すみれ0401
特装版特典小冊子もこれにてラスト。
書き下ろし漫画「羽鳥芳雪の場合6」、キャスト&スタッフインタビュー(横澤隆史役の堀内賢雄さんと郷田ほづみ音響監督との対談)、スタッフインタビュー(エンディングテーマ担当のワカバ)が収録されています。
以下、内容になります。
千秋との同居の話に心動かされるトリ(羽鳥)。
だが、24時間千秋のお世話をするんだ・・・と想像したら、ちょっと自分大丈夫かな・・・と思ってしまったトリ。
実はそんな感じで悶々と悩んでいるトリに、千秋は、(幼馴染みで兄弟のような感じで育った2人なのに)どういうタイミングでどんなきっかけで自分を好きになったのか?と尋ねてきた。
トリは、以前にも言ったように、気が付いたら・・・だ、と答えるが、納得しない千秋。
トリは、詳細を言っても絶対覚えていない、いつも通りの千秋の無責任な言葉のせいで恋に落ちたんだ・・・と言う。
それを聞いた千秋は、覚えているかもしれないだろ!!!と言うのだが、トリは、絶対に覚えているはずがない・・・と思いつつ、その時のことを回想する。
それは中一の夏休み。期末で赤点を取った千秋が居残り補習を受けさせられていた時、先生の代わりに千秋の見張りを頼まれたトリは、教室で千秋と共にいた。
その時、先ず千秋のうなじに思わずドキッとしてしまい動揺するトリ。
あわてて、千秋に話題をふるトリ。本当は今日友達の家に遊びに行くはずが補習で行かれなくて残念だったな・・・と千秋に言うと・・・
それに対し、「え?あ いや それは結構どーでもいーんだ。俺、ここだけの話、トリと一緒にいる時が一番好きだからさ。」と無邪気に答える千秋。
その言葉を聞いた瞬間、ドキン!!!!となり、その後ドキドキが止まらず赤面するトリ・・・(千秋は全く気が付いていない)
そして時は現在に戻り・・・
こんな話、絶対に千秋は覚えていない・・・と心の中で思うトリ。
そう・・・きっと恋なんて、ささいなことからはじまるのだ・・・
(おしまい)