あらすじ
幼い頃に両親を亡くし「情報屋」の叔父に育てられた和佐は、高度なハッキング能力を身につけ、深入りしない事を条件に叔父の仕事を手伝っていた。ところがある時、和佐は自分が入手した情報から何人もの人間が死に至っている事を知る。真相を知った自分を叔父が野放しにしておくはずがない……。身の危険を感じて逃亡を謀った和佐は昔の記憶を頼りに父との思い出が残るショッピングセンターを訪れた。逃亡初日の夜をここで明かそうとするが、警備をしていた周防という男に見つかり窮地に立たされる。しかし、事情があると察した周防から「助けてほしいなら待ってろ」と思わぬ言葉を投げかけられて……。