kirara
『回路接続』の番外編同人誌です。
1編目『回路接続overture』
ちひろの兄のゴシックブランドのカタログ撮影をしている颯と『雛世』(ちひろ)。
本編で『もう雛世は引退する』と言っていたにも関わらず(そもそも本編でもその後も雛世にさせられてたんだけど)、兄がブランドのメンズのモデルに颯を選んだため、彼を他の女性モデルと絡ませたくないちひろは結局『雛世』を続けることに。
撮影が中断したあと、2人は撮影場所であったサロンの棺桶の中に入って(蓋まで閉めて)ベタベタと・・・
ちなみに、本編ラストのHも撮影後にサロンの祭壇前の黒天鵞絨の敷物の上でした。
2編目・表題作『回路接続overflow』。
『雛世』と素の自分の間で戸惑うちひろ。
付き合っていても何もしようとしない颯に、ホントは『雛世』がいいんじゃないかとぐるぐる考えています。
そんなところに、本編にも出ていた(兄と関係ある?)監督の余計なアドバイス(『雛世モード』で振り回して『ちひろモード』で甘える)に乗せられてしまうんですね。
『雛世』の格好のままで颯に会いに行き部屋へ連れて行かれますが、なんとちひろはコートドレスの下はほとんど裸。首輪とコルセットとガーターで吊ったブーツ・・・どんな変態プレイをするつもりなんだ。
でもそこで話をして、ちひろの不安は颯にも通じて、結構濃いぃHを。ラブラブです。
う~ん、相変わらず兄が鬱陶しかった・・・読後の感想で、メインのラブよりそれが真っ先に出るってどうなんだ。
ただ、こちらではギャグ担当と言ったらあんまりだけど、単なるコミカルな狂言回し程度かな。
でも、颯とちひろのなんとも生真面目で一途なキャラクターとラブはやっぱり好きですね。
面白かったです。