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katsugou
待ってました!宮緒先生の最新刊~!
前作も攻めの黒い愛情・執着でぐいぐい惹き込ませてくれましたが、今作も最高です。
数ページ読んで、「あ、こりゃ面白いな」とドキドキワクワク、期待たっぷりで
読み進めました。
設定が素敵すぎて、「あー、いいね、いいね、こういうの大好きなんだ!」と
お前はどこの変態親父だと言われんばかりの興奮さMAXでした。
容姿設定としましては、受けが美人系というわたしの大好物設定でして!
受けの明良は、派手ではないけれども、母親譲りの中性的な美貌で、肌の色も白く、
女性から遠巻きにされることもしばしば。
攻めの達幸は青い瞳を持った野性的だけれども綺麗に整った顔立ちの男前で、かなりの
高身長で、演技派俳優『青沼幸』としてブレイク中。
こんな2人の出会いは、小学生の頃。
幼少の頃の明良の家庭は、天才外科医の父、美しいけどもヒステリック気味な母、とても
可愛がっている愛犬(シベリアンハスキー)タツ。
そんなところに、父のかつての恋人(同級生)だった女性が亡くなったことにより、
その息子・達幸を鴫谷家に引き取り、父は明良に達幸と仲良くするように頼みます。
明良は大好きな父から頼まれたのと、愛犬・タツに似ていたことにより、達幸を放って
おけなく、辛抱強く世話を焼きます。
そんな達幸は『あーちゃん』と懐き、明良にのみ心を開いたのです。
そして明良よりも優秀に育ってしまった達幸に明良は劣等感を覚え、また達幸は
明良への傾倒ぶりから『鴫谷の犬』→『狂犬』と呼ばれるようになります。
18歳の頃、事故によって2人は大怪我を負い、そこから現在まで連絡ひとつ取らず、
顔を合わせぬ6年間となるのです。
そして話は冒頭へ、明良の住むアパートが火事により全焼し、そこに6年間連絡も
取っていなかった達幸が、明良を迎えに来て…
この攻めの達幸が、もうまさに犬で!小説内で『犬』というワードがわんさか!
本人も『俺はあーちゃんの犬だ、あーちゃんの犬になりたい』と常々言っており、
明良が飼っていた本物の犬にも嫉妬し、自分以外の男は『雄』と表し、
本当の犬になるのを望んでいるくらいで、傍から見たら異常とも思える行動も、
達幸にとっては明良の犬として当然のことで、主人を愛するが故の行動で…。
普段は『明良』と呼ぶのに、興奮したり焦るとすぐに『あーちゃん』に戻る。
俳優になったのも、『あーちゃんの役に立つ犬になりたいから』
すべてが明良中心で、明良のためであれば文字通りなんでもする。
そんな達幸を、明良は自分と同じ苦しみを味わせてやろうとするのですが、
ある時、達幸の出演する映画を観たことにより、明良に迷いが生まれ、
その復讐の心はどんどん薄くなっていくのです。
そこからまた2人にはいろんな事が絡んでいくのですが、
もう、なんというか…面白い!そんな月並みなことしか言えませんが、
この従順な犬・達幸がもう明良しか見えてない、明良がいないと生きていけない、
明良以外いらない!という執着が可哀想なほどまっすぐで…。
明良を激しく抱くのに、キスは犬だからしちゃいけない。なんて、なんだその理屈は!
という感じなのですが、本人はいたって真剣で、でも、明良を見るだけで
発情しまくりで、明良の態度で一喜一憂し、もうまさに犬。でも愛しい!(笑)
梨とりこ先生の絵も繊細で美しく、2人のイメージというか、シーンをいろいろ頭で
浮かべながらラストまで読ませていただきました!
