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daidai ni dabana wa somaru
仇花シリーズ5作目。
相変わらず抜群の安定感です。
主役カップルも、基本安心して読んでられるくらい、なんだかもう老成してる感じなんですが、マンネリ防ぐ為にか今回は梓と夏目に焦点をあてたお話となっておりました。
へたれ攻は嫌いではないのですが、夏目はイカンですね……。
これはイカン、けしからん!
へたれててもいいけど、受に迷惑掛けちゃイカン!
と、まぁ、とても梓の方が年下とは思えない大人っぷりでして、あの可愛かった梓が……と、ちょっと鍋島様のような気分を味わうことが出来ること請け合い。
そしてそして、希里が可愛いやらいじらしいやらで、もうなにこの愛でたくなるような生き物は、という勢いです。
愛想無くて、跳ねっ返りでも、その不器用な優しさがたまらん愛しいです。これはこれで佳雨の後を継ぐ男花魁として、立派に成長しそうな感じで今から楽しみです。
で、結局主役そっちのけな感想になっていますが、とりあえず主役CPは問題なく安心して読んでられます。桃色成分薄め。
シリーズ4作目になる今回は、取り戻したはずの曰くの鏡がまた、盗まれてしまう
そしてその鏡が、悪意を持って送り込まれた先は佳雨がいる遊廓で・・・・
身請けをせずに、年期があけるまで己の力で生き抜くと誓った佳雨とそれを待つと
言った久弥、いつか共に二人で生きていくと互いに納得しあった二人。
でも、その佳雨になにやら次第に黒い影が近づいている感じですね。
久弥も、百目鬼堂についての悪意のある噂に辟易してますが、いつも飄々として
佳雨が噂を知るまでは何も語らないんです。
もちろん水臭いと思いながらも、色町に生きる佳雨は心配しているけど
出しゃばらず、密かに心を痛めて・・・
でも、佳雨に心配を掛けたくなかった久弥ですが、災いをもたらす鏡が
佳雨の可愛がっている梓の手に渡ると知って百目鬼堂の裏稼業を佳雨に告げる。
今回は、メインの二人よりも梓と思い人との切ない恋のお話が中心です。
年期が明けるまで、家族の為にも愛する人の将来の為にも一人耐えると誓った梓
その梓が鏡に囚われたように破滅の道を選ぼうとしている。
佳雨と久弥はそれを知り・・・
曰くある骨董の品の四品目を、壊し災いを防いだ今回ですが、残る一つは・・・
そして、次回は佳雨にも何かが降りかかってしまうような予感をさせるお話です。