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toomawari na koi dakedo
響さんはそこがスゴイと感心します。決して嫌味ではない、ホントに!響さん結構好きなんですよ。
それにしても、やっぱりこういう可愛い作品の方が合ってる作家さんだな~とつくづく思いました。
実は読む前は、あらすじから千聡(受)が一方的に宣充(攻)のことが好きで好きで押して行って、でもそれを(生まれた時から見て来てそういう対象じゃないとか年の差が大きすぎるとか理由はまあともかく)宣充が軽くいなして~な感じだと思ってたんですよね。
ただ、確かに読み終わってみれば両片想いで『王道・ありがち』には違いないんですが、それが終盤に差し掛かるまでなかなかハッキリとはわからなかったんですよ。
そういう意味では意外性のあるストーリーだと言える、かも?
とにかく終盤までの宣充がなんとも捉えどころのないキャラクターなんですが、それがマイナスにはなりませんでした。
こういう場合、攻に魅力を感じられないことが(私は)非常に多いんですが。
トータルではよかったです。面白かった。
まあベタな王道には違いないんですが、↑レビュータイトル通りそれでも楽しませてくれましたから。
ただひとつきわめて個人的に残念なのは、表題作が受一人称だったことです。私はものすごく苦手なんですよ、これが。←続編は三人称・攻視点。
あと、なんとなくH描写がちょっといつもの(blackは除く)響さんと違うような気がしました。響さんのこのテのは久し振りに読むから気のせいかなあ。結構濃かったような・・・。
表題作・特に終盤以前と、2年半後を描いた続編『カラ回りの恋だけど』で宣充が別人かよ!?というくらいなんですが、それでシラケることはなかったですね。こんな『別人』っぷりなら大歓迎だ!
イヤもうこの続編すごく面白かった。表題作がシリアス風味のコメディなら、続編はギャグタッチのコメディと言ったところでしょうか。
実は、前作(blackの・・・)がどうにもダメだったので、正直もう響さん買う・読むのやめようかとさえ思ってたんですよね。
それでこちらもどうしようかかなり迷ったんですが、結論としては堪らなく面白い・大好きとまでは行かないものの、響さんにガッカリしたまま縁切りにならなくて済んだだけでも読んでよかったと思ってます。
しつこくて申し訳ないけど、やっぱり響さんはこの路線がいいと思うよ、私は。
幼なじみで年の差カップル&不思議能力を持ってる受け様と芸プロ専務との擦れ違いラブ
生まれた時から家が近所で寿司屋をしている受け様の家でバイトもしていた攻め様は
二人いる年の離れた兄たちよりもいつも遊んでくれる大好きなもう一人の兄。
でもいつしかそれが兄としてではなく、愛する大好きな人になっていて、受け様は
ずっと片思いしているのです。
でも、受け様には幼い時から履歴書の写真を見るだけで、その人のカリスマ性を
見る事が出来る不思議能力を持っていて、攻め様の家が芸能事務所だった事で
幼い時からスカウト活動に協力して、攻め様の役に立てるように頑張ってる健気ちゃん。
受け様も二十歳になり、いつまでも子ども扱いされることに不満を覚えながらも
拒絶されるのが怖くて思いを打ち明けられない。
そんな時に、受け様はもしもの話で同性に告白されたらなんて質問をし、
何故かその流れで受け様に同性の好きな人がいる事になり、今更攻め様が好きだと
言えない感じになってしまう。
もう、攻め様が大好きでベッタリしている受け様と、子供相手にするように機嫌を
とってる攻め様なのですが、どっぷり甘いです。
お互いが年の差があるのでなかなか踏み込めないけれど、お互いにベッタリです。
でも、攻め様は一応16才も年上だから、気持ちを隠す事は手馴れているので
そこですれ違ってしまうのです。
片思い同士の年の差カップルが結ばれるまでのお話で、前半は受け様が攻め様に
ベッタリかと思えば、気持ちが通じ合ってからは攻め様の方が嫉妬&独占欲で
べったべたな大人げない展開になっています。
書下ろしの短編も大人げない攻め様と、公私を完ぺきにわける受け様が描かれてて
攻め様のヘタレ感が堪らない感じで可愛いです。