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hanayome wa shitone ni tsunagareru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
BL版『美女と野獣』と聞いて期待に胸を膨らませて購入致しました
美女と野獣のようなBL作品がすごく読みたくてずっと探していたんです。なので、今作品の情報を目にした瞬間から、とても楽しみにしておりました❤
私の中の【こんなBL作品が読みたい!!】ベスト5位ぐらいに入ってたりします。
最初は恐怖や嫌悪感しか抱いていなかったのに、時間を(強制であっても)共有するなかで新たな感情が芽生えて…そういうのキュンキュンしちゃいますよね(*´艸`*)
家業の破綻を救ってくれた公爵に恩を返す為に、雪刀はヴァイスの元へと赴きます。
本来ならば、融資の見返りとして適齢期の女性を差し出せとの要求でしたが、該当する人物がいない為、雪刀が自ら望んでヴァイスのところへ行く決意をするんです。もちろん、花嫁として呼ばれたとは、この時点では気付いていませんがね。
そして、無理矢理、花嫁にされ初夜を迎えてしまいます。ウェディングドレス着用で最後までです(●´∀`)
父親を助ける為に、自ら犠牲になるだなんて、ちょっと美女と野獣ぽくなってきたよッ(ノU`○)ムフフ
登場人物達は美女と野獣とは、ちょっと違う感じがしますが、ベースは確かに美女と野獣という感じは致しました。執事のリースマンは完全にヴァイスの言い成りなので、美女と野獣に登場する使用人達と被りますね。
ヴァイスは、顔を半分隠していても表紙の通り、とても素敵な殿方なんです。 性格は、傲慢でまさに野獣です。
花嫁=夜伽としか考えてません。
エッチに関しては…受けの雪刀に目隠しと媚薬を屈指して快楽地獄へ叩き落とそうするのです。快楽地獄となると、玩具やら如何わしいモノが登場すると思いきや、意外にソフトなものでした。鬼畜、変/態プレイが無かったのがちょっと寂しかったなぁ(´・ω・`)
受けの雪刀は、本当に健気で優しい男の子でした。どんなに、酷い扱いを受けようともヴァイスの支えになり、何かをしてあげたいと奮闘するのです。
監禁され、散々と弄ばれても尚、「あなたを好きになりたい」という台詞を言ってしまうような可愛くも心根が誠に優しい雪刀なのです。
ヴァイスが片仮面で顔を半分隠して、人を遠ざけて心を閉ざしてしまったのには悲しい過去があり…まぁ、この辺りはお決まりですね。
愛を、人を信じられなかったヴァイスが雪刀の優しさ、愛に触れ、ヴァイスの中で何かが変わって行き、誠の愛を手に入れる。
終盤では、お城の大広間で舞踏会が開かれるのですが、そこら辺りは、美女と野獣のベルと野獣がダンスをしているシーンを連想させますよね。
相手がどんな輩であれ無償の愛を注ぐ。そこが、まさに『美女と野獣』のテーマに沿ってるんではないのかなと思われました(。≧ω≦)
ストーリーは、ありがちな展開でも花嫁モノがお好きな方なら、それなりに楽しんで読めるのではないかなぁと思われます。
受けの雪刀が健気で何でも屈服しちゃうので、どうしても物足りなく感じてしまうのですよね。
終盤とかも、なにかとあっさり過ぎるし…う~ん、どうせなら思いっきりブッ飛んだ設定でファンタジー色が強くてもいいので、ヴァイスを獣か何かにしちゃって愛の力で人間に戻る…そっちの方がよかったのでは。
でも、最後は甘々で素敵なご夫妻誕生ってことでキュンキュンしたので、最終的には読んで良かったと思いました♪
BL版『美女と野獣』!!なんて帯が付いているけれど、片仮面付けてるだけで
かなり素敵な男前の攻め様なんですよね。
でも、精神的には美女と野獣の野獣そのままに、信じていた人に裏切られ
人を信じる事が出来なくなって、人前に出る事も嫌いになってしまう。
そんな人間不信で傲慢な攻め様に無理やり花嫁として犯されてしまう受け様。
受け様は、家を救ってくれた、攻め様に恩を返す為に攻め様の元にやって来ます。
本当は攻め様の方から天瀬家の妙齢の女性を花嫁にとの申し出があったが
天瀬家には該当する女性はなく、攻め様と釣り合う年齢は受け様だけで・・・
受け様は家の為に自ら事情を話す使者として、花嫁ではないが、攻め様の
手伝いを何か出来る事があるのではと言う思いから攻め様の城へ行くのです。
しかし、攻め様に直接会って事情を話す前に攻め様の家のしきたりだと言う展開で
目隠しされて花嫁衣装を着せられ、有無を言わせない展開で二人での結婚式をし
そのまま、強引に媚薬を使われ犯されてしまう受け様なのです。
でも、この受け様は花嫁ものにありがちな展開で、健気に、そして犯されているのに
家を救ってくれた攻め様の為に何かしようと努力していくのです。
攻め様が人を信用しない訳を、何となく感じながら、攻め様の心に寄り添おうと
奮闘する受け様なのです。
展開的には受け様の嘘のない優しさに触れて、攻め様が変わっていきハッピーエンド
若干のトラブルはあるのですが、それも攻め様がさらっと解決しちゃう感じで
まぁ、こんなもんかもね、と言うくらいのありがちストーリー
攻め様の片仮面も外れてみれば・・・ふ~んって感じですね。
美女と野獣の、ベルちゃんはもっとやんちゃでお転婆なんですがこの受け様は
健気な優しい御曹司でいまいち深みが無い作品だと思いますね。
花嫁好きだけどもうちょっと何か~なんて思いながら読み終わった作品です。
表紙の絵の仮面姿から、
オペラ座の怪人のファントムを連想してしまい、購入となりました。
(あと裏のあとがき下の小さな絵も・・・。目隠しエチだ!と(笑))
海外の富豪が、家の借金を肩代わりしてくれたのですが、
その交換条件は、「適齢期の子女をよこせ」というのがあるものの、
適齢に当たるのは、主人公の雪刀しかいません。
でも、雪刀は、男性だし・・・。でも、
それを伝え、自分でもよいか訪ねると決め、富豪の元へいきます。
そこでは、その富豪の花嫁とされるものの、
仮面を付けた姿しかみせてもらえず、扱いもただ夜に抱くだけ。
でも、頑張るんですね。雪刀。
富豪に理解されたい。彼の孤独を癒したい。
いいお話なのですが、うん。
意外性はなかったので、
花嫁+ファントム的なのを楽しめるかたには、お勧めかもしれません。