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ai ga nai
立て続けに擦れ違いカップルを読んでる気がするのですが、この作品も
ガチで擦れ違いで、攻め様が最悪な程傍若無人でしたね。
でも、なんだか憎めないタイプでもありました。
受け様は同じ職場の同期の同僚に憧れていて、いつの間にか憧れが恋になってる。
受け様は仕事も出来て人当たりも良く、モテる攻め様にダメもとで告白。
そしてやはり攻め様から失笑と共に断られるのですが・・・・
職場の飲み会で成り行きから肉体関係を持ってしまうのです。
お酒で泥酔してる受け様を攻め様が半分無理やり襲ってるような感じです。
でも、翌日の攻め様の態度で、気持ちに答えてくれた訳ではないと知るのです。
受け様は攻め様が自分をセフレ的な都合がいい相手とみなしてると思い込んでる
そう思わせるような攻め様の態度なんですよね。
攻め様は同性の地味な受け様の事が次第に気になって、でもそんな自分を認められない
その認めたくない思いから受け様に八つ当たりのように接してしまう。
受け様は攻め様のそんな態度に傷つきながらも誘われれば言う事を聞いてしまう。
攻め様が好きだからどんなに酷い扱いや言葉を言われても傍にいたいのです。
でも、勘違い的な冷静さで二人の関係を見つめ、自虐的になってるのです。
攻め様は、かなりの勘違い野郎で、受け様に対する態度が冷たいなんて感じてなくて
優しくしてるつもりだったりするんです、この攻め様は傲慢なんだかヘタレなんだか
後半は解らなくなるくらいグダグダになるんですよね。
自分の気持ちが受け様に全然伝わっていない事を自覚してないのです。
スタートは受け様視点での二人の関係を描いていて、その後攻め様視点に切り替わる
二人の温度差や、勘違いぶりが非常によく判る設定でサクサク読めました。
後半部分は攻め様の方が受け様にメロメロな状態になります。
愛されてると解った受け様がちょっぴり強くなってるのも良いですね。
とても楽しめる作品でした。
キャラクターは、白井(攻)も達哉(受)も、たいして魅力も感じないし、好きでもないんですが、作品としては結構よかったですね。
これ、冒頭と終盤の達哉一人称以外は、白井一人称なんですよね。たぶん、全編通して達哉一人称だったら、私の評価はもっと低かったと思います。私が受一人称が苦手というのもありますが、それ以上に全編が達哉一人称だったら、大キライな『傲慢・俺様攻』である白井を到底許容できなかったと思うからです。実際、冒頭だけでもかなりうっとうしかったですね。
白井一人称で、あまりにもアホさ・ダメさがダダ漏れなので、他の『傲慢攻』に感じるような苛立ちや嫌悪をあまり覚えずにすみました。もともと、コミカルな攻一人称は結構好きなんです。
しかし、特に達哉目線では、白井は『完璧なデキる男』ですが、実際には単なる残念なヤツですね。なんというか、ホントにただのアホで、もう言葉が足りないとかいう以前の問題でした。
私は、ロクデナシ・ダメ男攻がなし崩しに許されるというのが、どうにも納得行かないんですよ。これは一応白井が痛い目に合ってはいるものの、正直なところ全然足りませんし、土下座くらいして当然と思っていますが、何の『制裁』もないよりはずっといいです。
それと、私は山崎さん(当て馬女性)は好きですね。他にも、BLにしては脇の女性陣に嫌味がなかったです。
ラストのSSが山崎さん(女性キャラクター)視点というのが、かなり珍しいとは思いますが、面白かったです。
多分かの先生の本を読み漁ってたころにgetした本。
整理中に本棚の奥から発掘したので再読。
読んでて、ぷつぷつ っと切れる感あります。
(WEB発表作品を加筆修正したものだからかも)
また、受けモノローグ、攻めモノローグ双方が出てきます。
特徴ある文章になってるので、
事前に確認できるなら確認した方がいいかもです。
そういう特徴を踏まえても 萌2.やっぱ好きだわ、これ。
1.攻め受け勤務の会社の常務娘が出てきます。このねーさんがいい!
