春を抱いていた(9)【BLCD】

春を抱いていた(9)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
49
評価数
11
平均
4.5 / 5
神率
54.5%
著者
作画
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
脚本
青井一葉
原画・イラスト
新田祐克
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
Bell season records
シリーズ
春を抱いていた
収録時間
70 分
枚数
1 枚
ふろく
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4562216620060

あらすじ

京都から北海道にロケ地を移した映画「冬の蝉」で主演を務める岩城と香藤の元に、二人の後輩・宮坂と小野塚が陣中見舞いに訪れる。二人を歓迎する岩城に反し、香藤は宮坂の携帯電話から岩城の写真画像を見つけ、逆上する。
嫉妬した香藤は宮坂にケリをつけさせようとするのだが…!?
それから数日後。
現場叩き上げの役者・吉澄と信頼関係を築いていた岩城と香藤は、京都のロケ中に起きたアクシデントによって緊急入院していた吉澄の降板を知り、愕然とする。
そんな二人の前に現れた吉澄の代役とは、かつて香藤の演技に完敗した、浅野だった。
スキャンダルを捏造してでも芸能界にのし上がろうとしていた浅野だったが、密かに
京都のロケ現場を訪れ、岩城と香藤の演技を見つめていた。そんな野心家の心中に芽
生えた役者魂は、吉澄が築いたキャラクターを否定したことで、岩城に粉々に打ち砕
かれる。
香藤は岩城の心の中に存在する吉澄の大きさを知ることに―――!

表題作 春を抱いていた

香藤洋二 → 三木眞一郎

岩城京介 → 森川智之

あて馬
宮坂敬吾 → 鳥海浩輔
その他キャラ
浅野伸之[森久保祥太郎]/ 小野塚悠[遊佐浩二]/ 吉澄直孝[関俊彦]

レビュー投稿数2

岩城さん、香藤くん、お帰りなさい\(^o^)/

原作既読。
 森川さんの出演する作品も三木さんの出演する作品も毎月聴いていたのに、この作品を聴いた途端、「おかえり!お二人さん!あいたかったよう!!」と、すごく懐かしくて嬉しい感激に包まれました。
 宮坂(鳥海さん)や小野塚(遊佐さん)と二人の四人のドタバタから始まる楽しい展開からはじまります。
 そして、吉澄さん…。
 今回はいろんな演技論や役者魂が展開されていて。
 『役者のために役があるのではない。役のために役者があるんだ。』というセリフには心揺さぶられました。
 原作の春抱きファンの方はもちろん、舞台や映画の好きな方にもぜひこの巻からでも良いので聴いて頂けたらと思います。
 描き下ろしのシーンも役者さんの事情が少し触れてあって、お得だと思います。Hシーンは数回ありますが、わりとあっさりしています。その分人間関係に重点が置いてあり、聴きごたえたっぷりです。
 聴いた後、しばらく余韻にひたり。冬の蝉をひっぱり出してきて、きいてしまいました。 そんな名作です。

2

まさかの新作

春抱きシリーズの新作CDは、もう作られないのだろうって諦めていたので、この新作の発売には驚いたし、嬉しかった。

ストーリーは、まだ映画「冬の蝉」制作中で、吉澄さんの代役に浅野が登場するあたり。
シリーズの前作が制作された時から随分と時間が経ってしまい、原作も一応の結末を見ているので、はっきり言って気分はすっかり過去モード。
これは、聞いている自分の気持ちのせいだけとも言い切れない。
CD全体の雰囲気も、落ち着いた円熟味が増していて(例えば、エチシーンが全体にあっさり。切羽詰まったガッツき感とは無縁の、落ち着いた日々の営み、セックスレスまでもう一歩って感じだし)、追加シーンも先輩から後輩への年寄りの説教的な感じ。
作品としては、これはこれでとっても良くできているけど、シリーズ当初の、若いライブ感ある二人にはもう会えないんだと、なんだか違った意味で感慨深かった。
この、今の気分で、あらためて「冬の蝉」を聞き直したらどうだろうかな。

1

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