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renai ijou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
高校時代の片想いを10年間拗らせ逃げる続ける受けと、
無自覚な感情を抱きつつ逃がさず追い求める攻めと。
臆病ゆえに逃げて逃げて追われて振り切って。
根比べのような拗れ方をしているノンケ×ゲイの再会ラブです。
終始、受け視点なんですが、攻めが可哀想で同調してしまいます。
受けのあまりに身勝手な言動が目について少しイライラしました。
でもそんなトコが萌えたのですよ~(;///;)
拗れまくってキレて揉めて。
縁の糸を切っても切ってもそれでも繋がる。
二転三転しながら親友から恋人への過程が楽しめました。
お話はあらすじに書かれているように始まります。
親友を好きなってしまった高校時代。
ついキスしてしまい、嫌悪を露わにされるのが怖くて逃げたまま行方をくらますこと10年。
受けからすれば全く望んでいない攻めとの再会です。
けれど攻めはずっと再会を願っていました。
だから今度こそ逃がさない、離さない、と逃げ腰の受けを追いかけ、
"避けられる理由"になっている10年前にあったことを明確にしようとします。
もう逃れられないと観念した受けは全てを話し「友人に戻れないからもう会わない」と決別を宣言。
しかし売り言葉に買い言葉のような流れで、
友人になれないなら恋人として付き合いを続行する形に収まりーーーと展開します。
恋に臆病は付きものだとはおもうのですが、
にしてもこの作品の受けは臆病が過ぎるというか。
自分の気持ちを処理するのでいっぱいいっぱいなのは仕方ないにしろ、
キャパ越えるとシャットダウンして縁の糸を片っ端からブチブチ切るという…。
これはホンマ苛つきました。
切られた側の人間の気持ちににもなってみろー!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
長年片想いを続けた相手との仮初めの恋人関係は嬉しいくせに
攻めが本気で受けとの将来を考えてると知ってゾッとするって何よ?
これもホンマ苛つきました。
自分可愛さでネガティブぶんじゃねー!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
一事が万事こんな感じで;
不安要素を見つけては勝手にキレて逃げるを繰り返す人という印象が強かったかな。
キャラ的にウジウジさがなかったのは良かったです。
そんな常に逃げ姿勢の受けを追いかける攻め*。゚+
カッコよかった~!!!
仮初めの恋人ごっこのような期間も受けへの愛情や優しさが伝わる。
んで優しさの中に見え隠れする仄暗い執着心が見え隠れするのがめっちゃ萌えた(∩´///`∩)
そもそも攻めの性格は人に対する執着がありません。
家庭の事情で優等生が染みついた生き方をしてきて、誰に対しても当たり障りなくというか。
そんな人が、受けの側にいたい・逃がそうとしない時点で既に特別な感情があるのですね。
攻めは無自覚ながらもずっと受けのことを想っていたけれどノンケはノンケ。
それが受けにとって不安要素であり、拗れに拗れてくキッカケで有り。
そんな焦れったさに萌えに萌えました(∩´///`∩)
受けが何度も何度も攻めとの縁の糸を切っても、
傍らですぐに結び直してくる友人や周囲の人々もGJでした♪
余談だけど、個人的に受けの弟はすごく嫌です。
兄貴の生活に口出し過ぎでとにかくウザイ。
ちょっとは人の話をちゃんと聞いてくれ。
受けが弟にブチキレた時はスッキリしましたw
10年ぶりに再会した友人は、河埜にとって未だに好きな相手だった。
どんなに友人として接していても、好きな気持ちがある以上、普通には戻れない。
もっと早くに二人が結ばれるかと思いきや、体のみでお互い本当の気持ちを知って、付き合うまで長かったなぁと思いました。
