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短編小説のタイトルです。
「ディナーには僕を」
表題作よりこっちが好きです。
扉絵の上部に
※このイラストは紛失したため雑誌掲載時のフィルムを流用しました
と書いてあって、(古い作品だけど)こういうこともあるのねと思いました。
変態警備員と高校生の話です。
警備員が高校生の男の子を捕まえて万引きの疑いをかけます。
男の子の鞄から出てきたのは、ゲイセックスの写真集とSMのゲイ雑誌。
もちろん、変態警備員が仕組んだ冤罪です。
他にも何か盗んでるんじゃないかと、全裸にされて尻の穴を調べられます。
それも、注射器のような大きな器具で大量のイチジク浣腸を注がれるんです。
警備員のペニスで栓をされ中を擦られて感じちゃってるのですが、「僕、もうどうなってもいい」と思った男の子はまだ書店の中で、どうやら夢落ちでした。
あっ、でも、タイトルと内容は結び付かないかも。
ニューヨークへ到着した二人は、表面上上手くいっている夫婦のように取り繕っていますが、やがてカルロスの浮気も虫が騒ぎ出し、嫉妬したアイシスと…ともうバタバタです。
しかし、全てはアイシスの仕組んだ芝居で、カルロスに愛想をつかせようと目論んだものだったのでした。
ニューヨークからまた島へ戻ったり、カルロスが乗った飛行機が墜落したり、と息つく間もないくらいに下巻はジェットコースター並みです。
が、そのカルロスがいない間にアイシスもゆっくりとカルロスについて考える時間が出来、少しずつ頑ななだけだった気持ちも変わってきます。
そうは言ってもカルロスもかなり酷い男だしねー、と私などは思ったりするわけですが、酷いことをされても結局…、といったところでしょうか。