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otoko no hanamichi don't worry mama series
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
このシリーズ3カプの中で1番好き!
マッチョ囲み髭がタイプだったはずのバーのマスター友晴が、ホワイトアスパラみたいな色白クソダサノンケオタク(磨けば光るイケメン原石)に恋してしまうんだけど、お姉言葉のバリダチ友晴視点がメチャクチャ面白かった。まるでコメディミュージカル。モノローグと行動が大袈裟で起伏が激しいのです。
出会いは、片思いしてたノンケ親友の結婚式帰りの本屋。万引きの濡れ衣で大騒動になってた松尾を華麗に助けた友晴。男惚れした松尾に、懐かれて好みのタイプと全く違うのにノンケのクソダサオタクな松尾にピュアな片思いしちゃう。
カッコいい兄貴!とオタク青年に懐かれてずっとゲイのおねえ言葉のバリダチである事を秘密にしながら友達としての仲を2年以上育む友晴は、健気で可愛くて愛すべき男でした。
途中前作の2カプがチョロチョロ出てきたのも嬉しかったです。
あまりにも溜め込んでしまった好きな気持ちが風邪薬+飲酒で、暴走してしまって記憶がないのに一線越えてしまってからの友晴の逃亡が、んなバカな?!なドラマチックさ。その足で目的も決めずに北に向かってマタギのおっちゃんに拾われて猟師をしてただと!おもろ人生すぎる。
起伏の激しい人って思考もそうだけど、自ら望んでそんな行動起こしてるんだわ。
松尾ちゃんの方も、こだわったらとことんのオタク気質なだけに、突然消えた友晴を諦めきれずずっと思い続ける。避ける友晴に追う松尾ちゃん。
松尾ちゃんの友晴への感情がずっとわからないままなんだけど、最後の章が松尾ちゃん視点。
それまでは友達として慕ってたけど、過ちの一夜でめちゃくちゃ情熱的に告白されて完堕ちしてたんだね。今まで女性と付き合う時はリードする側を意識しすぎてSEXが上手くいかず童貞のままだったけど、抱かれる側の方が自分に合ってるって気づいちゃうって?!大好きなロリ巨乳漫画のヒロイン気分で感じてしまってっていうのがエロ大好きオタクくんって感じでとてもとても良かったです。
お互いによくわからないまま勢いで致してしまった初めてのSEX。2度目がなかなか踏ん切りがつかない友晴。
自分の巨根で松尾ちゃんを傷付けたくないと少しでもちんちんのシェイプアップしたいとジムで汗流して減量(1ミリ太さがダウンしたらしい)する友晴。
晴れて両思い、お付き合いスタートしたのに前戯だけで最後までしてくれない友晴に自分の魅力不足なのかと悩む松尾ちゃん。
2度目のエッチに向けての悩みを友晴・松尾ちゃんそれぞれから聞かされてグッタリする東山。
読んでる私はおもしろい。
いざ当日、カッコいい美しいラブシーンではなくクスッと笑えてカッコ悪いけど愛おしい2人でした。
松尾ちゃん、無事2度目の体験を終えた朝からムラムラしちゃってお布団潜り込んでぺろぺろしておねだり。お尻を労わりたい友晴に2日は、日にちをあけようって言われて辛いと嘆く。松尾ちゃん、今までのエロ漫画からのエロエロストックが脳内にたんまりだから実はすけべなのですよ。友晴は翻弄されちゃうんだろなー。
このシリーズ、もっと先まで読みたいなと思うほどハマってしまいました。
木原作品のヒリヒリ感が一切ないおバカテイスト全開の作品、新鮮で面白かったです。
Don't Worry Mamaに続いて「脱がない男」を読むつもりだったんですが、事情によりこちらから先に。
ストーリー的には単品で読んでも問題ない作りなので、そこは良かったんですが、どうも頭が木原音瀬病にかかっていたのか(笑)お話の構成状あり得る展開だったからなのか、最後までバリタチの友晴が受けになるストーリーだと勘違いしてました(汗)
そう、友晴はがっしり囲い髭がタイプっていうバリタチ。そんな友晴がオタクで巨乳好きの松尾に惹かれてしまい、、、、というドタバタラブコメディなんですが、さらに友晴が松尾にやられちゃうんだとばかり思ってました!
