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花丸文庫BLACKレーベルなので、割とドロドロな復讐のお話です。
ストーリーは他のレビューにもあるので割愛しますが、主人公・篠が医者の刈谷に脅されて、望んでいない身体の関係を強いられる展開が続きます。
強姦というよりは、女性の下着を着けたまま出勤させられる、自分で剃毛させられる…など辱められるといったプレイが多めです。
最初、刈谷はいい人ぶって篠に近づき、篠を眠らせたまま毎晩、本人が違和感に気が付くまで陵辱を続けます。
眠ったままの陵辱というのが思ったより萌えました。
この作品の評価が高いのは自分にしては珍しく攻めで、しかも悪人である刈谷にものすごくきゅんとしたからです。
刈谷は篠の親に恨みがあって篠に近づいたわけですが…刈谷の話を聞いているうちにどこかで何かを間違ってしまった小さな子供のように思えました。
散々な目に遭わされたにもかかわらず、篠の「この人を傷つけたくない」という思いに自然と共感できます。その時点で今までの嫌なことも払拭できてむしろ幸せを感じられる作品だと思いました。
すいません、他のお姐さまのタイトルに爆笑して、
大変申し訳ありませんが、拝借させていただきました(TT)
敬意を表すべく 2 をつけさせていただきました・・・お許しを。
しかしキレイな表紙ですよね。。。。
blackとも矢城先生とも相性悪いのに、ついつい。
恐るべし笠井先生ホイホイ。
そして読み終わった後は、はらはらしつつも あーよかった なので
ちょっと上振れかも。萌2.
受けさん:超お人よし。善人。もてもて。
性格が作業療法士にぴったりなんだろうな。
ラブリーちみっこ時代の絵が1Pあって、
これは変態から襲われますわ、間違いなし。
そのお人よしと容姿が災いしてか
7Pから本文始まって13Pめで既に襲われてます、しくしく。
エピローグではなく本文で。どゆこと この速さ。
攻めさん:脳外科医。イケメンだけど変。どっかイカレてる!
13Pあたりから襲われてた受けさんを助けますが
41Pあたりで今度は自分が襲ってます。もうどうすんのよ。。。
41P以降は、もうやりたい放題やってます、攻めさん。
そのやりたい放題な理由が、後半わかり、はあ。
おっさん、方向間違ってるよ、わかるけどさ。
なんで青少年時代にそれを誰も是正しなかったんかね。
すまんかった、周りの大人が悪すぎた、ごめんよ、攻めさん
という気持ちでいっぱい です。
まあこのやりたい放題があるから、最後のシーンが
生きてくるのかと。きゅーーーーーーーーーーん。でした。
矢城先生で、よかった!セーフ! と思えた2作目でした(笑)
かなり屈折しまくって歪んでしまってる攻め様とお人よし系で優しい受け様との
過去のこだわりが発端になっている甘くない恋のお話ですね。
受け様は病院のリハビリの理学療法士で、攻め様は脳神経外科のお医者様
一見すると接点の全くない二人が受け様を暴漢から助けたことで急接近
でもそれは攻め様の周到な罠だったんです。
その日から、受け様は暴漢からの仕返しが心配だからと言う理由で攻め様の家で
居候することになるのですが、淡泊だと思っていた受け様が何故か毎日
夢精するようになってしまう。
でも、何かおかしいと感じた受け様は攻め様から寝る前に進められて飲んでる
お茶を飲まず事実を見極めようとしたが、狸寝入りがバレて、逆に開き直った
攻め様に犯されてしまう。
その行為の写真まで撮られ脅迫されるように毎回辱めを受ける事になるのです。
受け様は理由を知りたいけど、攻め様は嫌いだからと・・・
