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隣人さんとの年の差ラブ?
katakoi sugar
ヤクザの跡取りの受け様とその組の兄弟組の幹部との任務から恋になる話。
ピンクや可愛いものが大好きで可愛い童顔の極道の一人息子が受け様なのですが
極道なんて微塵も感じない内容でしたね。
極道好きには物足りないことこの上なしの内容です。
無理に極道にしたんでは?なんて無粋なことまで考えてしまいました。
相手役の攻め様も・・・極道の幹部クラスなのにヤクザの匂いがしないのです。
ホントに設定だけのような作品でした。
大学に合格したら家を出て、普通の暮らしをしてみたい受け様。
そしてその願いは叶い、卒業したら帰る約束で念願の一人暮らしをする事になる。
でも、受け様が心配な組長は兄弟組の幹部に受け様の面倒&連れ戻しを依頼する。
そして攻め様は渋々ながらも上には逆らえず受け様の面倒を見る事に・・・
ただし、受け様にヤクザだと気が付かれないように隣人として仲良くなる。
いままで大勢の組員に可愛がって面倒を見てもらっていた受け様は初日から
色々面倒をかけてしまうようなお子ちゃまなのですが、天真爛漫なやんちゃで
憎めない、攻め様も始めの目的など忘れがちで受け様のペースに巻き込まれる。
初めての一人暮らしも攻め様がいることで順調に暮らしていけるようになるのですが
攻め様の方は、任務の事と、受け様との間で罪悪感を感じるようになる。
この流れからいくと、折角仲良くなって信頼関係が出来ていつの間にか
友人以上の思いを互いに抱くようになった矢先に受け様に任務がバレて、ショックを
受け様が受けて、擦れ違い・・・でも再び心が通い合う。
受け様も組を継ぐのが嫌なのではなくて、その前に普通の暮らしをしてみたかった。
そして卒業後は攻め様を右腕にして実家の後を継いでいく。
そんな風な流れになるストーリーだと思いますが、相対的に温いです。
これが企業の跡継ぎなら違和感もないかもなんて感じるのですがヤクザの組長は
いかがなものでしょうねぇ~って読んだ感想です。
でも内容的には面白いと思いますので、ハードなヤクザものが苦手な方にはおススメ。
この作者の草川かおりさん、一昨年のデビュー作品から読ませていただいていますが、最初が遊郭でしっとり切なさ満載の重めの作風で描かれて、それからちょっと痛い切ないもを含めながら段々ライトな作品が見られてきたのですが、今度のビープリ作品は、そのレーベルにぴったりな(?)とってもライトで可愛くて、思わず、えっ!?この作家さん?って思うくらいカラーが違っていてびっくりしました。
実にいろんな引き出しをもった作家さんだな~とつくづく感心いたしましたよ。
ヤクザの組長の息子・光明はヤクザのしがらみのない大学生活を一人暮らしで送りたいと東京に出てきます。
大事な息子ですから組長は気が気でなく、系列の組の息子で幹部である面の割れていない慶一郎に、息子の見張りと、将来の後継への説得をしてもらいたいと、光明の隣の部屋へ送り出します。
そんなことはつゆと知らない光明は、色々と困ったところを助けてくれる慶一郎に懐き、そしてだんだんと好きになっていくのでした。
また慶一郎も、そんな光明が可愛くてキスしたいと思ったり、と好意を抱くのですが。。
と、ストーリーは至ってシンプルで滅茶ありふれてます。
特徴的なのが主人公・光明の性格というかキャラクターでしょうね。
いかついヤクザの世界で育っただけに、かわいいモノに憧れて好きである。
自分がかわいい外見であることを知っている。
色々なピンクのグッズに洋服、フリルやレースのインテリア、実家では遠慮していた趣味を全開にした部屋。
だけど、その描写は冒頭だけで、この部屋はあまり活躍しません(汗)
ほとんど慶一郎の部屋の場面ですwww
意気揚々と普通の楽しい生活がエンジョイできるかと思ったら、最初に学内で友達になった男子がヤることばっかり考えてるチャラ男で、ついつい自分を押さえ込んでしまうために違和感を感じて悩んでしまう。
困った事があれば丁寧に教えてくれて、アドバイスをくれる、頼れる慶一郎といるほうが居心地がいい。
組ではかわいいボンとして舎弟たちに滅茶苦茶愛されて兄貴風を更かして生活してきた光明だけに、やはり一人暮らしはそんな独り立ちのための試練も与えています。
光明が猫を拾うのですが、イラストが子だぬきみたいでかわいい♪
またそれも、慶一郎を訪れるいい口実になったりして。
「ヤクザ」という素地の元の話にしては、とてものんびりと人情的でほのぼのしたお話ですし、恋愛についてもさほど深く考えずに、これって恋愛って読んでいいのかな?こんなに簡単でいいのかな?とも思わなくもないですが、話の進行自体が恋愛前提ですから、それを気にしちゃうと身も蓋もないです(汗、、)
ひとりの青年の成長物語として読めば、それはしっくりきます。
しかし、啖呵を切ったりやんちゃなモノ言いが地なのかな?慶一郎といるときはただの甘えん坊の喋り方しかしてないんですが、これが地なのかな?
一体どちらでしょうかw
男気あふれる、まっすぐで優しいイイ子なんでしょうね(しかも甘え上手w)
この作品のポイントは、
受の光明が、ピンク好きのかわいいもの好きであるけれど、
組長の息子である様がちゃんとあるところだと思います。
ついついこういったパターンだと、あほっこ受が多いように思うのですが、
ちゃんとしてます(笑)
組長の息子としてそだってきた光明は、
地元では、敬遠されてしまうため、友達もできない。
なので、大学は地元から離れた(東京)場所で、一人暮らしを始めます。
その光明に対し、組長から頼まれて、慶一郎は、
組からのとばれないように
光明が組を継ぎたくなるように導くという仕事を
光明の隣に住みまかされます。
そうして2人のお隣同士暮らしが始まるのですが、
なかなかマンションのお隣同士って、仲良くなるもんじゃないと思うんです。
でも、光明の性格から、どんどん2人は近づいていきます。
何よりも、光明が男前!啖呵を切れる、かわいいもの好き☆
また、光明の慶一郎のベランダへの侵入事件?面白かった。。。
是非読んで確かめてください。