マフィアの愛娼

マフィアの愛娼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
10
評価数
5
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
眉山さくら 

作家さんの新作発表
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イラスト
佳門サエコ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784862639226

あらすじ

「ストイックな白衣の下には、快楽に弱く淫らな身体が隠れている」
(出版社より)

表題作マフィアの愛娼

青年実業家実でマフィアのボス
28歳

レビュー投稿数3

クールな仮面がもろさを隠す

マフィアのボスに見初められてしまった医師の波乱の幕開けです。
恋人に振られ予約していた船旅を一人で過ごすことになった受け様。
そんな時、気さくに声を掛けてきた攻め様に好感を持つ。
船での娯楽になにかと気を使われ楽しいひと時を過ごさせてもらった
受け様でしたが、突然船が騒がしくなって・・・シージャックに
襲われて怪我人が出たため医者を必要としていると聞き出向くが
そこはまさに悲惨な状況で・・・それでもトリアージしながら
手当をしている時に船で下品な誘われ方をした男に自分を先に
治療しろと脅される受け様。
しかし受け様は権力や金で患者を選ばないと拒絶する。
そこへ攻め様がきて、受け様に銃を向け自分の治療も出来ないのかと
その時、受け様はショックと怒りを・・・
友人のように仲良くなったと思った相手からだったので
裏切られた思いで・・・でもそれをも退け重傷者から治療を
まぁ、随分後になって攻め様が受け様の事を考えての行動だと
分かるんですがね。
清廉潔白でクールで優秀な外科医の受け様に一目ぼれなんですね。
それに受け様はトラウマ持ちでもあるんですよね。
双子の兄への負い目みたいなのがあって亡き兄から自慢の弟だと
思ってもらう為に頑張ってるんですよ。
双子故に自分は丈夫で兄は弱くそして兄を守らなければと思って
いた受け様はその兄に助けられ守られる。
兄の為に医者になったような受け様は精神的にかなり弱いです。
プライドも高くて意地っ張りで素直になる事もないですが(笑)
攻め様はそんな弱さも脆さも全て愛しいんです。
受け様は性奴にされたと思い込んでるので攻め様に対しては
反抗的な態度ばかりですがお互いに気持ちが通じ合っても
クーデレ具合は最後まで続きます。
無理やりのエロ調教から始まるお話ではありますが
痛さを感じるお話ではないのでサラッと読めると思います。
まぁ、スラッシュらしいエロ加減でした。

1

エロは山盛りです

B-BOYは色々と読んできましたが、スラッシュはこれが初めてかもしれません。
だからなのか、読み終えての感想はとにかく「エロ多いな~」でした。

マフィア×高潔な医師。私の萌えをびしびし刺激してくれるカップリングで、眉山先生が他レーベルから出されているマフィア×医師ものにとても萌えただけにこちらも期待していたのですが…うーん、思っていたのとちょっと違いました。
エロはとにかく沢山あります。でも、肝心な攻めと受けとの心のぶつかり合いが少ないんですよね。正直、玲司(受け)がどうしてレオン(攻め)に絆されたのか、よくわかりませんでした。レオンが玲司に惹かれたのは冒頭の出会いからなんだろうな、とは思うのですが、その後がとにかくことあるごとにヤっているだけなので、あまり玲司への愛情が感じられないというか…。
がっつりエロを読みたいのであれば、マニアックなプレイも色々あるので良いと思います。ただもうちょっと、お互いに惹かれていくエピソードがあればな~と思いました。

1

そのシチュエーションはマニアックか否か?

攻めが信念を曲げない受けを見初めて罠に嵌め、無理矢理に自分好みに仕立てていくというあらすじを読んでエロエロなのかと思っていた。
実際に受けの玲司の、快楽責めで崩されようとしても最後まで屈しないというプライドの高さはいい。

しかし、う~ん、ここでメインとなっている貞操帯ってエロシチュエーションとしてはマニアック萌えな部類なのでは?と思うのは私だけだろうか…。
単に私自身この道具メインの濡れ場を読んだのはこれが初めてってのもあって、何だか楽しみ辛かった。

玲司自身、美形で医師としての経歴も申し分なくストイックな性格ってのは解る。
しかし、ベッドの中では『ディオーサ』の高級娼婦達と比べてどれだけ淫靡なのかって想像がいまいち湧かない。
レオンも玲司に関しては、自分好みに快楽を教え込む一方で溺愛ぶりが垣間見える甘さが出ていて、それはそれでいいのかも知れないけれど…。

レオンに関してはマフィアとして、謎に包まれた高級娼婦達の組織『ディオーサ』を仕切るボスとしての圧倒的な威圧感や非情な部分をもう少し掘り下げて読みたかったので何か違うって物足りなさが残った。

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