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yami wo tatsumonotachi no yoru
電子書籍を購入。
丸ごと1つの話です。
謎の生物?と戦うはなしです。
こういう話は、大好物です。
夜光花作品の『バグ』と似た系統といいましょうか。
残念なのが、続編がない!ってところです。
これでおわりですよね??
数年後にでるのでしょうか??
このままで終わるのは残念すぎる!!
ま、これで終わりでも勝手に妄想するからいいのですけどね。
伏線回収にしても、やっつけ仕事的な感じなら興醒めなので、やっぱり、最高に盛り上がった現時点で終了でいいのかもしれません。
プレイと言って良いのかわからない物もあるけどプレイが盛り沢山です。
まず、受けの陰毛を鷲掴みにし引っこ抜くというプレイ。
無理矢理に引っこ抜かれたら毛穴から血が出るんじゃ…?というね。
蝕手責めも尿道責めもあるし、
乳首責めもあって左乳首は頭が出てるけど、右乳首は陥没乳首で陥没乳首を引っ張り出すというプレイ。
輪姦もあるし、プレイは盛り沢山なんだけど…ファンタジーだけど要素がずば抜けていて頭を捻る内容だった。
蝕手とか自分たちの能力の説明はちゃんとしてあるけど、詰め込みすぎなんだよね。
詰め込みすぎなんだけど中途半端で肝心な所は書けてない気がするし。
平永の病弱なパートナーもめちゃめちゃ気になるのに名前だけで登場しなかったし。
紅蓮の双子の兄だって、薙の夢に出てきて蝕手で犯したのにあっさり退散しちゃうし。
なぜ、薙の夢に出てきたのか?はっきりとした理由はわからないし。
続きがありそうな終わり方だったけどないんだよね?
まずはこの話、触手メインに加えて流血沙汰なスプラッタ描写も所々あるので苦手な人はご注意を。
触手=『形喰(かたばみ)』、それを退治する能力者=『太刀錐(たちきり)』という用語を覚えるまでが取っ付きにくかったが、遥か昔から人々の生活の影で触手対能力者の闘いが繰り広げられていたという設定からして一気に引き込まれた。
他にも異物挿入やら複数に無理やりやらと濃いエロシチュエーションもあるのだが、何もそこまで盛り込まなくていいのにという気はした。
なにせ初っ端からの触手レイプに攻めの強引な毒抜きって書き出しからして、充分掴みはOKっすよ…。
最初の無理矢理の凌辱にあってから一切紅蓮に屈したくないと固く心に決めた薙の負けん気の強さが堪らない。
触手メインだけど、エロ・淫靡さよりもバイオレンスなダークファンタジーの色合いが強い気がする。
こういった強烈な世界観に、傲慢攻め×気の強い受けがギリギリのピンチをくぐり抜ける中で一気に意気投合する展開って個人的に大好きなシチュエーションだ。
それなのに、ここで話も面白くなってきてラスボスの正体も分かってさあ、まだ闘いは続くぜ!!ってところで終了、しかも続編なしなんて惜しすぎる。
自己中な紅蓮が薙にコンプレックスを肯定してもらった途端に、彼の上から目線が照れ隠しにしか見えず、せっかくいい雰囲気になったところでもあるのに…。
形喰退治には二人一組での行動が絶対という設定ならば、他カップルへの話の広がりも期待できそうなだけに何とも勿体ない。
矢城米花先生の本は初めてです。読みながら「こんなBLを待っていた」と何度も思いました。
ある日、主人公の大学生・真宮薙の両親と妹が謎の化け物によって惨殺されます。薙はその化け物と化け物を倒した男・紅蓮に犯されたあげく、『RUMA』という組織に連れて行かれます。薙はそこで謎の化け物の名前は『形喰』であり、薙や紅蓮は『形喰』を唯一倒せる能力者『太刀錐』であることを知りました。薙は『形喰』や自分を強姦した紅蓮への復讐を誓って、戦いに身を投じます。
BLにSFファンタジー要素とアクション要素を盛り込み、見事に融合させた良作です。設定がしっかりしていて、バトルシーンも上手く描写しています。物語もなかなかでした。BLのファンタジー作品は敵が簡単に倒せたり、すぐに恋愛が成就したりとご都合的展開が多い印象があったのですが、この本は違います。主人公たちは最後まで甘い関係になりませんし、敵もなかなか倒せません。主人公の薙は『形喰』に敗北し、散々痛めつけられます。甘えを許さないSFファンタジーで、BL要素はいらないんじゃないかとも思いました。
ただし、残念な点が…。
