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kimi uta soshite koufuku
主人公秋は親に捨てられ施設育ちで苦労して医者になります。
勤め先の病院で知り合い、初めて恋人同士になった田之上は、秋の夢
一緒に僻地医療に身をささげようと
望む言葉をくれるけど
付き合っていくうちに。秋のことをぞんざいに扱います。
隠していたけれど、妻子持ち。おまけに金の無心もして
挙句の果てに、秋に会いに行く途中で事故死。
葬儀で妻に手ひどくなじられ、逃げるように病院に退職届をだしてアパートを引き払い
離島の診療所に雇って下さいと直談判に行きますが
時期が悪いので3カ月後に採用と言われ戻ってきて
途方にくれているところで純也に声を掛けられます。
恋人と同じ煙草の銘柄をすっている、香りにふらふらとよろめき
とどめは恋人と同じ場所の、泣きぼくろに陥落。
誘って、激しいHシーン
「おとなしそうなのに淫乱ちゃん」
って純也に言われてしまいます。
この展開が私のツボにはまりました。
秋は孤児なので、当然孤独。小さな幸福と居場所を求めていた
純也は金持ちのボンボンだけれど、親が仕事で忙しくて幼少期かまってもらえず孤独だった。
この二人の孤独の魂がよりそいあったっていう展開でした。
号泣感動ものまではいかないけれど、好きな話でした。
愛していた恋人、田之上を事故で失い、落ち込んでいる秋ですが、田之上には家庭があり、秋とは本気の関係ではなかったことが分かります。田之上と秋は同じ病院で働いていたことから、秋は病院を辞職せざるを得なくなります。
途方に暮れていたとき、彼の愛用していたガラムの煙草がふと隣から匂ってきたら、やっぱり靡いてしまうのですね(笑)
ガラムのにおいのする青年、純也から同居を進められ、秋と純也之同居生活が始まるのですが、ひとりにしては立派なマンション、服だって買い与えられる生活など、純也の謎めいた生活がとっても気になりました。
純也の両親への反骨心、そこからの医大休学など、純也も同じく悩んでいる人だと分かりますが、彼の頑なな心をほぐしてくれたのは秋だったのです。恋人、仕事、家、全てを失った秋と、わだかまりのためから、投げやりな人生を送るようになってしまった純也ですが、最後には傷ついた人同士が救われる物語が大好きです。
秋は本当に真面目で物静かな印象が強いのですが、体の時はとても積極的なのはきっとギャップ萌えなのですね。
恋人を、突然の交通事故で亡くしただけでもショックなのに、
実は恋人は結婚していて、妻と娘がいた・・・
そして、仕事も住む所も無くして、茫然としていた秋に、
気まぐれで純也が声を掛けた事で、2人は出会います。
愛した人と同じ煙草の匂いと、右眼下の泣き黒子。
決して似ているわけではないのに、
秋はふたつの符合に純也と田之上の面影を重ねてしまう。
傷ついた心を癒すため、現実逃避だと分かっていながらも
秋は純也と身体を重ね続けます。
哀しみや淋しさを、純也と過ごす事で紛らわそうとしていることに気が咎めながら、
春に離島の診療所に赴任するまでのことと、
後ろめたい感情を腹の底に押し込めて、無理やり自分を納得させて過ごす秋。
孤児の秋と、大病院院長の二男の純也。
まるで正反対な2人なのに、どちらも愛情に飢えて育ってきた。
惹かれあったのは自然の成り行きだったんでしょうね。
秋はいつの間にか田之上の面影ではなく、純也自身に愛情を感じるようになります。
しかし、純也の秋に対する純粋な気持ちを、
田之上に受けた傷を癒すために利用していた自分には受け入れる資格は無いと
秋は純也のもとを去ろうとする。
確かに、秋は最初は純也に田之上の面影を重ねていましたが、
純也を知るにつれて、純也自身に愛情を感じるようになったのだから、
もっと早くに素直になっても良かったのでは?
出会いのきっかけなんて様々だし、
結局、真剣に好きになったんだから、結果オーライで(笑)
後半、ただのお子様我儘坊主だと思ってた純也が、意外と男前になったのがよかった。
秋が交通事故にあった後に、結局秋が純也を騙していた云々の話には一切触れず、
秋の全てを受け止めようとしていた姿が、いじらしかったです。
ところで、もっと甘甘で終わるのかと思ったら、
最後はそれぞれが自分の場所でやるべき事を全うしているのが、すごく良かった!
