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shushoukantei no furachi na renaishudou
首相官邸ロマンとでも言いますか、総理大臣秘書官補達の秘したラブのじれったい
行くへと、日本の未来を担う若者の熱い奮闘の日々みたいなお話です。
プラス、永田町貴腐人クラブなんて名前のイケメン達を見ながら想像をたくましくする
シークレットの会が腐の後押しをしてるようなコミカル要素を入れた内容でした。
10年前に参加した18才の国際サミットで知り合った大上と氷室が今回の主役。
2週間だけのニューヨークでの短い付き合いの中で育った秘密の関係。
でも、その関係はその2週間で終わりを告げる事になるのです。
互いに幼かった事と、受け様の臆病なまでの対人恐怖症に近い感情の為に・・・
そして、互いに28才になり、省の違いはあるが、二人とも官僚として仕事をしている。
互いの存在は認識していながらも、10年間付き合いが無かった二人の再会は
総理大臣秘書官補としてで、互いに過去の短い出来事を忘れていなかったが
大上は再会に素直に喜びを表すが、氷室は頑なまでに寡黙なんです。
そもそも氷室は、人との付き合いが子供の時から苦手で、人見知りも激しくて
孤高の人と言う感じで過ごしてきたんですが、唯一家族以外でその壁を越えて来たのが
大上だったんですよね。
でも、10年前に、互いに言葉も無いままに先に身体の関係を持ったことで
氷室のちょっとした誤解と、大上の自信の無さから離れてしまった二人
その事で、更に氷室は大切な人を失う苦しみや辛さを味わうくらいなら初めから
何も求めないみたいに、親しい人を作ろうとしなくなってしまうのです。
初めての恋で辛い思いをした氷室、そして今でも思いが消えていない事で必要以上に
大上に対してドライな態度を取ってしまうのです。
お互いに相愛で、今でも好きな者同士なんですが、氷室の臆病な気持ちからくる
態度が、ますます二人の間の溝を深めて行ってしまうのです。
大上に今でも好きだと告白されても、素直になる事も出来なくて氷室はクールな外見で
内情はどうしていいか分からない程パニックで、過去と現在の思いでパンク寸前。
クーデレツンデレ以上にかなり面倒な性格の氷室なんですよね。
大上もうまく気持ちが伝えられないもどかさと、氷室の冷淡な態度に大人げない
態度で反撃したりと、二人とも面倒な感じでした。
ハッピーな展開になって、頑なだった氷室も今後は仲間と少しずつ親しくなって
行くんだろうと思わせるストーリーで、続編があるなら脇キャラ秘書官補たちにも
別のストーリーがあるのかもなんて思う内容でしたね。
官僚のラブなんですが、萌え度から言えばちょっぴり物足りない気もします。
初読みの作家さんだったんですが、政治モノを他にも書かれてらっしゃるんですね。
今回は首相官邸を舞台に、その首相のブレインともなる若手の事務秘書官補のお話でした。
ぶっちゃけ身近なようでいて、実は一番想像が及ばない世界ではあるのですが、それだけにイケメン達が皆28~30歳という年齢設定に、そしてイラストは皆割と長髪だったりして、結構作者さんの萌え妄想まい進してる作品なのかな?って印象を受けました。
最近は政局も不安定で、実際内閣は短期だし、党の潰しあいだし、官僚主導主義の弊害か官僚と政治家の確執と癒着とか、あまりいいイメージがない世界だし、それらが自分たちの生活に密接に関係してくるから、ついついリアルを持ち込んでしまって、その作者さんんの萌えについていけない部分が自分にはありましたorz
こんな首相やブレインがいたら萌えるよね~♪とお気軽には・・・
そして、仕事が仕事だけにサミットを一番の山場にもってきているので、お仕事ガッツリはガッツリなんですが、部活のノリも感じてしまい・・・
いいのか?若い設定だから、エネルギッシュな若手だからいいのか?と数度程自分に問うてみたり。
小さい頃から病弱だった為に対人スキルが全くつちかわれなかった経産省のキャリア氷室は、スカウトされて、サミットを間近に控えた首相の事務秘書官補になります。
そこで再会したのは、18の時、U-18サミットで一緒になり、その間身体の関係をもってしまった相手・大上でした。
大上は明るく人当たりもよく、氷室にもまるであの時の事を忘れたかのように明るく接してくるのに、氷室はそれがこだわりになって、元来の人の感情を考えない性格もあって冷たく遠ざけてしまう。
それが仕事をとおして、サミットの首相演説の原稿を彼等の若手チームで作ることになったことから、そこで起きたトラブルによって、彼等がくっつくお話でした。
作中、官邸の業務を担当している女性が出てきて「永田町貴腐人倶楽部」と称して、たまに登場するのですが、これは作者や読者代表で出してる存在なのかな?
あまり必要性は感じませんでしたが・・・
イラストも大好きな三尾じゅん太さんだし、萌え妄想に共感できればたのしめるかもしれなかったのですが、どうにも自分には現実がついてきてしまってそこまで付いていけずに自分にはこの評価です。
話的にも可もなく不可もなく、悪くはないです。
本当は政治家モノは自分大好きなはずなんだけどな~、、、
でも、萌えが共感できたら面白い話だと思いますヨ♪