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hameteyaru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最高に面白いシリーズ1作目。
設定としてはヤクザ/極道ものなので受け付けない方もおられると思いますが、私にとってはヤクザものとか警察ものとかってホント面白い。
まず、何と言っても主役の辰巳の存在感が強烈。
辰巳は頭が良くて、組のためになにかコトを起こす時に何もドンパチやら殺しやらには頼らない。
情報を集めて何が相手の弱点なのかを冷静に見極める。そして準備をして的確に相手を追い詰める…
辰巳という男は今で言う「宗教二世」。
親の愛は知らず。しかし、自らの中に湧き上がる愛には忠実な。
何も信じていないような顔をして、本心では一緒に死ねるほどの相手を探していた。
それが、犯罪被害者として壮絶に傷ついた龍也という少年。
龍也に「龍青」という名前を与えて自分の舎弟にする辰巳。そして夜は龍青に自分を貪らせる辰巳。
そう。辰巳はBL界屈指の「男喰い受け」です。
辰巳と龍青の一蓮托生の愛は物凄いの一言。
シリーズ読みをお勧めします。
任侠ヤクザものBL面白かったです!シリーズもののようですが、とても濃い内容で一冊で満足しました。
内容はかなり際どく、ギリギリ感がありましたが、最後は雨降って地が固まる感じで、読了感が不思議と爽やかでした。だいぶ前の作品ですが、今読んでも古臭くなく、読み物部分とBL部分のバランスも良かったです。どちらかというとBLより、男色、衆道寄りのテイストで、自分はハマりました。こういう激しさは、最近の小説では見かけられないので、読む価値があるなーと思いました。
何よりインテリヤクザ風の主人公の鋭二の漢ぶりがカッコいいし、しかも受けwな所がツボにハマりました。運命の相手への龍への特別な想いとか、仁義の師弟関係がベースでありながら、なかなか乙女チックな部分もあったりで、そのギャップが可愛かったです。 脇カプ(?)にも力が入れられていましたので、BL比重も高めで、読み物としてもしっかりしていました。脇カプの二人の恋路の行く末も気になるなー。。
挿絵の石原理先生も硬派な漫画を描かれる方で、しいら先生の描く世界観に驚く程、マッチングしていました。こういう熱量のある作品に出会いたい…!と思うと、どうしても過去作品になってしまいますね〜。クセになりそう。
フェアで安かったので電子書籍で購入。
シリーズまとめての感想です。
すごい面白かった。
すっかり、この作品のファンになりました。
この作家さんの作品は『匣男』、『ドッグファイト』、『顔のない男』を読んだことがあったのですが、本作品は随分と趣が違いますね。
もっと、じっとりねっとりとした話と思ってました。
まさか、こんな痛快ものとは!
強い受け、大好きです。
どうしても受けって、攻めに守ってもらうような役回りになるじゃないですか?
それが不満だったのですよ。
それじゃあ、男である意味ないじゃん的な。
そんな設定もそれはそれでありだったりするのですが、ヤクザものでは、どこまでも強い受けを望みます!
しかも、賢くて容赦がない。
(でも、仁義と人情はある!)
というわけで、本作品は賢くて強い受けが活躍します。
そこが、良かった!!
理想の受け!
もうね、みんなに強烈に薦めたい!
ホントにオススメです。
いやー、面白かったです。
参った。参りましたね。こういうのが読みたかったって思い知らされた感じです。
一番は文章の硬質さ、事細かに書くのでは無く、一つに注視する(例えば花)ことで情景をイメージし易くさせる描写や、敢えて書き切らず、こちらに想像させるような書き方には、憧憬の意を表さずにはいられません。
そして、映画を見るような第3者視点。
敢えて詳しく説明を入れない事で、キャラクターの真意を隠し、ストーリーの行方を惑わせる。勿論、惑うのはキャラクターも一緒。
最後の最後まで、彼らは自分の中にある相手の行動をそれぞれに想像しつつ動くので、物語はラストまでハラハラでした。
前々から読みたいと思っていた作品だったんですが、やはり古い作品なだけに、なかなか手が出せずにいました。が、この度、キャンペーンセールにて購入、手に取らせて頂き、やっぱりシリーズ化してる作品ってのは凄いって事を実感しましたね。
BL小説家なんて括りにしては勿体ないくらい面白い。
作者様、きっと普通に小説書いても面白いんじゃないかな、と思います。
程よい緊張と、スリリング。甘い誘惑と鋭い嫉妬。奔放でありながら、一途。
どっぷり893の世界に浸かれる物語を、満喫させて頂きました!