だってさーさ、あの酔っ払って記憶のない夜、もしかしたらって思っちゃったんですよね。でも流石に最後までしてたら体の異変に気がつくか。
で、すんなり?(他の作品に比べて)松尾が友晴を探し出して追っかけて、両思いになって…っていうオチなので、あくまでもシリーズのスピンオフっていう感じではあります。ある意味、オネェ言葉を話すゲイのバリタチが、タイプでもないオタクに出会い、恋に落ちちゃって…という王道でした。
Don't Worry mama、脱がない男とシリーズを通して読んできて、満を辞しての友晴が主作の作品です!
上記シリーズを読んでいた時から友晴は好きなキャラクターだったので、友晴が主役のスピンオフがあると聞いて買わない手はなかったです。この話単体でも読めないことはないですが、前作までのキャラクターを知っていた方がより楽しめる作品であることは間違いないです。
BL作品に出てくるオカマキャラといえば、メインCPのこじれを解く手伝いをそっとしてくれるような、アシストに長けた恋愛玄人の印象が強いです。実際Don't Worry〜・脱がない男の両カップルもかなり友晴のお世話になっています。
確固たる自分を持っていて、人のことをよく見ることができる友晴は、それはもうめちゃくちゃ格好いいキャラクターです。そんな友晴がひょんなことから出会ったひょろ長いオタクくんに恋をして、臆病になって、どうしてそうなるの!?って方向に大暴走して…そんな様がなんとも人間くさくて、笑ったりしんみりしたりしながら、とても楽しく読むことができました。
オタクくんこと松尾が、窮地を救われる形で友晴と出会い、変わっていく様も良かったです。ボサボサ頭にメチャクチャなコーディネートと見るからに秋葉原の住人だった松尾ですが、友晴の手を借りて変身することで、少しずつ自信をつけていきます。
松尾が変わった結果女性と付き合うようになり、松尾が失恋するたびに自分の気持ちを押し殺しながら話を聞いてあげる友晴の健気さには泣けました。友晴が恋に臆病になる一番の理由が、松尾が異性愛者であることなんですよね。友晴の視点で繰り返し強調されるので胸が痛みます。
だけど結局のところ、松尾は最初から友晴という人間にどうしようもなく惹かれていて、だからこそ友晴の恋は身を結んだのだと思います。自分に自信がなく卑屈なところのある松尾ですが、友晴が臆病になった時に真っ直ぐ向かっていける芯の強さにはとても好感を持ちました。愚直なまでに向き合っていけるのって強みですよね。
心の底から読んで良かった!と言える作品になりました。個人的に木原先生の書くコメディはとても面白いと思っているので、「痛い」イメージに足踏みしている人には是非読んでほしいです。
いい男な体してるオネェと巨乳フェチなオタク…と私の好みにはちっとも当てはまらない二人のお話でしたが、読んでいて面白かったです。
オネェな友晴視点なので、もう文章だけで笑えるし、なんだろう…元気が出てくる!
しかし友情は深まっても受けの松尾はノンケなので前途多難な片想いでしたね。
潔さそうで本気の恋を前にすると逃げ腰になるどころかやたら音信不通になっていた友晴がいじらしくて可愛らしくさえありました(笑)
ともかく幸せになれて良かったです。
やだっこれは最高だわ。
基本オネエキャラってあまり主人公にならないじゃないかと思っていたんですけど、しっかり友晴は主人公でした。
なんか人物が目に浮かぶ程にしっかりと想像がついてしまう強烈なキャラでした。
マタギ姿さえすぐに想像してしまった。ガチムチオネエ攻めですよ。
正直逃げてしまった時は友晴コノヤローと思いました。マグナムはついてるだけかよ!粘土細工かよ!と、かなり腹立った。
そのマグナムのダイエットって発想にやられましたよ。思いやりですね。
しかしまぁ最後は文句無しにラブラブですしね。安心して読み終わった。
お気に入りの一冊です。
ある日、立ち寄った書店で万引き騒動に巻き込まれたオタクの松尾を助けたところ、
「俺の兄貴になって、男らしさを教えて欲しい」と懇願される羽目になった友晴。
友晴は見かけこそマッチョだけど、天蓋付きベッドなどロマンティックで美しいものを愛する筋金入りのオネエ。
男らしさの指南なんて私には無理!と思いつつも、涙目で懇願する松尾に根負けして、お友達になることから始めます。
ゲイでオネエな事は隠したまま‥‥
松尾の前では「俺は〜だと思うが」と男性口調で接しているのに、友晴の脳内では「いや〜ん、あたしったら♡」的なオネエ言葉が繰り広げられているので、その同時進行がまるでコントのようでおかしかったです。
そして壊滅的なファッションセンスの松尾にオシャレ指南するうちに、いつしか恋心を抱くようになった友晴。
だけど松尾はロリ顔巨乳が大好きなアニオタだと知っているので、この気持ちは心に秘めたまま……。
この友晴が乙女度満点で、おかしくも切なくて……
シリーズ物ですが、他作品未読の私でも充分楽しめました。
友晴はゲイバーのマスター。
今までは客同士の恋愛を見つめてきた彼がいよいよ恋する側になるのが、この作品なんだなというのが読んでてわかります。
他作品のカプ達もちらちら登場するけど、誰これ?!とはならず楽しく読めますし、この二人の馴れ初めを知りたいなと思わせるカプばかりが登場して、他作品も読んでみようかなという気になる。
男の花道2は、酔った勢いで松尾に手を出しちゃったらしい…と気づき愕然とする友晴。
合わせる顔がないからと逃げて、逃げて、辿り着いた先は秋田の山村。
そこで、なんとマタギの弟子入りしちゃうんです!
