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姉の横暴で、無理やり犬を引き取り飼う事になった大学生の受け様とイケメン獣医で
紳士で優しくて完ぺきだと思われる攻め様との何処か変態チックでありながらも
微妙な切なさもそこはかとなく感じるラブストーリーでした。
姉から押し付けられた犬に手を焼いている受け様、トイレの躾けに困惑し、去勢が
必要かと思い、予防接種を兼ねて、近くで評判の良い動物病院に行ったところ
とてもイケメンで優しい先生で、ここまで親切にしてくれるなんてと思うくらい
犬の飼い方を教えてくれる先生に感激してしまう受け様。
そして、自宅が近所だと知ると、病院が終わってから躾け教室をしてくれると言われ
成り行きでお願いする事に・・・そして何故か泊まり込みになっていて
攻め様に言われるままに、犬の気持ちを体験するのが知る早道と言われ、攻め様が
用意していた犬の恰好に似せたボディースーツやつけ耳などを付けて犬の真似を
する事になった受け様。
何やら、攻め様の言葉巧みな話に催眠術でもかかったかのように素直に従ってしまい、
あげく、流れで身体の関係まで持ってしまう事になるのです。
この攻め様は、簡単に言えば普通の人間を愛せない変な悪癖のある人なのです。
傍からみたら人間を犬のように扱いペットとして可愛がるのですから変態さんです。
受け様もおかしいと思いながらも攻め様の獣医として尊敬すべき姿も見てしまって
反抗もせずにペット扱いに甘んじてしまうのです。
ストーリー的には、全体的にほのぼのとしているのですが、ペットとしてしか人を
愛せない攻め様がいつか、人間として普通の恋愛が出来て対等なパートナーとして
付き合っていけるように努力しようとする受け様。
その受け様の姿に少しずつ、奇妙な付き合いを修正していくような攻め様。
先はなかなか長いと思うのですが、受け様の頑張り次第だと思えるお話です。
この受け様は、意外にかなり男前なんですよね、一見すると大人しくて言いなりに
なってしまうような感じがあるのですが、攻め様の変な趣味に付き合えるのは
騙されてって事より、攻め様の嗜好を理解して受け止めているような気がします。
切っ掛けは攻め様の天然的な強引さで押せ押せ状態なのですが、一旦受け入れると
受け様の方が男前ぶりをどんどん上げてるような気がするのですよ。
二人の未来はきっと明るいと思わせるようなお話です。
後半ラストの方で、攻め様の元飼い犬で、受け様の家にトラブルが原因で身を寄せてる
弓弦くんと受け様の父親との微妙に笑えるお話が入ってるのですが
ノーマルで、50歳で5年前に妻を無くして仕事一筋のリーマンが弓弦くんに
パパと懐かれ、危うい状況に追い込まれていくストーリーも楽しめます。
恋人に優しい女子に思われたいと、ただそれだけの為に犬を飼い、恋人と別れるから犬がいらなくなったと、あくまでも預かってくれと言う名目で姉に犬を押しつけられた主人公・満流が、
ワクチンに連れて行ったペットクリニックの院長・彩都に気に入られて犬にされてしまうお話!
と言っても、この満流根っから犬気質でありました。
丸めこまれたっていう風でもなく、、、素直すぎるよーーー!
その犬=プードルのドルのしつけの相談に家に呼ばれて、そこで「気に入ったと思います」なんて発言をしたものだからwww
父親が新聞社の編集局長なんてやってて不在がちな父子家庭なので、この獣医さんのおうちに居候みたいな形になることになるんですよ。
犬の気持ちになって考えてごらんなんて、あ、そうかも、なんて素直すぎるにも・・・絶句!!
吉田珠姫さんの石黒氏の愛犬・千聖くんといい線貼るんじゃないかと思うほどの、よい犬ぶりでございました♪
この彩都は、海外留学の時に恋人によって犬に目覚めてしまったようで、趣味と実益が実に一緒でうらやましいと思うかどうかはwww
犬の満流を連れて、パーティーに行くシーンがあるんですが、
剛しいらさんだし、ペットだし、、、ひょっとしてテッシー教授あたりがチロっと出演してくれてないかと期待したのですが・・・残念(涙)
テッシーに会いたかったよ~♪♪♪(テッシーはこの作家さんの作品・教授の密やかな愉しみ等に出ております。とても素晴らしいご主人さまなのです!)
この満流は、適応力が素晴らしく、彩都の性癖もポジティブな勘違いから始まって、受け入れと順応が素早く、全身タイツの犬コスも、その後のエッチも、割と難なくこなして、普通の人間の恋愛とは違う別次元の、犬の愛情で彩都を愛してるというか、信頼してるような感じです!
時々、イきそうになると羽の生えたドルが見えるとかwwwやっぱり、この満流は犬の化身ですよ!なんて思えちゃいましたw
この満流の前に飼っていて逃げられた弓弦という犬が、ヤバい事があったらしく、また彩都の元へ戻ってこようとするのですが、満流の家が留守だからと、うまくそこへ押し込んじゃうw
後日談にあるお父さんの貞操の危機(!?)というか、この危機感が実に愉快でありました。
お話としては、とてもライトで、飼い主と犬という、ある種のプレイめいた嗜好のお話ではあるのですが、満流があまりにも犬っぽいことと、犬の飼い方=強いてはペットの飼い方や飼い主への苦言だったりも含まれて、ペット教本のようにもなっていると思われます。
ペットシェルターの話も少し挟まって、ペット飼いには真剣にうなずけたり、耳が痛かったりする内容にもなっていると思います。
犬として調教されちゃうお話と見せかけて、
そんな生き方を知り、自分を見つめなおす?ようなお話でした。
商学部の大学生である満流は、姉に子犬のトイプードルを押し付けられる。
しかし、犬を飼ったこともない満流は、うまく躾けができず悩むのですが、
近所の動物病院の先生・彩都が、躾けを教えてくれるということに。
ただ、彩都は、満流をいいなと思い、
狙っていたわけです。そして、彩都は、犬のように飼うという性癖が・・・。
読んでいて、ただ彩都が、「調教したい」と犬を飼うというよりも、
純粋に愛されたいが故に、犬のように飼う愛し方をするように
なったのだと思いました。
なので、満流の純粋な愛情を受けることで、
犬のような愛し方でなくても、
お互いを大切とする接し方ができるのだと気づけたのだと思います。
かので、「飼われる幸福」というタイトルも、
飼われる幸福が至上のものではなく・・・と続くのかと思いました。
調教物を求める方にはお勧めできませんが、興味があれば是非☆
獣医×犬と言うことで…
ちょっとハードな世界を垣間見れるかしら…と思いましたが期待外れでした。
攻め様はもちろんイイ男なんです。
受けちゃんも、カワイイ大学生なんです。
で、思った通り、受けちゃんは健気で、流されたにも関わらず、攻め様を受け入れるのです!
と、関係性だけを語ると「ウンウン、良いんじゃない」
と思うのですが…
なんだろう…
「飼い主×ペット」を描くのって、思いっきりシリアスで、攻め様に悲しい過去があって…とかじゃないとインパクト無いのかも。
攻め様の性癖は、前彼の趣味で…そんな攻め様を、受けちゃんは、まぁいっか的に流してて…
軽いっ!軽すぎるっ!!!
と言うのが素直な感想です。
まぁ…好みはそれぞれなので、否定はしませんが、どうも中途半端な設定で、イマイチ入り込めませんでした。