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vhouhatsu no atui yoru
堅物エリートっていうのは、たまりませんね。
堅物×ビッチ?といったパターン、
好きでついつい読んでしまいます。
親友(女)の恋のため、親友の過保護な兄、是永を
足止めすることになった海里。
この過保護な兄というのは、堅物エリートで、
妹は学歴のあり良家の男と結婚することが幸せと思い込んでいます。
なので、駆け落ちなんて許せず、連れ戻そうとしまう。
それに対し、ゲイであることに悩みを持ちつつも、
自分を認めてくれた親友のために、親友の兄を足止めしようと
誘惑をしようと奮闘します。
是永も海里も、自分の生き方に疑問を感じていることが、
面白く感じたポイントでしょうか。
是永が自分なりに、海里を理解し、
受け入れたいと考えていく様が面白かった。
そんな是永に驚きつつも、好きになって、グルグルしちゃう海里も
かわいかった!!
攻め様のギャップと、意地っ張りなくせに健気な受け様に萌×2キュン★
親友達の駆け落ちの片棒を担ぎ、時間稼ぎの為だけにカラダで引き止めた。それだけの関係だったのにいつの間にか…と話の展開としては王道で目新しいものは見当たりません。しかし、王道が故に惹きつけられる部分もたくさんあると思いますし、安心して読めるんですよね。凝ったものよりも有り触れたものの中から萌えを見付るのが好きな私にはピッタリな一冊でした。
カタブツで元々ゲイではない攻め様が素面でいきなり受け様と肉体関係を結び、受け様に興味を示し出す理由がちょぴり弱いかなと思われましたが、その後の二人の歩み寄りや受け様の心情の変化をじっくりと堪能できたので最後まで楽しく読むことができました♪
ツンツンしていてもHのときだけは、やたらと可愛らしくなってしまう受け様も魅力的ですが、本作での最大の魅力はやはり攻め様のギャップなんでしょうね。何とも素晴らしいムッツリで( ´艸`)
レーベル的に濃い描写は無いだろうなと思ってたのですが意外にも濃くてちょっと驚きました。
受け様の実況プレイがすごくて読んでる方が恥ずかしくなってきちゃいますw
「先っぽのとこ、ちゅうちゅうしないで」とか「硬いのが俺のあそこに刺さってる」とか。
こういったビッチを匂わす受け様が大好きなので私は萌えましたよッ(*´Д`*)
最後は、これからもずっと一緒にいられるように二人で頑張ろうといった感じです。
どこまでも一途で誠実な攻め様、本来は素直で健気な受け様、そんな二人だからこそ力を合わせて幸せを築き上げていってほしいなと思いました。
ということで続編を希望したいと思います。
冷静沈着で、クールな堅物の攻め様と軽薄態度で相手を挑発しちゃうけど
ホントは恋に臆病で過去の出来事に捕らわれてる受け様との熱い恋の話。
受け様は専門学校時代の友人からSOSを出され、その友人の兄を足止めする為に
身体を張った行動で、恋人の元へ行った友人の恋が叶う為に誘惑するのです。
友人の兄の攻め様は家出をした妹を探す為に、行き先を知っているからと言う
受け様の言葉にしぶしぶ従いながら二人でドライブするのです。
それは受け様が攻め様を足止めする為の行動なのですが、初対面での印象は最悪で
受け様は妹の幸せを考えていないのではないかと思ってしまう程傲慢な雰囲気の
攻め様を挑発し、無理やり身体の関係にもつれ込ませるのです。
いくら友人の為とはいえ、受け様はかなり過激な行動に出るのですが何故か攻め様は
そんな受け様に興味を持つようになるのです。
受け様は捻くれた考えで同性との初めての経験が珍しくてそう思っていると決めつけ
最後まで意地悪く辛辣な物言いになるのです。
しかし攻め様はそれを怒る事も無く、更に妹の事も考えると柔軟な対応に変化。
そして別れる時に攻め様から連絡をすると・・・
受け様はなんでこんな事になったのかと感じながらも攻め様に誘われ再会するが
攻め様からプライベートを踏み込まれた為に、またしても軽薄に身体の関係を迫る。
そして攻め様のもっと互いに知り合いたいと言う言葉を受け入れられなくて
逢う時はセックスするだけと言う約束で逢瀬を続けることになるのです。
攻め様の複雑な背景が、受け様の放った言葉で何か攻め様の琴線に触れたような
感じで、攻め様は受け様の事をもっと知りたいと思い始め、受け様が何かを
我慢してる事が知りたくて、そして守り頼られたいと思うようになっているのです。
受け様視点で描かれるお話なのですが、堅物でクールで冷静に何事にも動じず
判断して行動するような攻め様が受け様に見せる激しさは受け様も驚愕の変化です。
大人しい人は怒ると怖いなんて言葉が浮かんでくるようでした。
そして、攻め様はかなりの嫉妬深い人でもありましたね。
受け様は過去の恋人に恐怖を与えられる程の仕打ちを受けていた事で恋に臆病
攻め様への思いを自覚した時にはかなりネガティブになっていて、
健気な行動を起こすのですが、攻め様の思いはそれをはるかに上回る激情でしたね。
互いに重い愛情を注ぎ合うカップルになるのではなんて感じる作品でした。