攻め→→→受けという、まさにわたし的「これこれ!」というBLでした。
ぜひともドラマCD化していただきたいです。
読み終わって、もう大満足で、絶対また読み直そう!と思えた作品でした。
宮緒先生、これからもついていきまっす!(笑)
デビュー作「堕つればもろとも」彷彿とさせる3作目の作品も攻め様が「犬」
と言っても本物ではありませんよ~、しっかり人間なんですが・・・・
犬よりも犬っぽい忠誠心があって受け様を守る為だけに生きてるような攻め様。
デビュー作でも、一途な忠誠心&狂気のような和犬でしたが、今度の犬は
シベリアンハスキーですねぇ、飼った事がある方は分かると思うけど、
見た目と違ってかなりおバカな犬種なんですよね(笑)
今回の攻め様もまさに、そんな感じもするし、受け様が好きすぎて半分狂ってます!
その狂犬を唯一従わせる事が出来るのが過去の不幸な出来事が重なってしまい
攻め様に対してかなり屈折した思いを抱えてしまった受け様なんです。
暴れる狂犬と猛獣使いの関係みたいな感じもするお話ですが、内容は結構太いです。
生れ落ちてから肉親の愛情を一切受けていなく、洗脳されるように疫病神と
言われながら育った攻め様が受け様の家に引き取られてからの関係なんですが
まるでヒナの刷り込みのように受け様にどんどんのめり込むように懐く攻め様。
誰にも心を開かず、まるで空の人形のような攻め様が受け様と出会った事で
感情を表すようになるんですよね。
受け様だけに懐く犬のように好意がどんどん過剰になっていくんです。
そして受け様が可愛がっていた本物の犬が最大のライバルだったようなんです。
本物の犬が亡くなった後は自分だけが受け様の犬だと思い、受け様を守る番犬です。
でも、そんな攻め様の気持ちとは反対に受け様は攻め様を疎ましく思ってしまう。
この受け様、結構ファザコン気味だったようで、父親を取られたみたいに思ってて
攻め様から距離を取ろうとしてしまう。
でも、攻め様がそんな受け様の態度をガマンできるはずもなく捨てないで状態で
縋りつくけど、受け様は手荒く拒絶して・・・・そこで、悲劇が起こるんですよね。
二人は共に事故に遭ってしまう、受け様は攻め様に守られながらも好きだったピアノを
二度と弾けない、そして外科医の父と同じ道に行きたかった受け様の望みを砕くように
腕が切断されるくらいの重症を負ってしまう。
さらに、受け様を精神的に追い詰める出来事、父が自分ではなくて、攻め様の手術を
優先させていたことで、受け様は父親から嫌われたと思ってしまうのです。
その事故の後に、攻め様は受け様に何も言わず姿を消してしまうのです。
そして6年の月日が流れ、受け様が再度不幸のどん底にいる時に攻め様が現われる。
受け様は、攻め様が不幸の原因だと思う事で自分のプライドを守るのです。
受け様も自分が間違っている事に気が付いているのですが、いつの間にか全てにおいて
自分より上に行ってしまった攻め様に対して妬みや嫉妬的な感情が膨れ上がり
攻め様に対して頑なな態度で・・・でもそれすら攻め様は嬉しいんです。
受け様の犬と言いながらも受け様を犯すんですが、それは犬なら許されるって
変な行動の一旦なんですよね。
それ以外は全て受け様が中心で仕事でもなんでも優先されるのは受け様なんです。
受け様は犯された事にも憎しみを抱き、攻め様に復讐してやろうと画策しますが
攻め様の俳優としての姿に見せられ、復讐する事が出来なくなるんです。
そして受け様がトラブルに巻き込まれ・・・助けに現れる攻め様は死神のようです。
受け様の為なら迷わず人を殺めてしまう程の激情なんです。
結局それを止める事が出来るのは受けさましかいないんですよね。
受け様も、攻め様への気持ちを自覚してしまう、でもそれは攻め様の為にならないと
なんだかんだ言いながら受け様は結局攻め様に甘いのですよ~~~