でもその割に受け様が危険な目に遭いそうになると必死で助けて庇ってしまう。
なんとも矛盾した攻め様の行動に受け様はプチパニック気味なんです。
タイトルの復讐と言うよりも愛されて育った受け様に対する嫉妬や憧れに
近いのではないかと思えるようなお話でしたね。
復讐だとすれば、半分お門違い気味だけど、攻め様の育った背景を考えると
逆に可愛く思えるから不思議です。
いい大人なのに情緒面が育っていない感じで、自分の気持ちもままならないような
微妙なヘタレ感もあるように思いました。
そして全てを知った受け様も、やっぱりそんな攻め様を愛しく思ってしまう。
受け様と一緒にいる事できっと愛することを覚えて行くんだろうなぁって
思わせてくれるようなラブでした。
と書くと、美しく聞こえますが、やってる事は凌辱です。
お互いに愛が芽生えるのは本当に話の最後です。
攻→受は執着はありますが愛ではないですし(というか攻は愛という物がどういうものか解っていない、性的経験は豊富でも恋愛経験はゼロ)
受→攻にいたっては終盤まで特別な好意はありません。
個人的には「攻めの事が好きだから理不尽な扱いに耐えている健気受け」ではなくて良かったです。
この二人はある意味自分の好きな「変人×常識人(というか普通の人)」だと思います。
篠を睡眠薬入りの酒で眠らせ悪戯する苅谷や篠に剃毛を強要する苅谷は変態っぽくて萌えました。
篠は普通っぽいが普通じゃないかもしれません(終盤に限って言えば心が広すぎる「聖母受け」って印象)
篠は苅谷には色々酷い事をされますが、苅谷以外には最後まではされませんので「凌辱好きだけど攻め以外にされるのは嫌」な人も安心して読めると思います。
愛されずに育ち、人を愛する事も無かった攻め・苅谷と、周りに愛されて育った受け・篠。
篠がものすごくいい人なんですよ。
自分が読んだBL作品の中でもトップクラスに性格が良い。
人間性は篠>>>∞>>>苅谷です。
そんな篠にはBL作品だという事を忘れて、普通にどこかの女性と幸せになって欲しかったと思いましたが、
でも苅谷を救えるのは篠ただ一人なんですよね…
苅谷は逆に性格は悪いんだけど、あの家庭環境じゃ仕方が無い気がします…
寧ろ表面上グレなかっただけすごいかもしれません。
篠への復讐も筋違いだと本当は判ってたみたいですし。
個人的には一旦軽い攻めザマァ後に攻め救済展開だったら、もう一段階評価が上がった所ですが、篠の性格上、苅谷を一時的にも見捨てる事なんて出来ませんよね…
作中で苅谷が篠を庇った怪我二回(一回は完全に苅谷の自業自得ですが)や過去の出来事等もあって
苅谷がいなかったら篠は無事に生きていなかったかもしれないですし。
篠のようなタイプは絶対にある程度はモテると思うのですが、今まで異性との経験が無い、というのが不思議です。
淡白な設定だから自分から積極的に恋人を作ろうとしなかったのかもしれませんが。
個人的にはとにかく受の篠が好みで萌えました。篠だけなら神評価です(笑)
しかし、受けが好みでもそれが理由で自分の中での作品の評価は上がらないんですよね(逆に受けが嫌い、萌えないと評価は容赦なく落ちます)
という訳で作品自体は萌評価です。
引っ付いた後の後日談が読みたかったです…
矢城さんといえば”触手”のイメージ♪ですが、今回はファンタジーでないので触手はありません。
しかし、鬼畜野郎の攻めが登場します。
白衣がユニフォームの受けちゃんに女性下着を身につけて仕事させたり(透けるよねw)
みなさん大好きな剃毛ありますっ!!
それは攻め様が剃るんじゃなくて、攻め様の目の前で自分に処理させる。そしてその処理の確認作業場面がある。
ぬぬぬぬぬ~♪と、羞恥を感じさせるシチュエーションが!
