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ここまできたら、嫁になります!!
totsuide misemasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
わお!って感じのお話でした。
ワンコ受けが全力で攻めを落としにかかる。
ただ、前半はキャラが違うというか、急にキャラ変した受けにこちらも戸惑ってしまいます。攻め視点も入ってますので両方わかって良かったです。
主人公陽介は尊敬する父と兄のような建築家になること、両親のように温かい家庭を作ることを夢見る20歳の大学生。
王子様ルックスで来る者拒まず去るもの追わずで女の子にモテモテです。
だけどバイト先の社長藤沢に出会いお前はゲイだと言われ美味しくいただかれ、180度人生観や将来設計が変わってしまって。
藤沢の言葉で本当の自分を自覚し、やりたいように生きようとするのは良かったです。
こんなに強力な体験と言葉をもらったら好きになっちゃうよ!
陽介が遊び人の藤沢に振り向いて欲しくて頑張るあたりから、え?こういう子だったの?とちょっとついていけない感がわいて。
自分のポリシーに縛られつつも陽介が可愛くて葛藤する藤沢。まずい、絶対にもう止めようと思うのにぽわぽわ陽介の可愛いお尻を見てるとつい抱いてしまって。
陽介の喜ぶ顔が見たい自分に愕然とする藤沢。陽介すごい!あんな年上のワイルド遊び人藤沢を変えちゃって!
最後の方はもう甘々で。すっかり生き方を変えた藤沢に、陽介良かったね!です。
秘書キョウコさん視点の短編も良かったです。
なんだろう、自分は攻めが受けにメロメロでなんとか口説き落として追いかけて手に入れるのが好きだったのかな?
でもぽわぽわワンコ受け陽介が正攻法で全力で攻めにぶつかるのも、ほだされていく藤沢もとっても良かったです。
吉田ナツさんは、最近新作が出ていない作家。
2011年のちょっと昔の作品だけど、
日本語が正しく使われていて、読みやすかった。
挿絵が漫画調というか、棒が服を着ているようで下手。
それが少し残念だけど、コメディだから丁度いいのだと思う。
今世のBLは、ネタが出尽くしているというか、練れてないし、編集担当が居ないのか、校正もされていない。
なのでちょっと昔の作品のほうが丁寧に作りこまれていて、読んで苦痛にならない。
良い作品でした。面白かった。
暫く、ちょっと古い良作発掘を続けようと思う。
爽快で、よし頑張ろうってポジティブな気持ちにさせてもらえる1冊でした(^-^)
受け様は、大学生の陽介。
バイト先の社長である攻め様の男のフェロモンにあてられて、あれよあれよと気付いたら半分頂かれてしまう。
おいしく頂いちゃった攻め様は、何よりも自由を愛している男、藤沢。
ただ1人に縛られたくない、いろんないい男と楽しみたい、というわかりやすい遊び人。
普段だったら、チャラくて軽くてあんまり好きではないのに、なんだか憎めない。
人たらし所以でしょうか。
ラテン系のいい男なんだよなぁ。
陽介は、藤沢と出会って、自分がゲイであった事に気付く。
藤沢を本気で好きになって、頑張ってアタック開始。
藤沢に重いって思われるかな、とドキドキしながらも、それでも頑張りたい陽介のいじらしさ、健気さよ(*´ω`*)
そして、斜め上方向にチャンスを見出だす天然さよ(^o^;)
藤沢も、ストレートに大好きを伝えてくる陽介がかわいくなり、陽介の喜ぶ顔が見たいと思うようになる。
でも、今までに自由を信条に生きてきて、そんな自分を認められない。
縛られる事をよしとしなかったのに、いつの間にか自分の決めたルールに縛られていた事に気付く。
自分の意思だ、と藤沢が陽介を取り返しに行くところがきゅんきゅんです。
嫁ぐことができた陽介の前向きさや頑張りが、とても気持ちよくて大好きd(⌒ー⌒)!