ちょっと狂ってる愛情が堪らない。
あー美味しかったv
答姐で教えて頂いた作品です。
剛しいらさんの本は気になってはいたものの、なんと言っても発行冊数が多く、何を読んだら良いかわからなかったんです。
この作品のような雰囲気が剛さんの作品ならば、けっこうハード目ですね。
カルチャーショックでした(笑
でも昔はこういう感じ多かったかなー。
多分わたしが現在の作品群に慣れてしまったから、ひょえーとドキドキしちゃうのかもしれません。
受けは美貌と頭脳でのし上がった、広域暴力団傾正会若頭の辰巳。
そして攻めの安藤は、辰巳のためなら命も投げ出せる舎弟。
これはシリーズ一冊目なのですが、今回は辰巳がシノギ確保(正確には違うかもしれませんが)のために市長の息子を拉致し男に犯させ(きゃー)撮影する(ぎゃー)というもの。
ざっくり書きましたが…
どしぇー、マジすか!という内容です。
いわゆる最近の、『丸ヤの主人公だけど実は良い人』みたいな展開でなく、あくまでリアルだわあ(実際は知らないんですけどね)と読者に思わせる作品なのです。
まだまだ辰巳の過去だとかはあまり書かれていませんし、続刊を読まないとわからない点も多々あるんだと思います。
そして安藤がねー、今流行りの大型ワンコというより、躾けられたヒグマのような?(苦笑
こわこわ、怖いんですけどー!
サブキャラとして登場する元ホストで竿師として訓練されるコージがなかなかに能天気キャラで、一服の清涼剤的な位置づけでした。
良い意味でポジティブなんですよね。
このコージは、都知事の息子を犯す役どころを借金の形としてやらされるのですが、彼には暗ーい雰囲気は皆無でして。
わたしは好きでしたねー。
とにかくヘタレなわたしは終始ひゃーひゃーと驚きながら読んだのですが、ご都合主義でないハード系(といってもえっちはそこまででないのでご安心を)に飢えている方にはお勧めですねー。
ちなみに文庫版のこちらは書き下ろしが収録ですので、新たに読まれる方はこちらを購入された方が良いと思います。
2000年発行ノベルの文庫化再販作品で、シリーズ第1弾です。
好き嫌いはありかもなんて思うけど、個人的には大好きです。
ヤクザものが好きで、意外に外道なことも平気でやる主役の受け様なんですが、
受け様なのに、男前でヤクザだよぉ~って思えるお方ですが、年下攻め様にたまに見せる
素の顔が意外に甘えてみえて、ギャップ萌えもしちゃう。
それにガタイの大きなワンコ攻め様がまた良いのです。意外に下半身が節操無しで
受け様が好きなんて言葉では済まされない攻め様の嫉妬する姿も萌えです。
二人の出会いや、かなりヘビーな背景があるけれど、受け様の男気がテンポ良くて
シリアスになり過ぎないところは、さすが剛しいら先生の作品です。
書下ろしは、二人が出会うに至った、受け様視点で描かれた内容で、受け様の異質な
性格が垣間見えるし、まだまだ、子供だと思える攻め様の姿も新鮮に感じる内容です。
これがmシリーズが進むごとにどうなるのか、初読みの方はもちろん、既読の方も
読み直してみるのもいいのではと思える作品です。