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neko to koi no monogatari
猫カフェで働く主人公・花永と、そこに子連れでやってくる父親・祐一とのラブストーリー。
人間と暮らせなくなった飼い猫の里親を捜すカフェを経営する花永。
設定が面白く、また猫にもキャラクターがいろいろいて個性があって面白かったです。
祐一の子供である大和は、何故が猫とコミュニケーションが取れていて、純真でもうほんとに可愛い。花永は前の恋で痛くて悲しい目を見て恋愛に臆病なのですが、猫たちと大和が後押しをしてくれます。
花永は健気でいじらしい性格なのですが、祐一の方はクールなのかと思ったら、花永に「お嫁さんに欲しい」とか「見上げられると妙な気分になる」とか割と軽口もたたいていて最初キャラクターが固まりにくく感じました。
自分のことを事あるごとに「オジサンは」とか「オジサンだから」と言うのですが、そこまで祐一におじさんという印象は持てなくて、ベッドシーンでも「オジサンはねちっこいから」「オジサンを煽るな」とか言うのがどうにもしっくり来なかったです^^;
作者さんの書こうとしてるオジサン像と私の中のオジサンというものに大きくぶれがあるみたいで、歳の差ものとしては楽しめたんですが、私は結局最後まで佑一というキャラが掴みにくく感じました。
花永の健気なところや献身的で保身的なところが女性ぽくも感じますが、これはこれでよかったと思います。
メインカプもかわいく面白かったですが、大和と大和の秘密を知るクラスメイトの小さな恋もとっても可愛くて、いつか大人になった二人の恋を書いてくれたら嬉しいなぁと思います。
妃川先生の作品にはネコが出る作品が結構ありますが
この作品のネコちゃんは愛のキューピットまで
しちゃうくらいキャラだちしてますね。
ちょっぴりファンタジーテイストで優しいお話でした。
動物と会話が出来たら・・・ペットを飼っている人なら
1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
今回の話で攻め様であるバツイチ子連れ翻訳家と
ネコの里親探し&ネコカフェを経営してる受け様との
ほんわか癒し系の家族ものの恋愛ストーリー。
受け様の店に来た親子連れはネコの大歓迎を受ける。
その中で、攻め様の息子が欲しがったのは老猫のさん。
でも、その子はネコと話すような感じでダメなんだと
ネコとの会話で納得、それから毎日お店に親子は
やってくるようになります。
付き合いが長くなってくると徐々に親しくなっていき
料理の出来る受け様が攻め様の家で食事をつくり3人で
食べるようになります。
コブ付きの家族ものの定番ですよね。
それから攻め様の子供には隠れた才能があります。
ドクトル先生みたいに動物とお話出来るのです。
受け様の独り言や愚痴はネコちゃんに聞かれてるし
それを攻め様の子供のネコちゃんが教える・・・
ほんとに子供とネコちゃんが二人の恋を応援です。
後は、子供のが動物と話せるという事で実母から
嫌われて傷ついた子供を優しく労わる老猫や子猫。
動物は寂しい人間に懐くって聞いたことがよぎります。
動物愛や家族愛、二人の恋愛を織り交ぜてのお話です。
猫好きには、たまら~ん1冊??
自分でペットを飼ってはいないのですが
この1冊読むと側に1匹欲しくなりますねvv
おタマさん良いわ~っvv
動物の言葉が解る大和。
子供と猫のひそひそ話は凄くいい、雰囲気も好きvv
この本の主役は猫と子供達ですよ本当!!
そこに少し大人たちの恋心?!
ストーリーの途中、初めて大和の特異体質を知った父親の行動は良い!!
そのせいで両親の離婚、母親から嫌われるハメになったので、
1人心に傷を抱えてた大和の気持ちを癒してくれた。
とにかく母親は最悪な女だったけど、父親は最高vv
後半のエリザベスも良かったし
とにかく好きな1冊がまた増えたということでvv
登場人物?の中で最も好きなのが おタマさん(老猫 メス)。
妃川先生らしく 甘いテイストで、読みやすかったです。
ケモノ好きな私。
猫たちにすっかりやられました。
そもそもこちらは りつ先生の挿絵見たさにget!したんだけどなあ
猫の勝ち。
お子様がいらっしゃるパパ(攻めさん)が、受けさんに恋をするくだりが
なんとなく腑に落ちないのですが、
子猫と子供の意味のない真剣勝負の描写や、おタマさんになぜかぐちっちゃう受けさんの描写とか、ひざにくるりんと留まる猫や、膝両サイドから猫はさみされる描写とか。。。たまらん!
猫好きな方は(もう既にお試し済かもしれないですが)ぜひ!
表題作と続編、番外編の3作品が収録されています。
前2つの中編はどちらも花永(受け)がメインの視点で進みます。
「猫と恋のものがたり。」は花永と祐一(攻め)が恋人同士になるまで。
「猫と恋のものがたり。つづき。」は二人がエッチに至るまで。
「エリザベスの憂鬱 」は番外編ショート。続編に登場した猫の視点です。
二人の恋愛を、猫のタマとチビ、祐一の息子・大和が後押しをします。猫も大和も可愛いです。ただ、表題作の前半は、二人同士よりも猫達との絡みが多くて、じれったく感じました。猫が二人それぞれの相談を聞いて、言葉の分かる大和を交えた二匹と一人がキューピットになるというのは面白かったのですが、肝心の本人同士の絡みが少なく思えたのが不満でした。猫を介して、子供と一緒に、だけでなく二人の時間がもっと欲しかったです。
夏水先生のイラストは可愛らしく、内容とぴったりでした。
祐一がバツイチで、元妻が乗り込んでくる場面があります。苦手な方はご注意下さい。