ほんと笑った。
この他、無事恋人同士になった友晴が、必死で痩せようとしている理由にも笑ったし、本人達が大真面目で必死なだけに、発想が斜め上すぎてあれこれ笑わせてもらいました。
主人公は、「Don’t Worry Mama」、「脱がない男」で登場したゲイバーのマスター・友晴。
あるとき友晴は、本屋で万引きの濡れ衣を着せられそうになっていた吃音のひどいオタク男・松尾を助けます。「兄貴になってほしい(=友晴のように男らしくなりたい)」と懇願する松尾を放っておけず、友晴は、オネエ言葉を封印し、松尾の髪型・服装を磨き、喋り方教室の世話までしてやります。友晴はマッチョのカコミ髭が好みだったはずなのに、松尾の素直さに触れるうちに、色白で貧弱ボディの松尾を好きになってしまいました。やがて松尾が男らしくなりたかった理由が好きな女性に告白するためと知った友晴は、失恋の悲しさから一方的に連絡を絶ってしまいます。しかし、友晴を慕う松尾は二丁目まで追いかけてきて…。友達でいいからもう少し松尾の傍にいたい、と友晴が恋心を胸に秘めるところで、表題作「男の花道」は終わります。
優しくて、強くて、面倒見がいい友晴が、自分の恋になるとからっきしダメになってしまうのが、可愛くて、可哀そうで。オネエ言葉のモノローグは、乙女の恋物語を読んでいるようで、可笑しいやら切ないやら。
続く「男の花道2」では、友晴は自分が一方的に松尾を襲ってしまったと勘違いし、東北に逃げて、マタギ修行までしてきます。なんて早とちりで臆病で、でも行動はザ・男。有り余る恋心を熊撃ちで発散するなんて、やっぱり男なんだなあと可笑しくて。すったもんだして誤解が解けた後の二人のキスは、志水ゆきさんのイラストがとても素敵でキュンとしました。
「男の花道」というタイトルの意図がすごく気になりました。
調べてみたところ、同名のタイトルで、お芝居、演歌、様々あり、友情、人情、根性、純情といった熱い言葉がずらり。まさに友晴のことだと思いました。「花道」は比喩的に引退の華々しい場面を指し、友晴が愛のさまよい人を無事卒業することもかけてあるのだと思いました。
Don’tの裕一が大活躍した話でもありました。裕一がいなければ、友晴と松尾が結ばれることはなかったでしょう。今回は裕一が迷惑をかけられっぱなしでしたが、それはお互いさまで、そうやって深まっていく友情がとても楽しそうでいいなと思いました。
ゲイバーのマスターの友晴とオタク男の松尾。
好きなタイプとはかけ離れたノンケの松尾に恋をしてしまった友晴の甘酸っぱいお話でした。
とにかく笑えます。
友晴の乙女な言動に笑い。
松尾の天然っぷりに笑い。
(電車や人のいる場所で読むのは要注意です)
友晴のダイエットの目的がマグナムを小さくするためって可笑しすぎです。
恋は人をここまで変えちゃうんですね~。
これまで木原さんのシリアスな作品を読んできたので、こんな楽しいお話もあったのねと、木原作品の幅の広さに感嘆でした。
もー、これは最高ですよ。
笑うしかない。
読み始めて最初は
あらあらまぁまぁと、
小気味いいオカマが出てきたなぁと思ったら
あんらまぁ、そうきちゃうよねと
流れにのって、
そのまま、どこまで行くのよ、あんた達
ってなって、
どこまでもおゆきなさいって
笑ったなぁ。
痛快な作品ですね( ̄▽ ̄)
答姐でお勧めいただいた木原作品。
その中から自分で選びましたこちら…オネエ攻め…
微妙に他の作家作品で乗り切れなかったのにまたまた手を出してしまった自分のアホさ加減を疑いますが、えっちシーンもすべて女性言葉でお贈りされておりますので、好みでない方はちと辛いかも。
ちなみにわたしもここまで徹底されているとは思わず、ちょっと最初後悔(苦笑
ただ、BLとして捉えなければ面白かったですし、読み進めるうちにキャラに夢中になりました。
外見と中身のギャップやら、繰り広げられるオネエモノローグやら。
序盤の万引きシーンは特に!
