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藤村裕香先生のラピス文庫未電子化作品の1作で今後もきっと電子化されないだろう作品
この頃の氏の作品は年齢が明確に書かれているか学年や家族との年齢差で年齢が示されてるかのどちらかなのですが、この作品は後者になり、聖羅くんの年齢は作中の性描写を考えたら結構ヤバいです。
いい時代だった、私これ読んだの中学生だったけどw
さて、ケーキ大好き一家の天野家毎食ケーキが並ぶ大の甘党で度々セーラくんがお遣いでケーキを買いに行くのがパティスリー如月。ここのケーキは大好きだけどいつも店員のお兄さんの顔がとっても怖くて敬遠してた聖羅くんですが、ある日温和な笑顔で優しく女顔のお兄さんが新しくやってきて一目ぼれ状態に。
天使のような愛らしい容姿で超天然の聖羅くんの熱烈アタックについヘンな気を起こした直哉お兄さんはちょっとやらかしてしまい、それを聖羅くんの姉に知られて腹をくくって付き合うことに。
洋酒入りのケーキを食べると天然ビッチ化する聖羅くんもヤバいのですが、東海道みっちい先生のかわいらしい表紙と序盤の温和なお兄さんの描写に反してプレイ内容がよく考えたら結構ヤバい。
ケーキの修行でパートナーシップ制のフランスに留学していたせいか、同性感ということ自体は然程の葛藤もなく受け入れましたが、さわやかな外見に反してかなりエロいですこのお兄さん。
口ではやさしいこと言うけど、精気にわたがしを巻きつけたものを舐めさせたり(回想)お菓子を題材にしたアブノーマルプレイは大概実践しそうな勢いです。それでもメロメロな聖羅くんは天然さも相まってある意味鋼のメンタル。
年の差であまあまな作品が読みたく、アブノーマルプレイ大好きな人にはおススメですが、古い作品なので文体等そこは気をつけてください