最初から最後まで割とシリアスに進行する作品でしたが、受けちゃんがとっても前向きのイイ人であり、攻め様が鬼畜なのにも理由がありと、
ただの凌辱モノじゃなくてなるほどね~というトラウマというか逆恨みというか嫉みというか、ネガティブでちょっとヘタレが混じった攻め様の仮面の姿だったという、結構甘い話しでもあったのですよ♪
リハビリを受け持つ理学療法士の篠は人が良く、患者にもスタッフにも好かれている真面目でいい人なんですが、ある晩事件を犯して権力のある父親によって病院へ閉じ込められた不良息子とその仲間によって強姦されそうになったところを脳神経外科医の苅谷に助けられる。
ああいう輩はタチが悪いから付け狙われて危ないという理由で、苅谷の家に寝泊まりすることを進められ、彼の家にやっかいになることになる。
その晩から始まった、性的にも淡泊と思われていた篠の毎晩の夢精。
おかしいと感じた篠は、ひょっとしてと狸寝入りをして犯人を確かめようとすると、それはなんと苅谷だった。
その日から恥ずかしい写真をネタに数々の羞恥を与えられ彼のいいなりにしかなることしかできない篠。
しかし苅谷の言葉の端々に見える篠を奴隷と言う割に何かひっかかるモノ言い。
そして病院の階段で落ちそうになった篠を庇い骨折の怪我をした苅谷。
そこで、苅谷の篠へのこだわりの理由を知ることになるのです。
理不尽に蹂躙される受けである篠が、それに耐えてるんですがあんまり悲愴感を感じないのは彼が天然なのではなく、性善説の人だからかな?(別にそういう表記はないが)
結構冷静にどうしてなのか考える余裕があるところが、悲惨な感じにならない一番の要素ですね。
泣きわめけば鬼畜度が上がるというものでもないし、彼のこの点で痛いというのが緩和されてるようです。
逆に攻めである苅谷が痛いです!
性格が痛いんじゃなくて肉体的に痛いですよ~。
後半の骨折の描写の痛そうなこと、そしてクライマックスも。。。
彼が篠に執着する理由は彼の子供の頃の不幸によるものですが、篠をねたんでいたのが、そのうち篠自体に愛情を与える人として彼を手に入れることで自分にない愛情が手に入ると、知らず知らずのうちにすり替わっていたのかもしれないですね。
歪んではいるけど、根っから悪い人ではなさそう。
そういった点で篠は酷い目にもあったけど、けっこうまっとうな甘い話しになったんでしょうね。
この本で目を惹くのは笠井あゆみさんのイラストです♪
カラーも白黒も素敵です。
それが物語の魅力を倍増させているような気もします。
矢城米花先生、初読みです。矢城米花先生に関しては『新任教師』の著者様ということだけしか存じ上げておりませんでした。『新任教師』はスゴイ!(ひたすら輪/姦、ひたすら凌/辱)と何処ぞで耳にしていてたので(未だに読めていませんが(;´Д`A))
そんなこんなで、今回は、エロに胸をときめかせながら読み進めました(*´ω`)
輪/姦は残念ながら御座いませんでしたが…エロさはたっぷり感じられました。
なんてたって、剃毛と女性用下着、おまけにキュウリの疣まで(ノ∀`*)美味しゅう御座います( ´艸`)ムププ
女性用下着の前面部に切れ込みが入れてある仕様…ブラジャーのカップにまで切れ込みとは恐れ入りました。
これなら、どんな乳首プレイも出来ちゃいますよねヾ(●゚∀゚●)ノここで、必要以上に悶えた私がいますw
そして、これを着用させて仕事に行かせちゃうんですもんね。ショーツなんて紐パンですしね。
寝ている篠に悪戯まで(篠は睡眠薬効果でグッスリ)してしまう。
苅谷の「…いくぞ、受け取れ!」とか「中にだしてやる。しっかり、吸い込め」等の台詞もとってもよろしい感じでして、プレイに関してはやたら楽しかったです♪もう少し、乳首にスポット当てていただけたらなぁ…ブラジャーカップの切り込みを有効利用して欲しかったです。ちょっと寂しい(´・ω・`)
ストーリーの方は、攻めの苅谷の復讐劇がメインのようでしたが…
結局は非情になりきれず、篠の優しい心に触れて愛情を知って行くような感じです。
苅谷は幼い頃から、両親にも必要とされず性格さえも歪んでしまい周りから孤立していく、よって「俺は誰からも愛されない」という考えが苅谷を形成してしまったようです。
篠は苅谷とは対照的で、優しく明るくて誰からも好かれる。それを羨ましくもあり、いつしか妬みのような感情さえ芽生えてしまたように思われます…なんとも可哀想な苅谷です。
「人から愛されることを知らない、必要とされ愛されたい」この呪縛からは、なかなか逃れられないようです。