攻めの友晴はお姉言葉で話す、ガタイの良いゲイバーマスター。
一般書店でも堂々とゲイ雑誌の表紙を表にして(笑)買うことのできる、真性のゲイ。
受けはオタクで巨乳好きの冴えない松尾。
素材は良いのに吃音と壊滅的お洒落センスで、女性からは遠まきにされています。
まったく正反対のふたりが、万引きと間違われた松尾を友晴が救ったことをきっかけで知り合い、交流するうちに…といったものです。
最初のお話は同人誌収録のもので、次の書き下ろしがそこの二年後となります。
わたしが読んだ木原さんの作品はまだ二冊ですが、両方ともかなり月日が流れてしまう設定。
お好きなのでしょうか。
とにかく攻めの友晴のキャラが濃い!
先にも書きましたが、オネエ口調のモノローグが可笑しいやら悲しいやら。
特に、松尾に嫌われたかも!という自己完結があるたびに逃げるのが、もう、本当に(笑
それにスピン元の攻めである裕一も最高にカッコ良いです。
スピン元も読みます!
ちなみにスピン元を読まないでも大丈夫ですし、読んだらわたしのように一作目が読みたくなるかもしれませんよ。
まだまだ痛い系の木原作品は読めませんが、食わず嫌いはダメだなーと実感しました。
こちらは笑えてまったく痛さはないので、木原作品に興味はあるけどなーくらいの方にお勧めです。
シリーズモノとしってはいましたが番外編なのでこちらから先に読みました!
オモロー(古っ)
ひどくせつない話ばかりだと思っていた木原さんにコメディもばっちりなんですね。
脱がない男はまだ読んでませんが。ドントウォーリーママとこちらでは完全にこちらが好きです。
ガチムチおかまとかマヂイイ!!しかも攻め(笑
実際いたらあいたいーー!会ってさらっと話をかわされたいっ(笑
乙女なガチムチオカマさんとガッツリむっつりHなオタクネコちゃんの短いようで長い・・・とっても長い二人のピュアラブストーリ?もう勝手にやってなよ!みたいなでも早くくっつけよ!って読みながら怒ってました。
偶然出会った二人は運命の糸でまた再開します。オタクネコちゃんのけなげな力で。
最初は、運命の糸を紡いだ友達に遠慮してオカマであることを隠していたガチムチですが
オタクネコにホレてまいます。そこでひと騒動。しかもガチムチの被害妄想半端ない。
でもオタクネコちゃん頑張ります。初めてできた友達を失いたくない一心。
次に、オカマってばれてまたひと騒動。
そこでもオタクネコは頑張ります。そして晴れて二人は幸せ・・・ではなく新しい友情をはぐくみます。
そして月日が流れ二人は恋人同士のような清いお友達関係を続けていたやさき。
最後の波乱が幕開けます。ガチムチええかげんにせーーよ!!
赤い糸を紡いだドントウォーリーママの主人公もこの二人に振り回されて大変そう・・・。
台風のようなガチムチは本当可愛いけど憎いです(笑
しかし、オタクネコすごいよ・・・。よく友達いなかったよね?