私は、気持ちが通じ合うまでに、時間がかかる方が好きなので、満足です。
河埜の大学の先輩という人や、高校時代の友人2人も、ちょこちょこ出てきて、いい働きをしており、先が読めずに楽しめました。
男同士で未来を約束するのは、やはり怖いもの。相手がノンケなら、尚更自分がいつか捨てられるのでは。。。という不安があるのでしょうね。
そうゆう辛さを味わうくらいなら、相手に真っ当な道を歩んでもらい、自分のことなど忘れてもらった方がよい。悲しいけど、そんな考えになっちゃうのかなぁ。
読み終えて、この二人がいつまでも幸せでいてほしいと思えました。
高校生だった二人の再会ものラブで、片方が一方的に音信不通になって、10年の月日が
流れてからのお話になります。
どちらも意味合いはちょっと違うのかも知れませんが、かなり執着度が高い二人。
二人は高校時代の親友同士、真面目で優等生の攻め様と、やんちゃで行動力のある
受け様ですが、二人の仲が急速に親しくなったのは高校2年からなんです。
それも、孤高の人みたいに、いつも一人でいる事が多かった攻め様に興味を抱き
受け様が話しかけた事から始まる関係で、攻め様はかなり家庭の事情が複雑で
離婚した両親の友人に引き取られて生活しているのですが、その為にいい子であろうと
自分の欲求や不満を出すことも無く過ごしている為に、同じ同級生からは遠巻きに
される存在で、逆にいい子過ぎて反感を買ってしまうのです。
でも、受け様と親しくなるにつれて、同じ年頃らしい付き合いが自然と出来るように。
それでも、攻め様にとって受け様は特別の存在だったのです。
受け様も、いつからか攻め様と二人でコンビでいる事が多くなってきて、まさに親友と
言う関係になるのですが、卒業間近になり、攻め様に対して独占欲を感じ、寝ている
攻め様に思わず口づけてしまう。
自分のやってしまったことに混乱し、その日から受け様は姿を消してしまう。
大学生になり、受け様はやっと自分の気持ちと性癖を受け入れる事が出来るようになり
攻め様への思いが恋だったと自覚するんです。
それでも、攻め様に気が付かれたと思った事から二度と会う事が出来ないと・・・
かなりヘタレで、本気の相手には逃げ腰全開の受け様なんです。
そして学生時代を共にした別の友人と偶然出会ってしまったことから攻め様とも
再会する事に・・・でも、攻め様は10年前の事を覚えていなく、また友人としての
付き合いをしたいと、受け様は10年たっても好きだと言う気持ちから何とか
逃げようとするのですが、攻め様に10年前の事を知られていないのならと交流を
でも、付き合っているうちに、好きな思いが溢れて、苦しくなってくる受け様。
いつ思いが暴発してしまうか分からない、これ以上好きになったらとの思いで
再び離れようとするのです。
でも、今回は攻め様が逃がしてくれない、受け様は攻め様に問い詰められ自分の思いを
とうとう告げて、挙句、キレたように煽ってしまい、友人付き合いを辞めるつもりが
ないと言い張る攻め様と一線を越えた関係になってしまう。
お互いが執着していて、擦れ違いながらもハッピーになるのかと思えばここから更に
ガンガンすれ違っていくんですよね。
全ては受け様が攻め様を好き過ぎて、不安で怖くなるからでホントヘタレなんです。
受け様の大学時代のゲイの先輩たちの別れや、弟からの性癖に対する暴言や
攻め様を引き取って育てていた家族とのいざこざが複雑に絡み合って受け様は一人で
全てを諦め、一人で攻め様への思いを一方的に断ち切って、でも諦めきれなくて苦しむ。
相手がいるのに、10年前と同じく、相手の気持ちを丸無視して逃げる受け様なんです。
後半は、攻め様の諦めの悪さが二人の溝を埋める事に成功してのハッピーです。
きっと、10年前も受け様が逃げなければ二人は離れる事はなかったんだろうと思う
内容でしたね。
未来の事よりも今を、今の気持ちを大事に育てて行くような展開になってました。
とことん臆病で逃げるのが上手い主人公に、いったいどうやってケリをつけさせるのか?
