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kimi dake ni boku ha midasareru
前作の「君なんか欲しくない」の続編になります。
前作で兄との確執も和解し受け様と何とか恋人同士に
なった攻め様ですが、受け様の相変わらず喜怒哀楽の
少なさのせいもあり愛されている自信が無い攻め様。
ワンコさながらで受け様に甘える姿は萌え心を擽ります。
受け様はもちろんそんな攻め様が可愛いのですが
それを口に出すことがないんですよね。
それが今回はかなり攻め様を追い詰める結果になります。
ただでさえ年下でいつも冷静な態度の受け様に自分の
大人げない不甲斐なさを感じてる最中なのに
今度はなんと!受け様がモテ期に突入してしまったっ!
自分たちが手掛ける企画のモデルや新企画の為に社を挙げての
プロジェクトで呼んだアメリカの科学者からも受け様は
猛烈に口説かれてしまうのです。
攻め様は自分もかなり強引に口説き落とした自覚もあるし
受け様が絆されてくれたから付き合う事になったから
どんどん不安になって行くんですよね。
そして、受け様もその事に気が付いているのですが
なかなか攻め様の不安を全て取り払ってやることが出来ない。
そして攻め様は、とうとう受け様を拘束し自宅に軟禁
可愛いワンコが獰猛な狼のように言う事を聞かない獣に・・・
でも、受け様は怒らないのですよ、自分が追い詰めたと
冷静に反省して、攻め様を元の穏やかワンコに戻そうとしまう。
クーデレさんが可愛いワンコの為に言葉と態度で愛を示す。
攻め様が思っている以上に愛していることを告げるのです。
初めのきっかけはどうであれ、気持ちは育っているんだって
言葉は、共感しましたね。
後半の書下ろし部分は受け様の家族へのカミングアウトです。
受け様のある意味男らしい潔さが育まれた家族との交流は
ほのぼのとしていて愛に溢れている感じで素敵でした。
『君なんか欲しくない』の続編ですね。
千倉(受)に迫る2人の男(当て馬)登場で、追い詰められた年下ワンコ・真柴(攻)が狼に豹変。
終盤自分でも言ってましたが、千倉は確かに低温過ぎるタイプで、態度や言葉に表すことはなくてもちゃんと真柴を思ってるんですよね。まあそれが真柴にはきちんと伝わっていなくて、自信が持てなかった真柴が暴走してしまう結果になったわけですが。
しかし私はとにかく、当て馬のカールソンがすごく不愉快でした。こういう勘違い自信過剰野郎は大キライなんですよ。所詮当て馬とは言え。
いやもう、テメエのやってることは間違いなくパワハラ&セクハラだろ!千倉は気づいてないかもしれないけど。
ラストの千倉の家族へのカミングアウトは、いかにも『BLドリーム炸裂』って感じでしたが、千倉の家族はある意味『自由人』揃いだから、一般的な感覚とは違うのかもね。
そう思ってみれば、面白かったです。いきなりコメディになっちゃってたけど。
う~ん、これも悪くはなかったんですが、前作がわりとよかったので続編なくてもよかったんじゃないかな、と思わなくもないです。