すごいガチムチのために一生懸命なんだよね。本当はどっか心のすみで好き、愛、ってあったのかなぁってじゃなかったらガチムチのぶんぶん振り回す腕を掴んでられないもんね。
すごーく好きなお話です。
二人のその後とかまたないのかなぁ 会いたいな~
オネエか・・・、と思いながら手にとったのですが、どこかのページで声を出して笑ってしまった。
受けの松尾さんが想像以上にがっつりオタクだとか、傷心でマタギ(笑)とか、ほんと木原さんは明るい方にも暗い方にも思い切りよすぎるというか、読んでていい意味で裏切られます。
このカップルが一番くっついた後をもっと見たかった。
もうたぶんバカみたいにベタ惚れなカップルなんでしょうけど、松尾さんがちょっと引くぐらいヤキモチやくとことか、それでものすごいアッチを頑張るとか、そういうどうでもいいくだりを延々読みたい。
以前のシリーズは未読。
や、手元にはあるんです、そうなんです。
これを読んだら一気に読みたくなりました(〃´∀`〃)ノイカンネ
というわで、Don't Worry mamaシリーズ最新作!
発売してすぐにかったのに寝かしすぎた。
いい具合に熟成いたしましてこのたび~なのであります。
なんにせよ、ゴツイ髭オネエ×ロリ巨乳好きノンケなオタク
設定が斬新すぎるよ木原さん!!笑
と思いながらの読み始め。
最近「箱の中」の文庫版をようやく読んだ直後だったので
はちゃめちゃな展開が逆に面白かった。
ゴツくてヒゲで筋肉なのにオネエ。
読み文がオネエ言葉だったり。。。ナヨナヨ悩んでたり。
タイプじゃないのに、世話を焼くほどに好きになってしまう
絶妙な乙女の心情いかにな展開が面白い。
後半、結ばれるまでの云々カンヌン
七転八倒あり~な二人の合体までの紆余曲折。
斬新でした。
というか、オタクとオネエって同じようなもののククリがまたw
こちらでオススメして頂いた小説です。
木原さんの小説で初めて読んだのは『リバーズエンド』ですが、初めて買ったのはこの『男の花道』。
読もう、いやあとにしよう。読もう、いやもうちょっとあとにしよう。
そんな事を繰り返している内に今に至り、読み終えた感想はというと、
「早く読んでおけよ自分!」
でした(笑)
シリーズもののスピンオフとの事ですが、そちらは未読です。
あとがきにもある通り、こちら単独でも十分楽しめます(寧ろ時折出てくるそちらの主人公であろう人が出てくると、そっちも読みたくなります)
ゲイバーを経営するオネエ言葉の男前バリタチ・友晴と、ホワイトアスパラ体型のエロ漫画オタク・松尾のお話。
友晴がたまたま立ち寄った本屋で、万引きの濡れ衣を着せられかけた松尾を助ける事がキッカケで、松尾に「自分は変わりたい、だから兄貴になって欲しい」と懇願され――と進んでいきます。
この友晴が本当に格好いい!服の趣味がド派手な為、気合を入れすぎると「男孔雀」になる傾向があるのだけれど、それを9割方抑えると女性に大モテになる。
志水先生の画が又素敵なんですよね、「おぉ、まさしく友晴だ!」と目が♡になります。
友晴の好みのタイプとは180度違う松尾の筈なのに、松尾の純粋さや真面目さ、濁りのない瞳や自分への信頼度100%な忠誠心等諸々にノックアウトされていく。
けれど彼はノンケ。しかも変わりたいのは職場に好意を寄せる女性が居るから、という事を知る。
そんなこんなを繰り返し、初めて出会ってから2年ちょっとが経ち、2人に大きな変化をもたらすんです。
このお話は、2人のピュア過ぎる気持ちがぎゅんぎゅんに詰まっています。
オネエ言葉が羅列して面白さが倍増しているんだけれど、単に面白さだけじゃない。
松尾の一生懸命さも去る事ながら、友晴の「ノンケはダメ、痛い目見る」と分かっていながら理想とは真反対の松尾に惹かれていく様が本当に切ない!乙女!
