あぁ、なんて可愛らしくて、いやらしい……

皇太子の双騎士

皇太子の双騎士
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
7
得点
24
評価数
13
平均
2.4 / 5
神率
7.7%
著者
早乙女彩乃 

作家さんの新作発表
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イラスト
兼守美行 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576111568

あらすじ

母弟のジーフリトと側近のフェンリス。二人の男から求められる美貌の皇太子・テュール。
王家のラブ・トライアングルが幕を開ける…!

アインヘイム大陸の北端に位置する巨大な王制国家・ヴァルーラ王国。美貌の皇太子・テュールは、腹違いの弟
ジーフリトへの叶わぬ恋に苦しんでいた。そんなテュールに想いを寄せる幼馴染みの近衛兵隊隊長・フェンリスは、
ジーフリトの身代わりでもかまわない、と激しい快楽にテュールを誘う。しかし、二人の関係を知ったジーフリトは
「兄上様を、心から愛している」と強引に唇を奪い…。
高貴な男たちによる王家のラブ・トライアングル!

(出版社より)

表題作皇太子の双騎士

異母弟、21歳/側近、21歳
美貌の皇太子、24歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

3Pファンタジー

皆さん点が辛いですが、3Pものとしては結構充実の二冊だと思うんですけど…できたら続きがほしかったなー、個人的にはフェンリスを選ぶんだろうな、と思います。

1

なんとも悩ましい三角関係

受け様であるテュールを攻め様の二人に愛されるお話なのですが
なんとも悩ましいのですよ。     
互いへの気持ちに気が付くまでの時間ラグが明確にあるので
すっきり受け様の相手が決まらないのです。
受け様の流されやすい性格もあるのですが二人を好きになった
受け様の未来はきっと波乱なんだろうと思うお話。
側近であるフェンリスは受け様に命と忠誠を誓う部下ですが
受け様をそれは狂おしい程愛しているのです。
受け様はそれを何となく気が付いていますが
受け様が好きなのは異母弟であるジーフリトなんです。
そしてジーフリトも受け様が好きなのですがその思いは
兄を敬愛するものだと本人が思い込んでいて前半では
無自覚ながらも兄へかなり激しい忠誠を誓ってます。
受け様はジーフリトを好きな事をフェンリスに知られて
フェンリスの思いを拒絶しながらも弟の代わりに身体だけの
関係になってしまう。
フェンリスが自分を庇って怪我をした時にフェンリスを
愛していると自覚し、思いを告げる受け様。
でも、今度は弟のジーフリトが受け様への思いが肉欲を伴う
愛だと気づいてしまう。
受け様は、フェンリスへの裏切りと知っていながらジーフリトと
1度だけならと身体を許してしまう。
とても困った淫乱体質の受け様ですね。
当然受け様を巡って攻め二人は戦闘モードですよ
そして決闘をする事になるのですが皇子とでも、決闘を邪魔する
ものは罰せられますので二人がかりでやられちゃいます。
受け様は結局どちらも愛しているので一人に決められない。
でも二人は受け様を共有するつもりはない・・・
決めるまで犯され続ける・・・それは無理だろうと
一人突っこみしながら読みました。
今後の3人がどうなるのかを妄想しながら読む作品でした。

2

珍しい歴史ファンタジー系の三角関係?3P?

うわぁw 意外にシビアな評価多いなコレ(笑)
たしかにツッコミどころは満載だし、方向性がふにゃふにゃしてて、
デキの悪いファンタジー系RPGみたいなんだけど。

イヤ、いいと思いますよ……(ぽそっ)

騎士道精神にあふれた美形の二人に求められる王子さまという設定でございます。
かわいい皇太子さま、両手に花ってことで、当然揺れ揺れします。
この揺れっぷりが激しいのが不評の一因であろうかと思いますが、
このふにゃふにゃ皇太子を強引な騎士二人が翻弄するのが自分的にはツボです(笑)
ただ、騎士二人の甘やかし方も中途半端なんだよね~ orz
Hも三角関係なのか3Pなのか輪姦状態なのかわからないし……。
いいセンまでいっているのに、その手前で引いてる感じ。

うーん、なんだろな、コンセプト的には悪くないんだけど、
余計なエピソードとキャラクターが多すぎて、話の流れをぶった切ってる。
作りようによっては面白そうなんですけど。
世界観をきっちり落とし込む前に、やたら起承転結にとらわれすぎてしまった感あり。

そこらへんをもう少しきちっと練っていけば、ツボりそうな予感。
中世みたいな神話みたいなのはすごく好きな世界なんで、
整理できてさえいればもっと面白くなったであろう作品でございます。
脳内補正をガンガンかけて読む必要があります。