ラストまで気が抜けないワンちゃんの暴走状態なお話ですが、この哀れで可愛い犬の
魅力にメロメロになってしまうようなストーリー展開で飽きさせないです。
今後の受け様の調教でもっと魅力的なワンコになって行くだろうと思わせるお話です。
宮緒さんの描く、犬攻めや下僕攻め、執着しすぎ攻めはどれも大好きなのですが
自分はコチラが一番好きです。攻めのキャラ勝ちだ。
攻めの達幸を一言で表すなら、
ヤンデレ……? いや違うだろ。確かに病んでるくさいけどそれどころじゃない気がする。
じゃあ… 執着攻め? いやいや確かに執着しまくってるけど「執着」って言葉では弱い気さえするでしょう。
そんなわけで、「渇仰」というタイトルを捻りだした編集さんは素晴らしいと思いました。
まさに渇ききっている。達幸は常に受けのあーちゃんが足りず、飢餓状態でした。
幼いころに複雑な家庭環境で育ち、普通に与えられるべき愛情を1ミリたりとも貰うことが出来なかった達幸。
あーちゃんパパに引き取ってもらえた頃には小学生にして既に心が砂漠状態。
そんな枯れっ枯れなところに、きれいなきれいな素の笑顔で、お世辞でもなんでもなくやさしく褒められちゃったら、乾いた砂が水を吸うように心に染み付いちゃうだろうさ。
ジュースやお茶も美味しいかもしれないけれど、干からびた心に注いでもらえた綺麗なお水が美味しすぎたから、達幸はそれ以外はいらないのです。
己を取り囲む環境が変わろうがなんだろうが、あーちゃんしかいらない。
あーちゃんだけがおいしい。
甘露の如くあまくとろけて達幸を酔わせるお水。
けれど甘いものってのは飲んでも飲んでも、いっくら口にしても満たされないのだ。
飲めば飲むほど渇いてしまう。満足できない。口にした次の瞬間にはもう欲してしまう。
そんな感じで最初から最後まであーちゃんを渇望している達幸でした。
犬まっしぐら過ぎて引くどころか最早かわいく見えてきます。
素に戻るといきなり喋り方や雰囲気が幼くなってしまうのもかわいくてずるい…… ワンコ攻めでなくリアル発情期の雄犬攻めなのに(笑)
ものすごく面白かったです。
想像以上に犬、そしてヤンデレでした。
「受け以外どうでもいい」と思っていて受けに近付く者には容赦ないタイプのヤンデレ攻めはとても好きなので満足です。
攻め・達幸が受け・明良に執着する理由も読んでいて納得の行く物でした。ただ「達幸を無視したり怒鳴ったりしない初めての大人」の明良の父親に対して何か思う所は無かったのか?と思いましたが。
あと犬であって恋人じゃないからキスは駄目だけどエッチするのはOK、という達幸の思考回路がよく判りません(笑)そちらの方が駄目だろ、と思うのですが。
読んでいるうちにどんどん話に引き込まれていき、終盤に明良が達幸から離れる場面では「絶対に達幸が駄目になるから止めて!」と思いながら読んでいました。
前作の「悪夢のように幸せな」がとても自分のツボだったので、毛色の違うこの作品が合うかどうか心配でしたが杞憂でした。というか前作以上に良かったので神評価です。
宮緒さんの作品は三作とも読みましたが、全部自分の中では萌×2以上で、これからも期待の作家さんです。
お腹いっぱい!大満足な読後感。
現実離れしたストーリーは大好きなので、私は大満足。
途中、辛い時期があったけれど、そこを過ぎればあとは二人のやりとりを温かく見守るのみ。
明良を養う為に俳優になり、明良の為だけに生きている達幸。
ライバルは永遠に(?)明良の飼い犬のタツ。
物凄い執着で可愛すぎなのと、異常すぎて怖いの紙一重。
私の中では、可愛すぎる方が若干勝っている。
達幸は明良の犬なんだけれど、犬にしてって言ってるけれど、いつも尻尾を振って御主人様の明良の言いなりになっているわけじゃない。
結構強引に自分のしたい事をやらせてもらっている。
その辺は結構したたか?