両想いになって最後は一緒に暮らします、って話の方が多いので、
時々しか会えないけど心は通じ合っている恋人同士・・・って、新鮮でいいです。
生まれ育った環境も、ひそかに抱え続ける悩みも違う。
しかし、誰かに認めて欲しい、居場所が欲しいと渇望し、喘ぎ苦しむ姿がシンクロした。
大病院の息子で、金銭的には恵まれ過ぎるも愛に飢え、反発心から医大を休学中の攻め。
捨て子で施設育ち、ようやく手にした幸せだったはずの恋人は不慮の事故で死に、
しかもその葬儀で妻子がいたことが判明、職も住まいもなくした受け。
寒空の下佇むそんな受けに、攻めが声をかけ、同居が始まり…
最後は互いに成長し、探し求めた安住の地を二人で手に入れる。
純也(攻め)の居る場所こそが、秋(受け)の「Strawberry Fields」…
メデタシ、メデタシというお話。
ですが、え〜、私は好みではありませんでした。
確かに受け様はお気の毒。
でも、あーたズルいじゃんっ!と言いたい気分になってしまいましたし、
攻め様、あーたもお子ちゃま過ぎ!甘ったれてるんじゃないっ!と叱りつけたい気分に。
事故後の経緯も、えー、そんな〜と個人的には思う。
こんないい父ちゃんだったら、もっとさっさとなんとかなってたんじゃね?
離島の診療所も、そんなんしてよかったん?
全治までかかるならしゃーないけど、治ったらとっととどっかの島に行くんと違う?
よりによって、あーたそこの病院で働く?
島の診療所で窓全開で、そんなこと致していいんかい?などなど。
ま、その辺は好みの問題ということでしょう。
ケーキの場面は、お子ちゃま純也が可哀想でホロッとしちゃいましたが、
ま、☆は「中立」で。
シリアスが代名詞みたいな作家さんだと思っているのですが、やっぱり今作でも
その系統をひた走るのですねと思いながら読ませて頂きました。
結果からすると・・・萌えどころも感動も個人的には希薄でした。。。すみません。
受け様の背負った背景はかなり胸に来るものがあるのですが、攻め様の子供のような
って言うより、まんま子供の我儘&傍若無人で寂しがり屋と言う性格がかなり痛い。
まぁ、これはホントに個人的な趣味でも感想なので作品自体の冷静な感想には程遠い。
受け様は施設の前に捨てられた両親の手掛かりが一切ない捨て子で、その施設で秋に
拾われたから秋と言う名と、ありふれた佐藤と言う性を付けてもらって生きてきた。
更に不幸なのが施設でも本当の意味で親が何処の誰かも解らない受け様は差別の対象で
あまりにも孤独で可哀想な生い立ちでした。
その生活の中で職員までも冷たい仕打ちを、そして受け様は誰からも見咎められないよう
いつも下を向いて、影のように生きる事になる。
そんな受け様が唯一希望を抱いたのが新しく職員になった人で、その人に教えてもらった
ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」その曲が受け様の細やかな
希望、どこかにあるかも知れない受け様のストロベリーフィールド、いつの間にか
受け様の幸せの代名詞のような楽園を意味する事になるんです。
受け様は奨学金で内科医になり、そこで運命の出会いを、一回り近く年の離れた同性で
受け様は一目で恋におちる。そして幸運にも相手から告白され恋人に。
しかし、その幸せは最悪の結果で儚く消え去ってしまう。
恋人の突然の事故死、そしてその後に知った裏切り。攻め様は既婚者で子供がいた。
更に葬儀会場でその妻に人殺しと罵倒され、職場も住まいも全て失う。
失意のどん底で出会ったのが年下で、亡くなった恋人と同じ煙草を吸う攻め様。
そして誘われるまま強引気味に攻め様に連れられ行った先が、
ゲイバーのストロベリーフィールドと言う店。
何やら運命的な感じがするのですが、受け様は流されるように攻め様と所に居候。
もちろん、寂しさもあって亡き恋人と同じ匂いを持つ攻め様に抱かれてしまう。
でもこの攻め様がかなり子供じみてるんです、家族が全て医者で、病院の御曹司で
自分も医大に行っていたが、父親の裏口入学みたいな言葉を聞いてしまってから
大学を辞め、(親の勝手な計らいで休学)ゲイバーでバイト、でもそれは暇つぶし。
親の名義の高級マンションに住み、親のカードを使って何不自由無い暮らし。