いい人いないわー 状態のねーさんなんですが、
結局攻め受けを応援するみたいな役回りになって、男前なんです。
いいわ。書きおろしのショートはこのねーさんからの視点。
あ、ねーさん絡む話は嫌いだ という方には難しいかも。
2.挿絵がいいです。この先生の本で挿絵いいなと思ったの2作目かな。
受けさんが静かに泣くシーンと、
ねーさんに歯向かうシーンの絵が私にはhit★
受けが泣くなんて とうっかり思いがちですが、
この泣くシーンは切なかった。
3.攻めさんがなんだかんだいって、
最後は受けさんに見捨てられそうになって
おろおろするシーンが面白かった。(ちょっとザマア な気分)
男どおしなんだから、やっぱ「好きだ」なんて伝える発想、
ノンケだったら無いかもな、うん、納得。
4.唯一やだったのが、
受けさんの○○○を受けさんが踏んづけていじめちゃうとこ。
そういうのは趣味じゃない。。。。
全体的に 受けさんよく頑張りました(いやただ黙って待ってただけかも)
という一言かも です。でもなんか面白かったんだよな。
やっぱ攻めさんが一人あたふた振り回されてるのが面白かったのかな。
傲慢な攻が健気な受にいつの間にかハマってしまい、逆に振り回されてしまう――という王道の展開ですが、細かい章構成とそれぞれの一人称で語られる心情が面白かったです。そしてエロかった!笑 三尾じゅん太さんのイラスト(特にモノクロ絵)がカッコ良くてエロくて大好きでした。白井に強要されて槙野が奉仕するシーンのイラストの構図が大胆でドキッとしました。
白井が、傲慢なくせに真面目で誠実なところが可笑しかったです。第一章では単なる嫌なヤツだった白井のキャラが分かるにつれ、大型ワンコ化してく様子に萌えました。また、キーパーソンとなる女性キャラが印象的でした。なかなか派手に引っ掻き回してくれましたが、嫌いじゃなかったです。
失礼な書き出しになってしまいますが、
ストーリー云々以上に萌えが+゚。*神*。゚+!!!
性癖ドツボで最高に萌えて萌えて指先が痛かった(;///;)
評価は神寄りです♪
攻めが受けにだけ冷たく当たるとか、
攻めが受けをウザがるとか、
攻めが受けを嫌ってるくせに愛してるとか、
最近めちゃくちゃ萌えツボです…!!
この作品の攻めはドンピシャで萌えが大フィーバー♪
萌え的に最高で最低な攻めでした(∩´///`∩)
個人的な萌え性癖はさておき、
読み物としても構成がうまく,、プロローグでまずガツンときました。
攻めと受けの温度差やすれ違いっぷりがよくわかる効果になっていて面白い。
傲岸不遜で受けの自尊心を傷つけてることにも気付かないバカな攻めが苦手でなければ
すれ違い萌えを楽しみたい人にオススメしたい1冊ですヾ(*´∀`*)ノ
さてさて。
ストーリーは一人称で
・プロローグとエピローグが受け視点
・本編は丸っと攻め視点
・書下ろしSSは当て馬(?)の女性視点
と展開します。
最初のキッカケは受けが攻めに片想いし告白したこと。
攻めは馬鹿にしたような態度でサックリと断ります。
職場の飲み会で酔い潰れた受けを介抱するハメになり連れ帰るのですが、
イライラしながら受けを見ていると、あれ…?なんか可愛いぞ?ムラムラするぞ…?と。
そんなこんなで思わず衝動的に抱いてしまい懺悔の意味も含めお付き合い開始となります。
攻めは付き合ってるつもりで部屋を訪ね、セックスを楽しんだりデートに誘ったりと蜜月気分。
最初は渋々だったくせに段々と受けにハマっていて楽しくウッキウキな毎日なのですね。
しかーし!!!
