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峰倉かずやさんが挿絵をしているので、本の表紙が八戒×悟空っぽいです。
攻めの性格は大分違いますが、元気ヤンチャ受けな受けの方は殆どそのまんまみたいです。
BLの挿絵をされているってあまり聞かないので、その点で珍しい本だと思います。
夢も見なくなったヤサグレ大人が、純真なお子様の情熱にしてやられちゃいます。
受けが怪盗見習いなので、若干不道徳描写有です。
私立探偵・板倉司朗(27)クセモノヘタレ攻め×探偵バイト兼怪盗見習い・隼太(高2)元気ヤンチャワンコ受け
髪はボサボサで、煙草の灰は平気で落とすし、掃除もしないしで、事務所内はすぐに汚くなる。
昭和の義賊と呼ばれた祖父に隼太は憧れていて、跡を継ぐべく日々努力を続けていた。
一人前にならないと祖父の墓の在処がわからないので、その証として四条の家にあるビーナスの雫を狙っている。
板倉が四条の友人なので情報を得る為に潜入したのだが、板倉の事を知るにつれて段々と惹かれていって。
大人がどんな複雑なことを考えていても、お子様の真っ直ぐな気持ちには敵わない。
翻弄してちょっとしたお遊びをして楽しむつもりだったのに、隼太の本気に逆に振りまわされてしまう。
四条との知恵バトルに正々堂々と挑み、負けても何度も何度も挑戦を続ける隼太の姿が熱いです。
一人前になると決めてから早く大人になろうと意気込み過ぎる隼太に、子供でもいいんだとありのまま認めてくれた板倉。
だらしなさの裏にある本当の板倉を理解して、見かけに騙されずに好きになります。
意外にヘタレで後ろ向きな攻めを、前向きな明るさで引っ張っていく受けのパワフルさに惹かれました。
エロ:★2 未遂、素股
総合:★4 攻めの二面性や受けのポジティブさ、バランスがよかったので最後まで楽しめました。