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おにきゅん伝道書の154冊目はF1レーサーを題材にした、じれったい程の愛の完結編。
6年の月日を経ての堂々の完結編は、ミラクルな出来事やハプニングありでした。
受け様の自分に自信が持てなくていつも攻め様に対して疑心暗鬼になったり
嫉妬で身を焦がし苦しんで空回りしてしまう、そんな受け様の気持ちを知りながらも
傲慢で受け様を苛めて楽しんでるように思える攻め様。
受け様の目標で憧れでもあった攻め様が事故でレーサーから引退し、紆余曲折を得て
受け様の専属コーチになって、受け様のレーサーとしての才能は開花します。
でも、秘密の恋人である受け様はいつも攻め様の態度に不安になるんです。
今回も受け様を諦めずに狙っているライバルチームのレーサーも参戦しています。
ホントに焦れったい感じがあるのです、攻め様がエロエロで求めて言葉で愛を囁いたと
しても受け様は信じきることが出来ない。
いつも嫉妬や焦燥に苛まれているのですが、今回もふらふらとしちゃうのです。
そして今度こそ見放されるのではと怯える受け様なのです。
攻め様もまた、今回は受け様の不安を取り除く為にある決意をするのですが
それも受け様には不安を感じてしまう要因になるのですが、その後の大事件で
それどころではない状態になります。
同じチーム内の新人で、攻め様狙いのレーサーも過激に参戦して・・・
最後まで目が離せないスリリングな作品になっていました。
完結編はすっきりする事間違いなしのストーリーになっていました。