金儲け主義の医者のお金を使って何が悪いみたいなお子ちゃま発言&ひねくれ者です。
自分を愛してくれるただ一人を求めている、小さな幸せを願う受け様と甘ったれで
寂しがり屋で愛されたい攻め様との不器用な恋なのですが、全体的にネガティブで
後半でやっと夢に向かって一歩を踏み出すようなお話でした。
最後まで、攻め様のガキ臭さが抜けていないところは年下攻め様としては王道かと
思うけれど、個人的にはこの受け様にはもっとしっかり守ってくれる人がいて欲しいなんて思ってしまいました。
今回は年下攻めです。
主人公たちそれぞれに抱えるものがあり、互の存在がそれを埋め、そして高みへと引き上げる。
そこまでの経緯にはずるさであったり、傲慢であったり、思惑もあったりするものの、エンドへ向けての盛り上がりは、結構入り込めるお話で、ひょっとしたら今までの四ノ宮作品の中で一番自分的に好きかもしれないです。
愛する人を失った人が、初めて愛して愛される悦びを得る、
本当の愛が欲しかった人が、初めて本当の愛を得る、
求る形と方法は違えど、愛を求る人たちのお話でした。
秋は恋人(本当は妻子のある人だった)が亡くなり、仕事も住むところもなくし、途方にくれているところ偶然であったゲイバーでバイトしている純也と出会う。
彼の右目の泣き黒子、吸っているタバコの銘柄、それが亡き人とダブり、慣れない酒を飲んだ勢いで、彼に元彼の面影を重ねて抱かれ、そして、彼の申し出を受け入れてそのまま居候することにする。
純也は実は病院長の息子で、その敷かれたレールに反発し、そしてその親の権力や財力に群がる偽りの関係にうんざりし、親への反抗から大学をやめ家出、そのくせ親から与えられたマンションで、親から与えられた金で生活している、ちょっと反抗の仕方が子供っぽい人です。
何もしない彼の代わりに家事をすることで家においてもらうことにした秋。
しかし、その生活の中で次第に秋は純也に癒しを与えられ、純也は秋に癒しを与えられ、
純也は秋に自分の抱えているシコリを吐き出したことで、それを受け入れてくれた秋に「好きだ」と告白し、二人の関係は甘いものへと変化していったのですが、
その矢先、純也の兄が訪れて、秋の過去を暴露します。
秋もまた、金や権力に群がるその他と同じだったのかと、激しくののしる純也。
彼の元を出ていくことにした秋ですが・・・
それぞれのキャラクターがわかりやすかったと思います。
秋は施設出で馬鹿にされて育ち、しかもゲイで、せめて人並みに、馬鹿にされないために医者になった人ですが、愛が欲しかった人なんです。
なので元恋人にうまく本当は乗せられていただけ。
かといって、純粋で健気ってわけでもないのですよね。
純也の元に居候を決めたのも、行くあてがなく、僻地医療へ従事するまでに間があいていて困っていたから。
元恋人と重なる部分もあったのが大きな要因ですが、それもあってそれを利用してはいたのですよ。
純也は、全く子供っぽいです。
見た目は大人だけど、わがままで自分勝手で、親に反発する理由も方法も、
だだをこねてる子供みたいでした。
だけど、それは心底に本当の愛情が欲しかったということなんですね。
秋が先に愛してるとか行っていたわけではないので、秋から愛情をもらったので、というわけではないのですが、兄が訪れたときに癇癪を起こした純也に呆れもせず、傍に居てくれるという、そこで秋に対する信頼と愛情が芽生えるきっかけになったのだと思うのです。
そうなったら純也の心は乾いたスポンジですから、ぐんぐんと水を吸うように気持ちが大きくなっていくのだと思われました。
また秋も同じです。
今まで受身でいた(と思われる)ものが、そして、自分ばかりが不幸だと思っていたものが、誰にもそんな苦しみや逆説不幸もあったりするのだと、ある種の優越感を感じた部分もあるのではないでしょうか?
傲慢な態度の裏にある、純粋な愛を求る純也の気持ちにほだされた、
そう考えてもいいのかも?と思えるのでした。
そしてラストはそれぞれが一緒にいるために、べったりではなくて、仕事を通して一緒にいる道を選択するのが、何か清々しくてよかったのでした。
その分、えっちが濃かったのですがwww
おまけは、君たち、相当たまってるんだね♪特に秋wwwという、思わず笑いがこみ上げるエッチでありました♪