明良もなんだかんだ言いながら、達幸の要望をほとんど受け入れている。
この二人のやりとりがなかなか面白かった。
はやく渇命とPH3も読まなくては!
ワンコではなく犬な攻め…?!と妙な新しい世界へと興味を持ち、読み始めました。
いや〜とても面白かったです。
なかなか怖い部分もありましたが、逹幸(攻め)の明良(受け)に対する愛の重さが痛いほど伝わってきます。それが程良く萌えました。
しかし、達幸の永遠のライバルが、明良が昔飼っていた愛犬タツだなんて本当におかしくて仕方がないです。
非常にぶっ飛んだ思考をお持ちな達幸が、なんだか微笑ましいな〜と自分は思いました。明良のことを「あーちゃん」と読んでいるのにも微笑ましいし萌えます。ただただ明良のことばかり考えているので、いっそのこと応援したくなりますし、達幸の凄まじい独占欲もこれまた何回も読むとなんだか心地良くなるんですよ。
明良も常識はありますが、なんだかんだ達幸に流されて一緒に深い沼へと落ちていきそうな予感がします。ちょっと怖いですけど、自分はもう2人だけの世界に行ってしまえ〜と開き直りました。
この2人がどんな形になろうと、自分達なりに幸せになれることを願います。
情緒不安定ぽい所がある2人なので、これからの未来がどうなるやら…。読み終わってからもまだまだ不安が残りますが、この2人なら大丈夫だろと思わせられもします。
ちなみに攻めは"犬"とはいえ、獣人ではなく立派な人間です。(心は受けの犬です。)
読み始める前に想像していた以上の"犬"攻めで、大変面白おかしく楽しませて頂いた作品でした。
好みが別れるとは思いますが、自分はこの2人のキャラが好きなのでとても萌えました。
宮緒葵さんの書かれる文章も丁寧で読みやすくて好きです。
次巻の「渇命」、宮緒さんの他作品も早速読んで見ようと思います。
大型ワンコ攻めなんてよくある設定だが、この作品はワンコなんて易しいものではなく、リアル犬だった。
擬人化とかでもなくファンタジー作品じゃないのにリアル・い・ぬ!
ご主人様の気配に敏感というかどこにその第六感があるのだという程にあーちゃんの危機に敏感で、あーちゃんの足元で丸くなって眠り、あと普通の犬じゃなくて発情期のオス犬というか、発情中のオス犬がそこにいるのである。
皆さんのレビューで犬だ犬だとあったのだけれども、ここまで犬だと思わなかった。
読み始めた当初は「何だ、このものすごい執着の紙一重で社会不適合者になってしまう人間は!」と思ったのだが、最後までブレることのない達幸の犬としての姿勢と思いに、これはありだ!むしろ、アッパレ!と思ってしまった。
もう、そういう気持ちになると達幸の今のいい理解者に囲まれた状況に感謝したくなる。
大変な悲しい幼少期に目を覆いたくなるけど、今のこの達幸を作ったものだと思えば何とか読める。
あーちゃんも達幸も幸せになって良かったねえ、と読み終わると晴々した気持ちだ。
こんな作品を生み出す宮緒さんはすごいと思う。
これを見て!これを読んで!とものすごい訴えかけてくるものがあって、その勢いで読みきってしまった感じだ。
おまけにその勢いに乗って宮緒さんのHPまで飛んで、番外編まで読んでしまった。
満足、大変に満足した!
