太陽の国で恋のバカンス

子供だけど男前な受け様ですね

両親の結婚30周年を記念した家族旅行でインドネシアに来た
両親と、三つ子の兄弟、そして主役の一人が三つ子の長男で
浮世離れしている両親に代わって家族のまとめ役をしている
健気で頑張り屋さんでしっかり者の受け様です。
三つ子と言っても外見も性格も違う兄弟で、一人は両親ににて
ぽやぽやした可愛らしい外見と同じ性格で、もう一人は
読書好きで唯我独尊タイプで根っからのインドアで受け様は
やんちゃで活動的で完全アウトドアなタイプ
そしてそんな個性的な家族を歳の離れた兄から頼まれた受け様は
海外でも頼りない家族にかわり一人で色々頑張ってるんですよね。
一人だけ責任感が強くてかなり可哀そうな感じです。
そして攻め様はそんな家族が泊まる事になってるホテルのオーナー
三つ子の渉がラウンジでトラブルになっているところを助けて
くれたのですが渉に対する攻め様の頬を撫でる感じに危機感を
3兄妹でも渉は可愛い為に変なやからに常にちょっかいや悪戯
目的で危険な目にあってるので受け様は攻め様にもかなり
警戒モード発令して睨みつけて威嚇してるのです。
でも攻め様はそんな気持ちは全然なくて、逆にきつい目をした
受け様に興味を惹かれてるんですが受け様は誤解してるんです。
でも滞在中に何かと助けられ、受け様が苦労して頑張っている
事を見ていた攻め様は、気を張り詰めている受け様を構い
旅行中だけでも楽しませてやりたいと思うようになります。
攻め様も家族の期待を一身に受けてグループ企業をまとめていく
立場で、どこか受け様に似たような気持ちを感じ初め、
いつの間にかそれ以上の気持ちを受け様に対して思うように・・・
でもそれは自分の立場では叶う事がない感情で仲良くなった
受け様から距離を取ってしまうようになります。
受け様はそれが悲しくて寂しさや怒りも湧いてきて攻め様を
自分も無視していきます。
しかしそんな中で両親がトラブルに巻き込まれ行方不明に・・・
攻め様に助けられ無事に両親が戻ってきて、その最中に受け様は
やっぱり攻め様が好きだと、後悔しない為に思いだけは伝えて
しまおうと・・・
やっぱり男の子です！かなり男前で、大人な攻め様の方が
色々考えすぎてヘタレ気味ですが受け様の気持ちが嬉しくて
迷いを吹っ切りハッピーエンドになるお話です。