藤沢は、恋人になったら、溺愛ですね。
2人の愛の巣を大事に育んでいってほしいです。
イラストは、鈴倉温先生。
ホテルのベッドに座って、陽介にプレゼントを渡すシーンのイラストがめっちゃドキドキしちゃいました。
陽介は上半身服+パンツで、藤沢が真っ裸( 〃▽〃)
大事なとこだけ手に持った拭くでうまい具合に隠れてて。
えちシーンではないけど、受け様ではなく攻め様の真っ裸に、事後なのねーって雰囲気がとってもとっても感じられて、うきゃ〜( ☆∀☆)ってなりました。
攻めの「せっかくゲイに生まれてきたのに」という考え方が斬新で面白かった。
「ゲイだから家庭が持てない」と悲観するのはたくさん読んできたけど、「家庭とか子供とかに縛られない人生を送れるゲイでラッキー」というキャラは記憶にないなぁと。
攻めは、何よりも「自由」を愛していて、きれいな男たちとたくさんのセックスを楽しみたいという遊び人のハンター気質。
ハニーはたくさん欲しいけど一人に決めるなんて真っ平ごめん!という主義です。
対する受けはスポーツ万能な王子様キャラで女の子にモテモテのノンケ……だったはずなのに、攻めに「お前はゲイだ」と言われて抱かれて目覚めてしまう。
この子、ほんわかポジティブ天然系なんですね。
いずれ両親みたいな愛に溢れる家庭を築きたいと思っていたのに、ゲイだと判明した自分には無理だ……とちょっぴり落ち込むんです。
だけど、夫じゃなくて嫁になればいいんだ!と気づき、攻めの嫁の座をゲットするべく奮闘するというお話で楽しかったです。
電子書籍で読了。挿絵有り。
トンチキ本として「答えて姐さん」でご紹介いただいたお話ですが、藤沢に好かれようと頑張る陽介の発想があまりにも真っ直ぐすぎて「そう来る?」という部分は多々ありましたが、『ぶっ飛んでいるトンチキ』という感じはしませんでした。『花嫁もの』としてはかなり外れていますが、ハートウォーミングないい話だと思います。
面白かったのは、藤沢に抱かれることで陽介が普通に考えていた「自分は王子様キャラ」とか「父や兄の様な一流建築士が一番」という考え方が根本から崩れていくのだけれど、それにショックを受けるのではなく、すぐに前向きに人生設計を考えちゃうところ。こういうのが本当のエリートなんだろうなぁ。
「藤沢と一緒に生涯寄り添って暮らしたい。幸せな家庭を築きたい」という目標に向かって驀進する陽介は清々しいです。「カッコイイ!」と思います。こういう乙女のくせに男前というキャラに出会うのはBLの醍醐味だぁ、と楽しく読ませていただきました。
フリーワード"建築"で検索して偶然見つけたこちらの作品。
花嫁モノは普段あまり読まないのですが、受けが長身イケメンで、性格もオモシロ系らしい?
というところに興味を惹かれ読んでみました。
あらすじ:
建築学科の大学生・陽介(受け)は、教授の紹介で、建築施工会社の社長・藤沢(攻め)なの下でバイトとして働くことに。
藤沢に「お前はゲイだ」と断言され、抱かれたことで男に目覚めてしまい…
陽介は、身長186センチ(藤沢より4センチ高い)で、気品溢れる王子様系イケメン。
しかし素は意外と天然で、大型ワンコのような言動が大変愛らしいキャラクターです。
藤沢に抱かれたことで自身の性癖(=ゲイ)を自覚してしまい、
ついでに自分の嫁属性(家庭的で家事好き)にも気づいてしまい、
開き直って藤沢に猛アタックを開始。
超ポジティブで思い切りの良い性格に大変好感が持てます。
藤沢は、作業着が似合うワイルドな男前で、遊び人のゲイ。
最初こそ大人の余裕で陽介を翻弄しますが、陽介が開き直って以降は、彼の猛アタックに押されっぱなしなのが面白いです。
決まった相手は作らない主義だったのに、陽介の健気さ、可愛さにほだされ、いつの間にか彼のことが気になって仕方ない…
陽介視点と藤沢視点のエピソードが交互に入るため、藤沢の(内心の)動揺ぶりと変化をじっくり楽しむことができます。
この作品、陽介の藤沢大好きっぷりがとにかく目立ちがちですが、恋をして変わっていく陽介自身の成長もさりげなく描かれており、なかなか深いです。
偉大な建築家である父と兄の模倣ではなく、自分の本当に作りたいものを探求していくこと。
性役割に囚われることなく自身の幸せを追求していくこと。
それら全てに藤沢との出会いが関わっているため、陽介が藤沢にメロメロになっていく展開にも説得力がありました。
絡みは約3回あり、それぞれの描写が少しずつ違うところもポイント。
同性と初めて抱き合うドキドキ感、
初挿入の衝撃、
そして恋人となったて初めてのセックス…
絡みのシーン毎に二人の距離感の変化が伝わってくるところに萌がありました。
花嫁モノが苦手な方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
書きたい事がありすぎてまとまらないくらい楽しませて貰った一冊。