よくある本当の恋には臆病になる、同級生再会ものではあるのですが、
初回ざっと流し読みの時には、はずしたか?と思い放置してしまったのですが、じっくり読みの時には思わず引き込まれてしまった、評価が上がった作品でした。
最近萌えは?と聞かれると、この作品もどこに萌えるというのはないのですが、物語として読み手があったとか、面白かったとか、そんな作品のひとつです。
河埜は10年ぶりに再会した高校時代の親友の誘いで当時仲の良かった仲間たちと合うことになるのだが、そこには再会したくなかった遠山がいた。
10年間音信不通だった理由をとりつくろい、また友達付き合いが再開する河埜だが、その心中は複雑で、自然と離れて行ってくれないだろうかと思っているのでした。
それには、卒業式の夜、遠山にキスをしてしまった後ろめたさが河埜にはあるのでした。
その過去を暴露して、遠山をあおり嫌われてやろうとするものの、遠山は河埜を受け入れ、それでも、遠山をあきらめようとする河埜。
そして、再び河埜は遠山から逃げるのです。
父親が転勤族だった為に、転校が多くそんなせいか、人づきあいがうまく明るい河埜だったのに、遠山だけは別。
彼等の高校時代のエピソードにその河埜の気持ちの真実が隠れています。
なのに思いやりというには、あまりに後ろ向きで自分勝手で相手の気持ちと意思を考えない、まさに自分こそが自分勝手だったということを後後になって気がつかされる。
運悪く、超ブラコンの弟のおせっかいや、大学時代自分の嗜好の相談に載ってくれたゲイの先輩カプの別れの話などがあり、
また遠山にも色々な事情があり、それらが余計に河埜を臆病にしてしまったのでした。
彼等がやっと解り合えるのは、初めてきちんと本音で話し合った最後の最後。
それまで拒否してきた河埜だったから、そこへは無理矢理そういう状況をもってこなくてはいけない。
その展開に強引さはあるものの、結局とどのつまりはそういうことで。
主人公のかなりのヘタレぶりは、優しさの裏返しと傲慢の裏返し。
そして、かなり相手主導であるということw
とっても地味~ぃなお話なんですが、この河埜の逃げップリがイライラをもよおさず、いい加減あきれかえるほどだったのが、冥に自分に気に入った特殊なケースかもしれませんw
タイトル通り、「いい加減、腹を括れ~」と思わず受けに言いたくなる作品でした笑
受けの隆は、高校生の時、孤立化していた遠山に声を掛け、唯一の親友といわれる位仲良くなります。
が、いつしか彼を恋愛対象として見てしまい、卒業時に思わず寝ている遠山にキスをした後、気付かれたかと思って彼の前から姿を消します。
それはもう、見事な逃げっぷり笑
引越先住所は教えず、携帯は繋がらず、おまけに他の友達とも連絡は取らずといった完璧さ。
まぁ、家庭の事情もあるので、全てが隆のせいではないんだけれど。
一方、いきなり親友に去られた遠山は、焦って探すものの、隆があえて自分から連絡を取らないようにしていることに気づき、落ち込みます。
この逃走劇を見ていると、思わず遠山に同情してしまいますー。
その時ははっきりとした恋愛感情がなくても、人生の一番大事な時期を一緒に過ごした親友にいきなり音信不通にされるなんて。
しかも、 遠山にとって隆は恋愛感情を越えた、自分にとってたった一人の大事な人だったのに。いやー、私なら人間不振になるよ、きっと。
まぁ10年後、偶然友人を介して2人は付き合い始めるんですが、「隆と人生を共にする」と腹を括る遠山とは対照的に、ここにきてまたしても隆は逃げる逃げる笑
いえ、「俺のせいで遠山をこっち(ゲイ)に引きずりこんでしまった」っていう隆の気持ちはよーく分かります。BLでも「相手の幸せの為に自分が身を引く」というのは、普遍的なテーマだと思うし。
でも、遠山が人生の大事な岐路に立っている時に、相手を傷つけるやり方で話し合いもせずに一方的に去るのは、もういじらしいというより、自分勝手かな、と。思わず、「いい加減、遠山を信じて腹を括れ」という気持ちになりました。
遠山が自分にとって何が大事か分かっていて迷いがない分、余計に隆の迷走が目立つだけで、この隆の対応も非常に人間らしいといえば人間らしいんですが、ちょっと煮え切らない感が。
同級生・ずっと好きだった・受けが強気、といった設定は好みだし、お話自体はよく纏まっているので、余計に残念。
雨澄先生の挿絵は、安定のスーツ萌えで素敵でした。