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oujisama to koisihitara
この作品はレビューもあらすじも読まないで読まれた方が面白いのではないでしょうか?
パターンの決まっている水上先生ですが、パターンは決まっていても面白かったり、面白くなかったりするのが不思議。
こちらの作品は個人的には面白かったです。
途中せつなくて胸が~
受様がハーフって設定が何だか新しい気がしました。攻様がハーフとかはみかけますけど
案外受様がハーフって・・・しかも瞳が青い!黒髪で瞳がブルーって実際いたら綺麗ですよね~
あわよくば義兄弟ものか!?っていう設定ですが本当の弟かもしれない相手に攻様は。
「ダメになってもいい。ダメになって、一日でも私から離れなくなるんだ。」
「そうだな。毎日一緒にいて、仕事にも行かずにずっと抱きしめて、お前をうんと甘やかすんだ。
離れていた分の日までね。・・・それも悪くないな、真面目な話。」
って、真面目な話なんですか~wwwちょっと笑いました。
ほんとに真面目な顔して言ってそうで。
もう、いっそ義兄弟ものでお願いします!って感じです。
最終的には攻様の嫁にされた受様です。
攻様の婚約者らしい人が出てきましたがその方は一体どうなったんだ?
それがちょっと気になりました。
数学者になるのが夢だった受様も攻様の伴侶として一緒に会社を盛り立てて行きそうです。
先にレビューをされている方と同様に、私もこの作者さんにしては珍しく、禁断の兄弟愛もの!?水上作品に新たな展開!?とワクドキしたけど「あ、やっぱり水上さんの作品だった」でした。
甘ラブハッピーエンド保障いたします。
母を亡くし天涯孤独の受が出会った王子様のような外国人。
彼は実は、父に命じられ腹違いの弟を探しに来日した兄だった。
出会った当初はそうとは知らず、最後までではないが肌を重ねてしまう。のちに(まだ確定ではないが)兄弟と判明し、この関係は禁忌だと・・・
恋人としてではなく、兄弟として振る舞う方を選ぶがお互いに相手を思う気持ちが、兄弟愛というには、想いが強すぎて。
特に攻の方は、今まで苦労してきた弟を可愛がり守りたいと思う部分に、圧し殺さなくてはいけない欲望もちょっぴり絡んでいて、苦しい。
受も、こんな素敵な人が兄だなんて嬉しい、と思うが出会いでの一夜以降やっぱり兄弟として振る舞うものの、端々に恋情が滲んでしまって。
他の作家さんだと攻か受かが耐えかねて、気持ちよりも体の欲望を我慢できない!と満たす方向へ走りそうなのだけどそれもなく、表面上は穏やかに兄弟を演じる。
このあたりがちょっと切なくて苦しいところです。
いけないと思えば思うほど、気持ちって募りますしね。
結局は実は攻の父親の勘違いにより、本当の兄弟ではないと判明し晴れて両想いに。
あと、一応『悪い人』が出てきますが本当に、ほんとーにチョィ役なのでそんなに気にならない。むしろいなくても良かったんじゃと思える程度の小物でした。
あとがきを読んで、水上ルイさんが今年でデビュー15周年だと知りました。
もうそんなにも経つのですね!水上さんの作品はデビュー当初1冊目から殆ど落とすことなく読み続けています。
ここ数年いやもっと前からでしょうか?設定、ストーリー展開共に独特な王道パターンがあって一見するとワンパターンにも感じるのですが、何故でしょうね。
読み続けてしまいます。
根っからの甘い話好きだからでしょうか?
それともう一つ、凄く嫌な気分になる展開が無い。攻と受の間にあまり悪意が割り込んでこないからかな?
甘さに浸り、攻と受の麗しい関係にうっとり浸る。時に物足りなさも感じるのだけど、読み続けているのはこの作家さんが好きだから、なのかなぁと思いました。
この作家さんにしては珍しい兄弟禁忌もの、かと思ったら・・・やっぱり勘違いの
えせ兄弟ものでした(笑)
母子家庭で育ち、父親がだれか分からない受け様は、大学で数学者になる夢を持って
大学に通っていたが、母の突然の死で、大学を辞めてカフェでバイトしている時に
お客で来た外国人の攻め様が誰かに追われていると知り、自宅に匿う。
そして雨に濡れた二人が一緒にシャワーを浴びて、何故か出会って直ぐなのに互いに惹かれ
最後まではしなかったものの身体の関係を持ってしまう。
そして翌日に、実は父親に弟を探し出して欲しいと頼まれ日本に来たことを知る。
更に、攻め様も知らなかったが、その弟が受け様だったと知り・・・
互いに惹かれあった二人だが、兄弟だと分かり、一夜の事は互いに忘れ、受け様は
攻め様と共に父親が待つ国へと向かう。
仕事で1週間不在の父親が、受け様との親子関係の証明結果が出るまでの間に
攻め様と二人で父が戻るのを待つのですが、もう、兄弟だと思っているのに
ブラコンなんて言葉が恥ずかしくなる程メロメロ状態。
お互いに一目ぼれだったから、仲良し兄弟をしていても、それ以上の気持ちが膨れ上がる
でも、それは叶わぬ願いだと・・・
女性関係のだらしない攻め様の父親の早とちりでの兄弟騒ぎなのですが、
結局は養子縁組しちゃうくらいのハッピー展開でした。
それに受け様の実の父親も分かり、全てが幸せ展開の甘いお話です。
王道ラブストーリー、まさに!
水上ルイ先生の受け攻め両視点交互に書かれています。
スピンオフから読んでしまい兄弟かどうかは知っていてもハラハラドキドキしました。
いや〜、王道で両視点とはいえ上手い!
腹違いの兄弟かもしれない二人が、先にそうとは知らずに出会い一目惚れし熱い夜を過ごして…。
そしてわかる兄弟かもしれない問題。
弟裕也は兄や父ができて一瞬喜ぶもフェランのことを熱い夜を思い出し切なくなってしまう。
フェランは弟にそれはそれは甘やかし大切にしてくれる。裕也の葛藤が長いです。
兄弟も辛い、もし兄弟ではなかったらもう一緒にはいられない。どちらも辛い。
上手いですね!そして後半のフェラン視点でやっとフェランの思いもわかり…。
お約束?受けが拐われ貞操の危機も!
最後には嬉しいサプライズが。
良いお話でした。
イクときは鮎のように(笑)