主人公は剣道を習っている設定なのですが、剣道に関して間違った描写がちらほら見受けられました。
①電車のシーン
薙が電車内で痴漢されるシーンがあるのですが、間違いが2点。作中では剣道の防具を入れるバックを「道具袋」と書いています。正しくは「防具袋」です。更に、薙はそのバックを網棚に置いていますが、これも考えられないことです。防具袋には面・胴・垂れ・小手(場合によっては剣道着も入っていることが)が入っているので、相当な重量があります。こんな重量の物を網棚に置くのは大変苦労するし、そもそも防具袋の大きさからして網棚に入りきりません。
②剣道場のシーン
まず薙や剣道仲間の剣道着。挿絵では白い剣道着と紺の袴を着用してますが、普通はありえません。少年ならともかく、薙のような歳の男性は紺の剣道着に紺の袴が基本スタイルです。稀に白の剣道着に白の袴を着用する道場もありますが、それは特別な試合のための例外です。その場合にしても、白の剣道着なら袴は白色に合わせます。白の剣道着+紺の袴なんて(言ってみれば)小学生レベルの格好です。
次に、剣道の先生の呼び方。師範や師範代なんて呼び方しません。
袴を脱がさずに剣道着の前をはだけさせる描写にも疑問です。袴できつく締めているから、そんなに簡単に剣道着をはだけさせられないと思います(こればかりは自分でやってみなければ分かりませんが)。さらに薙を犯す人々や『形喰』は、彼の袴を脱がさずに行為を行いますが、袴無しの方がはるかにやりやすいのでは…。袴ってそこまでめくれないと思います。
ここに書いた以外にもたくさん気になるところがあります。
本筋とは関係のない細かいところではありますが、剣道有段者としては見過ごせないことでした。始めの方で「道具袋」の言葉が出てきたときは呆れました。せっかく物語が良いのに勿体ないです。神評価にしたい作品でしたが、剣道の誤った描写を鑑みて萌え×2の評価にします。
余談ですが、作中で竹刀を挿入するシーンがあるのですが、稽古の度に思い出しては微妙な気持ちになります…。
まるっきりのSF作品で、アクションが多くエロは触手です!
触手とくればもちろん化け物相手の戦いになりますよね。
この作者の商業デビュー作もたしか触手ものだったような
記憶があるんですがあれは樹のお化けでしたよね。
今回の触手はクラゲみたいな体がゼラチン質の不気味な生命体
そして人間に憑依までしちゃうやからです。
受け様は大学生である日その化け物に家族を惨殺されてしまう。
そしてさらにその化け物に受け様は犯されるんです。
その現場に現れたのが攻め様、しかし受け様は夢でその攻め様を
見ていたんです、触手を操り自分を凌辱させた忌むべき相手として
でもそれは現実には受け様を助ける人として現れた形になりますが
毒抜きと言われレイプまがいで犯された受け様は攻め様に対して
憎悪を持つのです。
その後、ある研究機関に連れて行かれ攻め様はその組織の人間で
化け物を退治する側の人間な事や毒抜きについても理解しますが
受け様はどうしても許せない相手として認識します。
その化け物の形喰を退治するには物理的な武器も全て効かず、
ある血筋の一族の男だけが倒すことが出来る、太刀錐と呼ばれる
人たちで一種の超能力者でもあるのです。
そして受け様もその血族だとわかり、上からの命令で皮肉にも
憎むべき攻め様とペアで戦う事になるのです。
そして受け様が敵である形喰にとって特別な太刀錐の人間である
ことと、強敵の形喰のボス的存在が攻め様と特別な因縁が有る事が
物語の最大のポイントでもあります。
だから受け様はどんなに敵に凌辱されても殺される事はないのです。
敵にとっては大事な雌なんです。
この手の展開は結構人外物には多くある設定ですよね。
後半では受け様が見た予知夢的な事が事実として現れる。
そして攻め様に対する受け様の懐疑的な疑念は晴れるのですが
二人揃っても強敵の形喰をなかなか退治出来ないんですよね。
結局は逃げる事になってしまうのですが続編があれば次回は完結編
になるかも知れないお話ですが、この1冊で終わっても続きが
気になってしまうと言う事は無かったです。
SFライトノベルのテイストと作者お得意の主人公がこれでもかと
凌辱されまくるストーリーで、苦手な人はダメだろうと思うけど
凌辱され痛めつけられ、どんなに屈辱を受けても立ち上がり
向って行く受け様の強さは読んでて結構萌えます。
是非続編で因縁の形喰を撃破して欲しいなぁ~なんて思いました。