受けからすれば、突然やってきてはセックスして、突然予定も聞かず食事に連れ出され(食事だとは知らず事前に小腹を満たしていた為 攻めに怒られるという理不尽なオプション付き;)、ハッキリ言って愛されてるとは思えない状態という…。
元々自分に自信があるタイプじゃない受けの性格では恋人だと胸張って思えるわけもなく、
攻めの傲岸不遜さも相まって、大きなすれ違いとなっていきます。
プロローグでは受けが散々振り回されて疲れ切ってるのが窺えました。
セックスの最中とは思えないほど淡々と自虐的な感情が溢れてて…(泣)
受け視点だとまさにタイトル通り「愛がない」行為ばかりでとても切ない(;ω;)
で、受け視点だとセックスだけの冷え冷えした関係なんですが、
攻め視点になると普通の恋人気分という温度差にビックリw
受けの前だとどこから見ても俺様で態度悪いのに
攻め本人は自信満々にラブ街道歩んでるつもりでいるのですね。
この空回りにめっちゃ萌えましたヾ(*´∀`*)ノ
もぅね、ホッント~~~~にバカな攻めなのです。
受けに対してはガキっぽさ丸出しでどうしようもない奴。
わざと意地悪なことを言い、受けがなんでも許してくれることに安心感を得る。
十分喜ばせてやってるから文句はないだろう?という態度が憎いやら可愛いやら。
ちなみに受けが嫌がる行為も攻め的にはプレイの一環。
受けは無自覚だけどMッ気があり恍悦としてるのでSになり喜ばせてるつもりだったらしい(爆)
そして溝が深まり関係が途絶えるのですが…
受けの周辺をストーカーさながらに嗅ぎ回る攻めのみみっちさwww
俺のこと今も好きだろう?
心変わりとか嘘だよな?
まだ付き合ってるだろ?俺達。
別れてないよな???
なんで俺には怯えてばかりで笑ってくれないんだ。
まさか本当に…もう終わりなのか?
いや!!!断じて違う!!!
ーーーと脳内は受けをつなぎ止めるのに必死。
そのくせ本人を目の前にするとパニクって傲岸不遜な態度になる攻めにめちゃくちゃ萌えた!!
この部分は萌えドストライクで最高オブ最高としかいえないぐらい神萌え+゚。*(*´∀`*)*。゚+
仲直りに出向いた時ですら詫びもなく
「遅せーな。待ちくたびれたぜ。早く開けろよ」と目を疑いたくなる一言。
(当然のようにアポなし訪問してこの言い草よ…)
でも内心は『違う!そんなこと言いたいんじゃない!』と思ってるのがもぅもぅ…、萌え!!!
受けサイドで見ると暴君の極みでただただムカツク攻めなんですが
攻め視点で進むおかげで傲岸さの中にある本音がわかるので楽しんで読めました。
本当は受けが好きなくせにまったく感じられない暴君な攻めが良き///
受けの健気さも切なキュンで良かったです♪
その後が少し気がかり。攻めの反省は足りてない気がするし、
受けが言葉足らずでまた我慢をため込みそうな気がしないでもない。
後日談はもうちょこっと先まで見たかったな。
本作品、「その視点から始まるの!?」とびっくりしました。
だからこそ、とても面白かった。
大いなるすれ違いですね。
同僚に告白した槙野と
女性関係に不自由しない告白された白井。
酔った勢いで、白井は、槙野を抱いてしまうものの、
白井にとっては、後悔と罪悪感。でもエチはかなり良かった。
槙野にとっては、遊び?という不信感。でも、それでも、一緒にいたいという健気さ。
それぞれの思惑?が、ちゃんと言葉にしなかったことで、
2人は大きくすれ違っていきます。
槙野は遊ばれてるとしか思っていないから、
デートしても、エチ目的のための手順を踏まれているだけと
考えてしまう。
そんなネガティブな想いになってしまうのも、
白井の誠意が見えないことにあるのですが、
そういう男が、ヤキモキするのが、
何とも「ざまあみろ!!!」と、「もっと頑張れ」
という想いをさせてくれます。
すれ違い&健気受が好きな方にお勧めです☆
あれ?今までと随分形式が違うぞ!
過去を回想するようなそれぞれのモノローグが交互で登場したと思うと、各章に区切り攻め視点で展開され、そしてエピローグに受けのモノローグ。
作者さんがデビュー前にWEBで発表していたものに、短編がついて出版社へ応募した作品に更に書下ろし短編をつけて構成された一冊になるそうです。
今回もなかなかに楽しませてもらいましたが、
またまたイラストが三尾じゅん太さん~♪
この方のイラスト、ほんとうにイイですね!雰囲気にぴったり!