達幸の明良に対する執着は、最初から最後まで変わらず凄いです。
「とにかく明良しか見えてない、他はどうでもいい」という盲信っぷりは、
もうストーカーと言ってもいいでしょう。
お話は、2人が6年ぶりに再会したところから始まります。
火事で家財を失い、恋人に裏切られ、
揚句、理不尽な解雇を言い渡された明良の前に突如現れた達幸は、
何もかも失った明良とは対照的に、俳優として大成功を収めていました。
子供のころから達幸の明良に対する犬っぷりは凄まじかったんですが、
対して明良は、自分より遥かに優秀な達幸が羨ましく妬ましく疎ましかった。
そして大好きな父が自分より達幸を可愛がっているように思え嫉妬に苦しんでいたんです。
そんな達幸に憐れまれただけでも我慢ならないのに、
「明良の犬にして」と言いながら無理やり犯されたことで
最後のプライドまでぶち壊され全てから逃避した明良は、
達幸から何もかも奪う事で復讐しようと心に誓います。
私が、「神」を付けた一番の理由は、
明良の達幸に対する心の葛藤や変化が本当にしっかり書き込まれているところです。
一心に明良を慕う達幸をただ可愛いと思っていた子供の頃から、
次第に優秀な達幸に劣等感を刺激されるようになり、
可愛いと思う気持より疎ましさが勝っていく様子。
そんな明良に縋りつく達幸に、歪な優越感を感じ、
そしてそんな自分を心底嫌ってもいる苦悩・・・
でも、達幸と一緒に生活し、俳優としての本物の才能を目の当たりにしている内に、
本当は心の底では強く達幸に引きつけられていた事を徐々に自覚していきます。
そしてその事が、明良を嫉妬と絶望の呪縛から解放します。
憎悪に凝り固まった心が解きほぐされた事で、父親に対する誤解も解け、
明良は素直な心で達幸を想う事が出来るようになります。
他人から見たら「なんでそんな事で?」と思うような出来事に、
真剣に悩み囚われるのが「人間」なんでしょうね。
明良の気持が、行ったり来たりしながらも少しずつ解きほぐされていく様が、
その間の息苦しいほどの葛藤が、なんだかホロリと来てしまいました。
そして達幸もまた然り。
ここまで明良に執着する要因は幼少の頃にあったんですね。
明良が達幸の青い目を「お父さんの田舎の海みたいに綺麗」と言った、
そのたった一言がここまで達幸を捕えてしまったのは、
きっと想像も出来ないような達幸の孤独があったからなんでしょう。
明良に依存しきっている様子は痛々しいほどで、
回想シーンの、ピアノ室前で膝を抱えている達幸には思わず涙してしまった程です・・・
そして達幸、明良が父親以外に唯一心を許している愛犬のタツに、
真剣に嫉妬しライバル心を燃やしてます。
それが「達也の犬になりたい」と願うことになった原因なんでしょうか。
ところで、私は国語力が無いので「渇仰」の意味を辞典で調べてみましたが、
「深く慕うこと」という意味以外に、「仏道を深く信仰すること」とありました。
達幸、明良を深く信仰していると言っても過言ではないかもしれませんね。
エロも濃いのでBLとしても読みごたえはありますが、
ひとつの小説としてぜひ読んでもらいたい作品です。お勧めします!
面白かった!
宮緒葵先生の『堕ちればもろとも』に続く犬です。
執着心もここまでくれば病的に鬼気迫るものがありますが、時々みせるわんこでかわいい攻め様に心を鷲掴みされました。
そして美人な受け様もプライドが高く劣等感の塊だったのが、少しづつ気持ちが変化して行く過程も読み応えありました。
やっぱり美人な受けとひたすら犬はいいです。
次の新刊が待ち遠しいです。
犬以上にイヌでした。
受けのためなら仕事をもすっぽかす、予定を切り上げる。
ファンが声をかけてきても受けに興味が向いたらキレる。
普通なら何だこいつはと思う人物ですが、根底にある受けへの絶対的な好意を考えるとそれらの問題行動も萌えます。
受けはそういった攻めの自分への行動を利用して、攻めが仕事を追われるようにしてしまおうとしますが、攻めの演技をみてそれを躊躇ってしまう姿はなかなかかわいいな、と。
しかし、受けが扉を開けずに閉じこもっていると爪が剥がれるまで扉をガリガリしたり、受けが出て行って荒れ狂う様は苦手な人は苦手かもしれません。
しかし、そういった異常なまでに受けに依存する攻めがすきな方にはオススメの作品です。