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horeruna kiken
生真面目でクールなオーラを出してる受け様とワンコみたいに受け様に
何度もちょっかいをかけてるようなやんちゃな攻め様とのライバルで恋人に
なるまでの意地っ張りな恋のお話でした。
二人はキュレーターで、共同企画展をする事になり、急速に物理的距離が近くなる。
でも受け様は初対面から攻め様を苦手としていて、話しかけられるだけで
イライラしてしまう程なんです。
受け様は几帳面で地道なタイプなのですが攻め様は社交的で明るく押しの強いタイプ
古風な日本人と陽気なアメリカ人並に違いすぎる二人で、でも攻め様はいつも受け様に
ちょっかいをかけて怒らせて楽しんでる感じがして受け様は気が休まらない。
キュレーターとして互いに一歩も引かないライバルとして付き合いながらも
受け様は極力攻め様に関わらないようにしているのですが、ある日突然キスされて・・・
受け様はその日から更に攻め様に対して苦手意識が強くなって仕舞には攻め様が
傍に来るだけで動悸が止まらないし苦しくなってしまう事に気が付き攻め様に対する
アレルギー症状が出たと本気で思っているような天然さんでもあります。
もう、その時点で攻め様を好きな事は読んでればわかるけど、主人公は素で解らない。
攻め様に口説かれている事にも気が付かない、31才とは思えない程奥手さんで
攻め様が遠くへ行ってしまうとなった時でさえ素直になれない受け様なんです。
攻め様は押して押して押しまくっているのですが受け様は攻め様を好きなことを
頑なに認めないし、認めても相手には告げない強情ぷりです。
そして攻め様がNYに行ってしまってから、攻め様の存在の大きさに気づき泣き崩れる。
う~んホントに面倒な受け様でしたね。
攻め様も良かれと思った事が裏目に出てしまうお気の毒さんでもあり、
社交的なわりに受け様に対しては子供みたいな対応をしちゃうくらいベタ惚れなんです。
全体的には甘い作品だと思いますが、ラストは仕事でも切磋琢磨しあえる関係になる
そんなラブストーリーでした。
王道物ですね、はい。よくあるストーリーで御座います。
真星(受)は人と深く付き合う事が苦手。
研究者肌の完璧主義者、そしてお約束の痩身・色白・切れ長の目、高嶺の花のクールビューティー。
鴾田(攻)は、自由奔放・強引・ワイルド・分厚い胸板も逞しい色男。
そして舞台はアート系…(あれ?デジャブ)
序盤から嫌な予感したんですが、先入観は禁物!と最後まで一気読みしました。
美術館でキュレーターとして働く二人。
真星は、何かにつけて自分に絡んでくる鴾田が苦手で、いつも冷たくあしらっていた。
だが二人が働く美術館で、各々が企画した展覧会を同時開催する事になり、嫌でも接する時間が増えてしまう。
休日に訪れた別件の展覧会で、偶然にも鴾田と出会い、意外に気が合う事がわかり、一緒にいた時間が楽しかった事から、彼に対する見方が変わっていきます。
そんなある日、鴇田に突然キスをされてしまい、それ以来過剰に反応してしまう自身に戸惑う真星。
しかし31才・妖精さんなだけあって、この受け様は本当に鈍い!!
胸の動悸や息切れが、何故起こるのかが分からない。
鴇田はソレは恋だと言い、認めようとしない真星を 確かめる手段だと言いながら抱いてしまう。
思いの外感じてしまった真星ですが、そんな自分に益々混乱した結果、意地でも恋心を認めません。
最後は鴇田がNYにいくことになり、もう会えない辛さを自覚して初めて素直な行動にでるのですが…。
お話自体は王道物を外しておりませんが、前後の脈絡が無い、こ難しい文章がちょくちょく入り、無理に抽象的な表現を入れずに、もう少しアッサリまとめた方が読み易かったように思います。