ラストの円団になる直前の展開から始まります。
そうなる一年前の話しがそこから回想されます。
イケメンで営業成績も良く、人気のある同期の白井に恋してしまった同期で事務の槙野。
思いあまって告白するのですが、鼻であしらわれ、それで終わるはずだったのに、
仕事納めの納会で酔いつぶれてしまった槙野を白井がお世話した時に、つい魔がして(魔がさしたで正しい!?)思わず興奮してしまって襲ってしまう。
その事後の状態が悲惨だったために、負い目に思った白井は、仕方なく責任を取るつもりでお付き合い(?)をすることに。
会うごとに、槙野の身体の具合はいいし、たまに魅せる表情をかわいいぞ♪なんておもってしまったり、確かに槙野に白井は惹かれて行くんだけど、それを認めない。
槙野は、白井のペースに巻き込まれて自分の意見を言えないで振り回され気味。
エッチはそこそこなのに、会話がかみ合わないし、しないからすれ違うこと山の如し!!
しかも白井がドSに目覚めちゃってみたりと、やりたい放題!
とうとう槙野の堪忍袋の緒も切れて、様子を見ようと思った白井は槙野から誘ってくるのを待つうちに半年も・・・
壮絶なるすれ違い物語ですよ(爆)
白井が自分勝手なんですけど、槙野も悪いんですよ。
本当にどっちもどっちで、読んでいておかしいことこのうえない!
槙野の様子を見ようと女子を使った為に余計な噂が飛び交って、それのせいで実は槙野が・・とか、
白井も墓穴ほりまくりで、この人初めての男性相手の恋愛にヘタレ発動しちゃってる!
そして結構女子も登場するのですが、この不器用な男どもよりしたたかで、よくできた女たちでw
とっても、とっても愉快なお話でした。
受けの気持ちの表現が冒頭と最後しかないですが、槙野も大人しいだけじゃなくて、心の内では結構口汚く白井をののしっていたりと、本音が見える部分が楽しかったです♪
書下ろし短編は女子二人と男子二人で水族館に行く話し。
女子から見ても白井の溺愛バカっぷりがまるわかりという、思わず笑ってしまう1本でした♪
作者さん以前の作風とおっしゃっていて、短編をつなげただけなのに、それでもこの作品の出来あがり!脱帽です。
ストーリーは割愛しますがすれ違いラブです。
ほとんど攻め様視点です。
これが受け様視点の話だったらきっと悲壮感漂う切ない話だったのでしょうが、攻め様視点で攻め様がコミカルにも振り回されてぐるぐるしてたため萌え萌えな話でした。
攻め様なりにお気に入りとして受け様と付き合ってると思い込んでるのに、態度が裏目に出るところなんかどこの中高生かってところが憎めないキャラでした。
自分勝手な攻め様が愛を知って変わっていく話は大好きなんです。
SSの山崎嬢視点の甘々な2人にも満足です。
タイトルとあらすじを読んで、さぞかし痛切ない話だろうと思っていたんです。
酷薄な攻めと健気受けね!というつもりで読んだのですが。
でも違いました(笑)
なんていうか、犬も食わない痴話喧嘩に巻き込まれたような読後感でしたね。
べつにハラハラもしないし、どちらかというとドタバタなコメディ?みたいな。
それはそれで楽しかったですが。
プロローグとエピローグが受け視線、それ以外が攻め視線という、珍しいつくりになっています。
プロローグの受けへの攻めの態度がわりと酷くて、悲壮感たっぷり。
そのままいけば切ないお話だったかもですが、そこで攻め視点に切り替わります。
早くも、なぜ攻めがこんな酷い態度かというとね……という解答編になるわけです。
この攻めは酷薄っていうより、メンタル小学生男子みたいな人。受けに対して意外に一途で、かつ鈍い。
攻めは受けに夢中なくせに全然自覚しないのと、受けは受けで素直になれないので話がややこしくなるわけです。
受けの気持ちも攻めの気持ちも読者にはバレバレなので、楽しくツッコミながら読めるか、イライラしちゃうかでこの作品が楽しめるかの明暗がわかれる気がします。
攻めが受けと出会ってSに目覚めて楽しそうだったので、その興奮が行間ににじみ出ているようでエロはなかなかエロかったです。
表紙のイラストでSっぽい攻とMっぽい受の感じに惹かれました。
とても、雰囲気でてると思います。
実際Sというよりかなりの俺様キャラでちょっと引いてしまうのですが
受けも受けでなんかイライラするですよね。
ただ話が進み、結果バカップルか!って。
ハッピーエンドでほっとしました。