2人がめでたく恋人となってからも、友晴は恋人になれて触れられるだけで幸せと言って無理強いはしないし。
松尾は松尾で、いざ体を弄られたり重ねると、自分の大好きなエロ漫画の女の子と自分がリンクして、「らめぇ」だのガンガン攻められる事に相当な快感を覚えるという状態。
これ、お互いがお互いにとって相当幸せな事だと思うのです。
友晴のそれは、松尾にとって『大事にしてくれてる、心底愛してくれてる』という、自分に自信がないものを丸ごと愛してくれる友晴を愛しく思うし。
松尾のそれは、友晴にとって『ノンケだったのに、自分の脳なし棒をお尻に突っ込まれてセックスの虜になってくれるだなんて』と、益々松尾を大事にしてやりたくなる。
可笑しい2人で周りも振り回すのに、愛さずには居られないバカップルなのです。
本編も相当楽しかったのですが、描き下ろしの裕一目線で進められる話も面白かった。
もういいとばっちりじゃないですか、しゃーないよ裕一(笑)
読んでると本当に「ぷぷぷ」と笑える箇所が沢山あって面白かった!
色んな木原さんをお目にかかりたいと思える1冊です。
思いっきり笑いたい時は この作品をお勧めします。
私はこの作品を読んだ後 今日も一日仕事がんばるぞ! 口煩い嫌な上司にも負けないぞ!と元気パワーがみなぎりました。本当に気分が向上します。
話はコメディです。痛い話は一切ありません。最初から最後まで笑いっぱなしです。
「mamaシリーズ」と書いてありますがこの本だけ読んでも話は大丈夫です。
主人公二人のドタバタな会話が爆笑の渦へと導いてくれます。
『オネェのバリタチゲイ』×『巨乳フィギュアオタク』
このカップルの組み合わせだけでもニヤリとしてしまいます。
読みはじめると かっこいい『オネェ』がだんだん可愛くなってくるから不思議です。
攻めの『オネェ』が受けの『オタク』で悩んでいる場面では 私が『オネェ』の頭をヨシヨシしてギュッと抱きしめたくなりました。強くて優しい『オネェ』がめちゃくちゃ乙女ちゃんなのです。
中年親父の腐り脳をガッチリ掴みっぱなしのメロメロにされてしまいました。
木原先生 ずるいよ~。こんな手を使って来るなんて。
とにかく面白かったです。最後の一行まで飽きる事はありませんでした。
『オネェ』のアレはマグナム!!デカイのも大変ですね・・・。
同人誌で既読だった「男の花道」
同人誌の方では、友晴がオネエだと松尾にバレるところで終わりで、
え~~っ、このあと二人はどうなるの?
って思っていたのですが、、、
商業誌化されるにあたって、二人の関係はちゃんと最後までしっかり描かれました。
友晴のオネエ言葉でのハイテンションなモノローグ。
笑えます。
で、結局の所の二人の関係は、
「オタクもオカマもそんなに変わらない」ってそんな大雑把な
ここに集約されていたのでした。
笑い死に萌え死ぬかと思いました。
アホアホでコミカルな作品なのに、ストーリー性はきっちりある。
シリアスな作品もコミカルな作品も、なんでこんなに私のツボど真ん中なのか木原音瀬さん。
さらに表紙絵の友晴のかっこ良さときたら!志水ゆきさんがイラストをお笑い路線に持っていかなかったことにセンスの良さを感じました。この腹筋このイケメンすぎる見た目で「オカマ言葉のオネエ、しかもバリタチ」っていうのがいいんですよねー。
友晴は、このシリーズではずっと脇役だった存在です。ゲイバーのママで、過去作品の主役たちの良き相談役であり、ツッコミ役であり、お笑い担当の賑やかし役でした。
囲み髭のマッチョがタイプだったはずの友晴が本気で惚れてしまったのは、巨乳フェチでノンケのオタクくん(白いアスパラガス)。
このオタクくんがまたいいキャラでさー。万引き疑惑をかけられそうだったところを友晴に助けられて、「男の中の男」「兄貴」と子犬のように慕い、なついていく。
最初はオタクくんの妙ちくりんなキャラクターを面白がって相手してた友晴なんだけど、途中から恋愛感情にかわってしまい、そこから友晴の涙ぐましくも滑稽な努力の日々がはじまる。
オネエを隠して付き合い、オネエだとバレたあとは良き友人として付き合い、恋人同士になったあともなかなかセックスに踏みきれず。そのすべてが深すぎる愛ゆえだから、読み手としては腹よじれるほど面白いんだけど、めちゃくちゃ切なくもあってさ。滑稽さの根底に真面目でピュアなものを残してるからこそ、質のいいコメディになるんだなァってつくづく思います。
あと前作までのキャラクターが脇でいい働きをしてるのも嬉しいところ。
とくに『Don't Worry Mama』の裕一がいい役回り(裕一本人にとっては大迷惑な役回り)をしてましたねぇ。双方からセックスの相談を持ちかけられてトホホ状態になってしまうエピソードが大好きです。
本当に面白かったです。
これだからコノハラーはやめられない!
