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koi ga yureru kiss no yuuwakku
シリーズ3作目にしての完結編の今回は2作目がスピンオフでしたので
1作目の主役が最終回に相応しい登場で締めてくれました。
スピンオフの幼なじみ&従兄弟カップルも随所で登場もしています。
高校1年16才と25才の若き外車ディーラーの社長さまとの年の差カップルの恋
紆余曲折をえて恋人同士になった二人ですが、今回は攻め様の元カレが登場!
タイトルに恋がゆれるなんてなってるからさぞや大荒れするのかと思ったら
意外に、受け様が大人で男前な感じでこれからますますいい男になる予感大な展開
返って攻め様の方が鈍くてやんちゃでヘタレ気味だったりするんですよ。
攻め様に教えられた学園の秘密の場所の屋上で、偶然に攻め様の元カレと
会ってしまう、でも初めは元彼とは知らず攻め様の幼なじみだと思っていた受け様
でも、迎えに来た攻め様は、元彼に会ったとたん動揺しまくりで・・・
そして、受け様はその事を知ってしまう。
そこから攻め様の仕事も忙しくて受け様は二人の事が気になるが攻め様と
直接会う事が出来なくて、その前に再び元彼と出会って、やはり恋人だったと
聞いてしまうが、元彼に知りたいことがあれば教えると言われ半分むきになって
攻め様に直接聞くからと断る強気の受け様です。
う~ん修羅場になるのかと思われたのですが、攻め様は受け様の効きたい事を
きっちり答えてくれる、でも、受け様はやっぱりちょっぴり複雑なんですよね。
でも、それは自分に自信が無いから不安なのだと言い切れる受け様は強いです。
グルグル悩んでしまうところは16才なんですが、その後に解決する気持ちや
行動なんかはかなり大人です。
それに、同時進行で実父の問題も浮上してきます、そして同じ学校にいる
義兄との相手方による一方的な確執問題が後半で攻め様の過去のトラウマにも影響
そのトラブルを解決するためにとった受け様の潔すぎる行動は若さゆえだと
言い切るには男前すぎて惚れちゃいそうです(笑)
後半で攻め様と元彼と受け様の3人で話すのですが、受け様は攻め様が思う以上に
相手の気持ちを的確に理解してて、攻め様の鈍さが露見しちゃう。
でも、全てを知って、尚、攻め様への気持ちを冷静に自覚して今の気持ちを
大事に育てようとしてる受け様はやっぱり大人で素敵でしたね。
とても素敵な最終巻になった作品でした。
『恋におちる、キスの瞬間』の続編になります。
生まれに事情があり、外部入学とそのまっすぐで頑固な性格の為学園内で浮いていた主人公の、理友という名前の由来から出会って恋人になった元レーサーで会社ディーラーの攻めである榛名とのお話は、作中内でも触れられていますので多分、このお話単体だけでも大丈夫なような気もしますが、詳しい肉付けとかは1作目を読んでいた方がわかるかもしれません。
そして理友の親友である賢一と龍樹のお話はスピンオフに。
また、今回は主人公達が出かけるパーティーが美術館の開設にまつわるもので、『GIFT』の主人公達もちょっと登場して理友と話しをしています。
1作目を読んだ時に、なんでこんな子供思考の子が大人と恋人になるんだ?なんて不思議で絶対別れるぞ、なんて思ったりもしたものでしたが、今作品は前作からさほど時間がたっておらず、3月の学年末の設定。
理友まだ高校一年生の16歳・・・・淫行!?・・・いや、知らないふりでwww
今回は、榛名が高校時代に恋人だった幼馴染でもある羽田が留学先から帰国して理友の心を乱します。
しかも、それと同時に榛名も仕事のトラブルなので忙しく、デートも完全にできないままきちんと話しあうこともできず、また榛名から理友へのきちんとした説明もなく、
むしろ羽田が意味深に理友を挑発して不安がらせるような事を言うのです。
それに加えて、理友の出生に関わる異父兄の嫌がらせがまだ続いて、それが理友と父が面会したことで理友が危機に陥るというハラハラな展開。
榛名のトラウマの克服と、きちんとしたけじめをつけるという側面も同時に含んでおり、二人はひと山超えるというお話でした。
もうね、とにかく理友は理友なんですよ!!
彼は子供っぽいといえばそうなんだけど、その潔さは子供ゆえなのかもしれないけど、男前ですわ♪
言いたい事ははっきり言う、きちんと正当性を通す。
それが融通が効かなくて憎まれるという面も生むし、逆に彼を守ってあげたいとも思える。そんな2面性がある性格ですよね。
子供だから許される部分というのもあるかもしれませんが、でも、だからこそ、それを見て大人が気がつかされるという部分もあるのかもしれず、それが理友の魅力なんだろうな~と改めて思いました。
羽田が随分と思わせぶりな態度をとるのですが、大人げないというか何と言うか、つかみどころのない人で、一体何がしたかったんだかw
しかし、ここまで彼について濁しているということは、どうも彼で話しが1本ありそうなんで(相手はそう!あの方ですよw)、仕方ない、、と目をつぶることにしましょう。
理友のインパクトが大きいので、実は榛名がこの巻では印象がちょっと薄かったデス。
そこが大人な部分といえばそうなのかもしれませんが。
まだ理友は16歳で子供です。
小柄な設定なんですが、性格は男前なんで、自分的にはこれから大型に成長して、受け攻め逆転して欲しいとねがっているんですが、どうでしょうか?
まだ、理友の進路の問題とか大人になる為に色々な事があるはずなので、そんな岐路に立った時にどんな決断をして道を決めて行くのか、
その時榛名はどうするのか、
そんなもう少し先の未来も見てみたい気がします。
きっとその時、ほんとうの大人の恋愛の物語になるんじゃないかな?という気もします。
ついにシリーズ3巻目。
1、2巻でそれぞれのカップルはまとまり、
さて3巻はどうなるのかと申しますと、
2巻目で存在が示されていた榛名のかつての恋人が登場し、
加えてリトモの本当の父を巡る家族問題が浮上。
この当て馬というか、榛名の幼馴染みにして昔の恋人・羽田雅紀が
個人的には全ての登場人物の中で一番くらい好きだったので
正当ハッピーエンドはなんとも切ない。
宇喜多家で啖呵を切った理友はなかなかカッコいいが
リトモの健気さとか男前さっていうのが、個人的には少々鼻に付くかな。
これは好みの問題だろうか……
後半の誘拐事件からの顛末も、ご都合主義の漫画風で個人的には
ちょっと白けてしまった。
同じ絵師さんだし、苗字が榛名だし、きっとそうかなぁと予想はしたが
この巻は『GIFT』とちょっとコラボしており、
美術館の場面があってあちらの二人もチラッと登場する。
評価は、萌。
悪くないけれど、すごく好きでもない。
しかしシリーズ全体見ると、テイストは古いところもあるが
悪くないのでは?と思うし、リトモが好みならばさらに評価はUPだろう。