姿を消す。
そして6年後の再会となったわけです。
別れるときに待ってくれと言った清四郎を待てなかった渉だから後ろめたさがある。
そして、清四郎が結婚していたことも知っている。
もっと清四郎が、きちんと色々な話を渉にして
渉も自分の心をさらけ出せば、ひょっとしたらなんとかなったかもしれないが、過去の事である。
そして、今回再会したら、もう過去のこだわった障害はなくなっている。
だからまだ好きならば、素直に飛び込めなくもないが、仕事の事と、自分が清四郎を待ってあげられなかった後ろめたさで、前向きになれないという具合。
渉が結構おとなしい感じの人なので、起伏の激しさはなく、
全編をとおして、結構優しい雰囲気が漂っている。
萌えるか?と聞かれると・・・
日比野が気に入ってしまったので~複雑だなw
普通、と言っておこう。
イラストはね、すごくよかったですよ。
草食系って感じで、それに日比野さんがカッコヨク描かれているwww