強く強くそう思いました。
おもしろかったー
文句なく神です!
木原先生の作品は重いと思って
読みたいけどなんとなく避けていました…
なんてバカだったんだ自分!!
Don't Worry mamaシリーズの最新刊ですね☆
前作を読んだのは結構前でしたが…
おもしろい!
前作のキャラが登場してくる作品は
ハズレがない気がしてきた…
たんに自分の好みですが☆
友晴がやらかしたっ!て顔が…
電車の中で笑いをこらえるのが大変でしたW
もう、最高の作品ですよ!!
Don't Worry mamaシリーズ のスピンオフ的な感じですが
脇役だったオネエのマスターの攻め様がバァーンと主役の今作
さてさて相手はどんなお人かと思えば・・・オタク!です。
それも2次元の世界にどっぷりハマってる巨乳フィギュアも
アニメも大好きでまさに秋葉系でもダサダサ感ぴか一のモノホン
黒髪黒メガネのおどおどして根暗な受け様がお相手なんです。
攻め様はガッチリマッチョのカコミ髭が好みのタイプなんですが
受け様は全てにおいてカスリもしないタイプなのにこの二人が
周りも唖然とさせるくらいのラブラブバカップルになるんです。
出会いは大型書店、一目見れば誰でもオタクと納得する受け様が
万引きに間違われる現場にいた攻め様が助けた事から始まるのです。
攻め様は普段は奇抜な衣装を着ているのにこの日はノンケの親友の
結婚式の帰りで出立もスーツ、そして変な人と思われないように
オネイ言葉を封印し男らしく受け様を救い出すのです。
話さなければ完璧にスタイルの良い良い男の攻め様なんですよね。
そして偶然から攻め様の店の常連でもある友人と受け様が同じ
職場だった関係で受け様から助けられたお礼にと食事に・・・
そしてストーリーの小技がかなり効いているんですよね。
オタクフィールドのアキバで、それもメイドカフェで食事
オネエでゲイなのに天敵のようなメイドカフェで食事を
ごちそうになり、そこで突然自分の兄貴になって下さいです!
ゲイの人にそれは告白ですか?って感じのですが受け様は
ノーマルオタク、純粋に攻め様の男らしさに憧れての言葉です。
涙を浮かべての懇願に絆される感じでお友達から始まる関係
そして受け様と同じ職場でカミアウトしてない友人に配慮し
オネエ言葉を出さないように普通の男として友人付き合いを
していく事になるんですよね。
攻め様のおかげで見た目も今どきに洗練されて行く受け様
そしてその素直でどこか可愛いらしい感じに攻め様はいつしか
学生時代の初々しかった時みたいに恋をしてる自分に気づく
叶わない思いと知りながらも受け様の為に世話を焼くんです。
そして受け様は友達もいなかったオタク君なので攻め様に
かなり懐いて頼りにしてしまうんですよね。
そして受け様は攻め様に好きな人のプレゼントを選ぶ事を
お願いしちゃう・・・攻め様は笑顔で承知して・・・
う~んかなり辛いですよねぇ~そしてその日から受け様からの
連絡を拒否するように海外へ行ったと嘘をついて離れるのです。
受け様の凄いところはかなり粘着質でしつこいんです。
さすがオタクは一味違うと思えるんですよね。
攻め様と連絡が取れない受け様は別方面から攻め様の伝手を
頼りに攻め様の店に・・・そこで攻め様の本当の姿を知る
慌てふためくのはオネエの攻め様、逃げるが追いつかれ
受け様に気持ち悪いでしょう?って言っても受け様は動じません
オタクもオカマも同じでしょう?親戚みたいなものです。って
はっきり言い切る姿は何気に男前でした。
攻め様のヘタレな感じが萌え萌えで非常に心惹かれるお話です。
男の花道2では前編から2年後のお話で、二人は仲の良い友人
2年の間に受け様が何人もの女性と付き合い、その度にコアな
趣味でフラれ攻め様が慰めると言うパターン化してるんです。
そして風邪気味で酔った勢いのダブルで受け様と関係を!!