完成度の高さがすばらしくて神評価を付けさせて頂きました。
あらすじだけ見ればなんてことない話なのに、それをここまでレベルの高いものに仕上げていてすごい。吉田ナツさんの作品はコメディ・シリアス問わずグサっと心を突いてくる感じがします。
私は「花嫁もの」とか「女装」とか、受けが女役を与えられる作品を嫌遠しがちで、滅多に読むことはなかったのですが、これは評価の高さから興味を持った一冊。でも読んでみればよく知る「花嫁」モノとは違っていました。
別に主人公が「嫁ぐ」というわけではなく、可愛いお嫁さんを貰って幸せな家庭を作りたいと願っていた主人公・陽介が、自分がゲイと自覚した事から、一瞬は悩むけど「それなら自分が嫁ぐ方向で家庭を作ればいい」と自分の夢を軌道修正して前向きに突っ走るお話です。
陽介をゲイに目覚めさせた張本人・藤沢は遊び人で自由人で恋人は一人に絞らない、勿論結婚やステディなんて自分を縛り付けるものは大嫌い…という人物です。
最初から互いの目的がすれ違っている上、アタックをしかけてくる陽介を藤沢は煩わしく感じています。
受けが愛される作品を読むことが多いので、ここまで一方通行、しかも受けがあしらわれる作品はちょっと新鮮でした。
陽介が本当に一途で可愛くて、藤沢のどこがそんなにいいのか、若干その辺が疑問に思わないでもなかったのですが…
「恋愛に自由でいたい」藤沢と「愛する一人と家庭を築きたい」陽介の人生の優先順位は真逆です。
その2つの「価値観」が最後ぴたりと一致する瞬間が来ます。
吉田ナツさんの書かれる文章とモノローグ、本当に完成度が高くて誰かにオススメしたくなる一冊です。
読後あとがきを拝見しまして、「Home,sweet home.」という作品のスピンオフだったのですね。
上記作品は拝読していませんが、この本単体でも問題なく楽しめました。
たくさんのいい男と遊びたい、一人を愛するなんて柄じゃない藤沢と、普段は王子様キャラで、藤沢の前では天然ぽわぽわ系の白石。
序盤は白石が藤沢にちょっかいをかけられ振り回されますが、よくある強引さに負けて寝てしまう展開ではなく自分の意思で寝るところが新鮮でした。
白石が自分をゲイだと認めたくないうちは藤沢優勢で、このまま藤沢のペースでいくのかと思いきや早いうちに形成逆転(笑)
白石は物事を割り切ると強いみたいです。
浮気を許容しようとしたり遊び人になって経験を積もうとしたり、度々妄想の世界にとんでいったり面白い子でした。
天然ぽわぽわな妄想家の印象が強かったので、藤沢以外と接する時の王子様っぷりをもっと見たかったです。
天然キャラはそんなに好きではないんですが、遊び人が一人に夢中になる話は好きなので楽しく読めました。
吉田ナツさん初読み。
花嫁モノ好きの友人が、「これひと味違うから」と貸してくれた。
ふうん、花嫁モノツボじゃないんだけどな……と思いながら読んでみたら、
ほんとだ〜っ!
斜め上にビュンビュン行っちゃう!面白いっw!
何ともいえない味わいで、笑ってキュン、軽くサクサク読めます。
運動神経も頭もよく、柔らかな雰囲気の長身美形、
王子さまとして生きて来た大学生の白石陽介くん。
バイト先の何よりも自由を愛する遊び人社長・藤沢36歳に
「お前はゲイだ」と押し倒されて、気持ちよくなっちゃって
自分の性癖に気がついちゃった。
その上、カッコいい社長をどんどん好きになってしまい
なんと社長のヨメになりたいと夢見て、猛然とアタックする……
この王子さまが、なんとも面白いキャラ。
素直で明るく前向きというか天然というか……
一歩間違うとうざいキャラになりそうなところが、
健気で楽しく、クッキー作ったりしているのに
女の子じゃないキャラになっているのが、この作品のうまいところ。
この可愛さにすっかりほだされちゃう社長の気持ちがわかっちゃう。
と、予想外に面白かった〜!
嫁モノだけれどひと味違うところに敬意を表して、ちょっとオマケで評価は「萌×2」。
仲の良い父母、尊敬する父兄に育てられた受の陽介。将来は父兄のような建築士になって家庭を持ち良い夫になるのが夢だったのが一転、直之に会って自分はゲイと知り直之の嫁になる事を目指す。直之は陽介を可愛がるも、彼のモットーは自由でいる事で特定の恋人限定で付き合うことなどありえない事で、陽介と関係を持っても恋人になる気はさらさらなかった。が、陽介の健気さ率直さ、可愛らしさに段々絆されていって・・・というお話。
受(陽介)の性格が光った作品でした。
陽介の性格が本当に良くていつも前向き!うじうじ悩まず当たって砕けろ的な行動も気持ちがいいし、砕けても諦めないで何とか直之に振り向いてもらおうと試行錯誤するところも可愛らしい。ついつい陽介を応援したくなるようなお話でした。直之が絆されてしまうのも納得です。
文章はテンポが良く、あっという間に一冊終わってしまった感じでした。楽しかったです!