marun
上巻で王子の伴侶として一緒に暮らしているテンですが
なにも知らない子供なので王子は焦らず甘やかしています。
それとは反面、王家の反対も相変わらずで・・・
王子はテンの為に真摯に説得を続けますがうまく行きません。
また、テンがいた黒い噂の絶滅危惧種保護センターを
取り潰す事を提案するのですがそれも反対を受け
なかなか思うように進みません。
穏やかに王子の屋敷で暮らしているテンでしたが
王子の従兄弟の伴侶に騙され、保護センターに連れ戻され・・・
テンちゃん危機一髪です。
流されるまま伴侶になったテンが、
改めて伴侶とは何か?と自覚を持つようになります。
また、テンは両性なのですが、
初めて「卵の日」というのを迎えて、
自分も子供を産めることを実感します。
2人の障害になるのは、やはり、テンが錦鯉から好かれない
花房頂天眼という種族であること。
認めてもらえず、自分の伴侶を嫌悪されることから、
彩河は、テンを連れて、国を離れようとしますが、
彩河の兄の働きにより、認めてもらえるようになります。
認めてもらえるまでの展開が好きで、何度も読んでしまいます。
また、テンとテイの駆けっこ遊びの様子にニヤニヤが止まりません。。。