1

攻め様2人の嫉妬がよかった。

う~ん‥。
萌えとないわ〜が混じりあってしまいした。

受け様は、皇太子のテュール。

攻め様の1人は、テュールの近衛兵隊隊長のフェリンス。

もう1人の攻め様は、テュールの腹違いの弟のジーフリト。

テュールは、美丈夫で精悍なジーフリトに秘めた想いを抱いているのだけど。
フェリンスが美女からのキスを受けているのを見て、もやもやっとしちゃう。
んで、ジーフリトからは流されるようにキスをされて。

テュールが、なんとも感情移入できなかったなぁ(-_-;)
皇太子としても、甘過ぎじゃろ、と応援しきれない。

初めはジーフリトの身代わりとしてフェリンスを受け入れて、やっと好きだと気付いて告白しても信じてもらえない。
これから信じてもらえるよう頑張ろう、と思った矢先にフェリンスを拒みきれず受け入れちゃう。
え〜〜〜( ̄~ ̄;)


また、攻め様2人のえちが、本命と思ってるライバルへの対抗心からか、イマイチ甘くない。
う~ん、ないわ〜(-_-;)
2人ででも、3Pででも、私の好みではなかった( ´△`)

しかし、きゅんもあったんです。
そもそも3Pなるもの、嫌いではないのですが、そこに到達するまでの気持ちが大事な訳で。
先生が後書きでも書かれてましたが、3人で仲良くね、というのより、攻め様2人の嫉妬心や独占欲を垣間見れるのが好きなのですよ。
こちらの攻め様2人は、お互いにテュールを共有なんて我慢ならんってギラギラだったのが、非常によかったです( ☆∀☆)

0

情けない皇太子

甘ったるいお話はどちらかというと苦手ですが、時としてヒットするときもある。
しかし、するのとしないのと、どこに差があるのか自分でもよくわからないが、多分今回は受けの皇太子が好きでなかったのかな?

側室の息子で弟になるジークフリトが好きな皇太子デュールは、一途にヂュールを想う近衛隊長で側近のフェンリスとジークフリトの身代わりを承知で関係をもっているのだが、
フェンリスと慕っている兄デュールが関係をしているのを見たジークルリトは兄に欲情して、、という三巻各関係になるお話。
もちろん、攻めが二人になり、この二人が互いに嫉妬して渡したくないと思ってるわけです。
執着点は、どちらにも決められない皇太子。

多分、皇太子が快楽に弱いんだか敏感体質設定なのかエロさを出すために、やたら「あぁん、、」とか思わずドン引きする喘ぎが気に入らなかったんかもしれない。
あと、自分に自信のない、だけど地位からツンデレてる意地っ張り女王さまタイプではあるんだけど、皇太子らしくないのも魅力なのかもしれないが、自分的に一般人かと思い、、、
ジークフリトが好きな理由もよくわからない。
理由はよくわかんないがようするに、中途半端な皇太子が嫌いだったのだ!(愕然)

いっそお飾りの王様になって、二人の性奴隷になる結末なら、それでもよしなのではないだろうか?
地位のあるものが禁忌の関係で、しかも美人で、、淫乱で、二人に想われて、
ぶつ切りの設定の萌えを繋げた話という印象を受けてしまった。
多分に、個人的バイオリズムが低下してひっかからなかったせいかもしれないので、上昇している時だったらもっと評価が違うかもしれないです。
本当、ゴメンナサイです。




1

トライアングル

初読みの作家さんでしたが、トライアングルな設定が好みだったので購入しました。
ジーフリトに対する気持ちって、多分親愛?のようなものだったのかなと思いました。初めからなんとなくテュールはフェンリスに惹かれているような感じを受けたので、こちらが恋愛感情なのかなと思いますが…どうなのだろう。3Pの描写はそれほど濃い感じはなく、どちらかというと年下攻めな部分に萌要素があるような気がしました。
テュールは実年齢よりもちょっと幼く可愛らしい感じがしました。

1

納得いかない。中途半端な終わり方。

攻め二人と淫乱受という設定が好きなので、期待していましたが実際読んでみると3Pは殆どなく、ラストのところでちょっと絡んでたくらいでした。
もっと3人の濃厚な絡みを期待してたので残念です。
受けも最初は腹違いの弟が好きだったのに、途中で側近の従者を好きになり恋人になります。
そこの気持ちの切り替えがよく分かりませんでした。
でも弟に未練があるのか、一度だけと流されています。
急に好きになったり、嫌いになったり… 構わないけれど、もっと納得出来るような形で綴って欲しいです。
何だか『私の為に争わないで!』って言っている女性みたいだなぁと思いました。
結局、2人のどちらも選べないし攻めも受けを共有する気は一切ないようで、どちらか選ぶまで抱き続ける…という中途半端で終わっています。
これは永久に決まらないだろうなと、ちょっと呆れました。
著者のあとがきでも共有するということは考えられないと明言しているだけに、余計に。
結局、受けの優柔不断さに振り回されているだけの印象が強い作品でした。

0

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