でも、酔っていて記憶がない攻め様は驚愕のあまり逃げる
ヘタレ具合がアップして、擦れ違い誤解し合いながらも
恋人になるお話です。
男の花道Extraは恋人同士になった二人のバカップルぶりです。
二人に巻き込まれる祐一の哀れな感じにも笑えるストーリー
是非読んで欲しい1冊ですね。
この本は電車や公共の場所で読んではなりませぬw
百面相をさらすことになりますww
正直、自分恥ずかしい目にあいましたwww
さておき、自分はおネェが好きなのだが、この本の主人公・友晴は細マッチョで、おネェ言葉でなければタッパもあり女子が注目するいい男・・しかし、ゲイバーのマスター(ママ?)で当人は囲みヒゲのマッチョが好みと言い切る生粋のバリタチゲイ。
まさに好みのおネェだ(いっそ女装もあっても許したが、それは別もの)
どうしておネェがいいかというと、彼等は男性と女性の両方を持っているからいいのです!
男性の視点からの男性を見ることもできるし、女性の視点からも男性を見ることができ、そして男性であるからこそ、女性の本質の部分を見抜いて客観視することができる。
ある種男でも女でもない性を生きている素晴らしい人種なのだと思うからです。
友晴はノンケに恋する辛さを知っているからこそ、そして意外にもバリタチで囲みヒゲマッチョにガンガン突っ込みたいと言う癖をして、恋愛に関しては乙女なんです。
周囲の人々の良き相談相手というお母さん的役割をする割に、自分の事になると誰にも相談できなくて、一人で人生ジェットコースターに乗ってヒロインになってしまう。
それが、オカマの悲哀といえば悲哀なのだが、妙にコメディを感じてしまうのは禁じえない。白目をむくイラストに爆!!
思わず、友晴、ゴメン!と心の中で謝る自分・・・
そんな彼が書店で万引き犯に仕立て上げられそうになっているオタクを救ったことで出会ったそのやぼったくて白アスパラみたいな、全然タイプじゃないオタクの松尾に、「兄貴になってください!」と言われたことがきっかけで彼に近づいていく。
松尾は吃音がひどく、オタクであることで自分にかなり自信がなく、それが外見にも現れていると言う救いようのないオタク。
これも、松尾が盛大な勘違いをしたことから始まるんですけどネ♪
それが「兄貴」という表現だったのに、もう笑いがとまらないんですが。
まあ、そんなきっかけで松尾は友晴を慕い、友晴は全然タイプじゃないのに素直な松尾がかわいくなってきて・・・
重大な転機が2回訪れるんですが、そのたびに友晴は逃げるんです!
一度目はまだいいとしても、二度目はさすがに目が点に・・・
いや、クマ男好きというのが本当にマタギに・・・爆笑!!
気持ちの優しさがヘタレへ大きく傾いて、イケメンも残念なヘタレ具合を見せる見せる!!
松尾も、そういう性格だから仕方ないが、天然というか何と言うか、ストーカーぽくなるのも、なにもかも、オタクだし、、という理由で思わず納得してしまう、徹底したその性格描写に実に萌えたぎるのです!
オタクに偏見を持つわけではないが、ステレオタイプ表現がこんなにしっくるくるキャラは他のどんなオタク描写より真に迫ってました!
松尾にとってオタクというのも世間一般からは特殊扱いされる種族で、ゲイというものも同じと捉えているから偏見が全くなく、むしろ同類と思っていたという、その思考設定もなかなかうなづけます。
EXTRAでは、何とか上手く収まった二人のエチの話なんですが、これはもう!!読むきゃないですよ!!!
ここでも、友晴の優しさがヘタレとなって出ているのですが、マグナムはステーキで、仮性の松尾はササミって!?
もう、松尾のオタクぶりがエチにも発揮されるこの話は絶品です☆☆☆
松尾の脳内自虐M攻めって!?巨乳エロって!?
もう、なんかここまであからさまにしてくれるとすがすがしいっていうか、本望です!!
おネェも、オタクも自分の理想の姿で登場して、理想の姿の恋愛を見せてくれたこの作品、神をつけなくてどうしようぞ!!