とりあえずはハッピーエンドですが、篠はこれからが大変そうだなぁ。
憎しみがやがて愛情に変わるようなお話は好きなんですが、苅谷は未だに愛情というものを知らないようで…気持ちが通じ合った後の、相手を労り、慈しみのようなものがあまり感じられませんでした。
今まで、人に必要とされず、愛されなかった苅谷なので、まぁこれが自然な感じなのでしょうね。
執着し…憎んでほしいと凌辱する攻。
作業療法士の篠(受)は、素行の悪い患者に襲われそうになったところを脳外科医の苅谷(攻)に助けられた。
動揺する篠は、まだ危ないからしばらくは自分の家に同居した方が良いという苅谷の言葉に同意し、しばらく一緒に住む事になった。
しかし、それは苅谷の罠だった…(>_<)。
さすが、花丸文庫BLACKですね。攻は性格が歪んでいるし、行動が酷い。
憎んでほしいと思っているから、容赦しませんね(T_T)。
篠が仕事場でも苅谷を警戒し、行動を目で追うと…苅谷は喜びます…それはいつもいつも自分を考えているからだと…(>_<)。
でも、そんな苅谷の篠を凌辱する行動の中には、独占欲というか…苅谷自身が気付いていない篠への複雑な想いがあって、それが垣間見えることに、篠は戸惑いを感じ始めます。
そして、篠は、2度も自分を助けずにはいられなかった苅谷に「先生、もしかして、子供のころ会ってますか?」と問いただします。
それに対する苅谷の答え…今までの篠への酷い行いの原因と気持ち…
その告白を聞いていると…何だか愛の告白でしたね(^-^)。
俺は、お前をこんなに想っているんだ~って、本人には自覚がないけど…
「お前が俺を好きになるわけがない」という苅谷は、だから憎んで俺を忘れないでほしかったんですよね。
それを聞いた篠は、苅谷の不器用さと孤独を受けとめて、いつの間にか苅谷に魅かれている事を認めます。
苅谷は、やっと自分を愛してくれる人に巡り合えて良かったですね…
でも、苅谷の執着は怖いですよ…篠はもう逃げられないでしょう…なので猛獣使いのように苅谷を調教するしか助かる道はないと思われます(^O^)。
できたら、両想いの後の篠の尻に敷かれたデレデレの苅谷が読みたかったです。
さすが、笠井あゆみ先生です。ピンクのレースの紐パンに頬染めてる篠が可愛い。苅谷が持ってるのはローターだけど、亀頭に見えなくもないとか思う。
もう、表紙と口絵だけでお腹いっぱいでした。
内容はおも苦しいのか?と思ってたけど、単純だなって感じでした。
全部読み終えて、苅谷の行動が子供っぽいと篠は母親と二歳で別れていて何も知らなかった訳で、そこも苅谷は知らなかったようですけど……嫉妬や妬みから篠をいじめたいようでした。
肉まんババァって言葉が頭から離れない。ババァはともかく、肉まんは美味しいです。
完全なる表紙買い。
ぶは!口絵危険…パッと見は普通なので油断しました。
しかし自分でも懲りないなと思うのは、矢城さん合わないのにこうして買うというね…
花丸ブラックですからさぞエロスなのでしょう、そして、受けが酷い目にあうのでしょう、矢城さんですからと覚悟しつつ読書。
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受けの篠は病院で働く、リハビリ担当の作業療法士で24歳。
誰からも好かれるような明るい人柄。
攻めは腕は良いけれど付き合いの難しい外科医の苅谷、33歳。
歪んだ感情(じゃなきゃここまでしないけど)を持つ男性。
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窮地を苅谷に救われた縁で苅谷宅に住まわせて貰うこととなった篠ですが、それもこれもすべて苅谷の計画の内で…という、過去の因縁で篠を狙っていた苅谷の復讐劇です。
ただ篠が暖簾に腕押しとまでは言いませんが、なんというか天然というか、うーむうまく言えませんがお母さん受けというか…ちょっと良い人過ぎやしないだろうかとも思います。
ただこのくらいの人じゃないと、結果苅谷を受け入れられないとも。
わたしには無理だもの(苦笑
キュウリか…痛そうだな…とかは思いましたが、矢城さんの既読作品よりも受けへの体の痛みは少なくてホッとしました。
それにブラックのわりにそこまでエロスではない?女性物の穴開きエロ下着を着用させるという超絶美味しい設定も、残念ながらいまいち効いてませんでした。
個人的には矢城さんの作品の中ではそこまで痛くもなく、エロさも普通(こればかりは人それぞれの感じ方ですが)で読みやすい作品だと思います。多分この作品の中での一番のエロスは口絵ですね。