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家業柄、不良少年たちに囲まれて育った郁己。反発からずっと優等生でやってきたが、元不良少年の大信から突然「好き」と告げられ…?
sora wo dakishimeru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
中堅ゼネコン勤務の郁己(26)の実家・阿万崎工業は
祖父の代から鳶職を続けており
更に少年院上がりや保護観察など
訳ありの少年たちの更生を引き受けています。
彼らを見て育った郁己は
悪い素行を親がいない所為にする彼らを嫌い、勉学に励みました。
少年院まで行った大信は、郁己より3歳年下ですが
人一倍強い正義感で仲間を守るために傷害事件を起こしてしまいました。
それでも明るくて郁己に懐き、
いつしか現場の職長を務めるほどに。
高所恐怖症の為父の跡を継げなかった郁己は
そんな大信を羨望しつつ
弟のように、友人のように思っていましたが…。
郁己が、頼られると断れない性格なので
そこにうまくつけこんでいく大信が確信犯でしたww
でも決して嫌な気持ちにはならないんです。
そうやって大信に甘えられて、
こうして一緒にいつまで過ごせるだろうと
寂しくなるあたり、
後に独占欲ともなってくるので。
クセのある当て馬・田上という男が登場しました。
郁己が15歳の頃、田上が18歳の時に
阿万崎工業で1年程下働きをしたそうです。
郁己が志望していた有名進学校に通っていたようで
勉強を教えてもらい色んな話をするうちに
どんどん田上へ憧れていったのに
ある日「お坊ちゃんは甘いんだよ」と
理不尽な怒りをぶつけられてしまいます。
行為は未遂で終わりますが
慕っていた男に裏切られ酷く傷ついた郁己が気の毒でなりませんでした…。
その傷を癒してくれるような大信は、
いつでも前向きで一生懸命で逞しくて
とても眩しい存在なのです!
大信とのドライブ時に偶然田上と再会してしまい
更には自社ビルを建てるというクライアントが
副社長の田上だなんて…まさに踏んだり蹴ったり…。
何かにつけて郁己を煽って怒らせて楽しむ田上は
性格悪いなーとも思うんですが
ヨネダさんのイラスト効果か、どうにも憎めなかったです。
自分にはない郁己の純粋さが羨ましかったんだろうなと。
クライアントだから二人が会うのは仕方ないんですが
大信がいちいち嫉妬するシーンも楽しかったです。
油断してたら郁己が田上に食べられそうなくらい
色っぽかったんですよ!ww
意地悪だけど不思議な魅力のある男でした。
大信の妹分の女の子のトラブルに巻き込まれ
二人それぞれの方法で解決しますが
組に知り合いのいる郁己が意外過ぎてびっくりしました!
人の弱みは握っておけって事でしょうか…?(違うけど)
長年の片想いと情熱に絆された感のある郁己ですが
これからずっと逞しくて優しい腕に包まれるなんて
羨ましい限りです!!!
大信、たまに年下っぽさが可愛らしくて
素敵な年下ワンコ攻めでした♪
ほんとに男前なんですよ、郁巳が。
鳶の家に生まれながら高所恐怖症で、家業を継ぐのを諦めてゼネコン勤めをしている郁巳。
郁巳の両親は、郁巳が子どもの頃からずっと、保護観察の少年を預かっては、仕事を教えながら更生させる事を続けています。
そんな少年の中で、特に郁巳に懐いて、今では若いながらも現場を取り仕切るまでになっている大信。
この大信が、ワンコのように郁巳一筋。
で、ひたすらに郁巳を慕う大信に、郁巳が、どうトラウマや葛藤を乗り越えて受け入れるかっていうのが、郁巳の仕事と絡めて進むお話です。
とにかく、この郁巳が、悩みながらも前向きで、普通に格好いい。
トラウマの元凶になった田上との関係も、ちゃんとお仕事はお仕事として全うしているし。
なんか、普通に格好いい成長物語で、大信とのエチシーンはあっても、ヨネダさんの挿絵以外はエロく感じない。
それがいいことなのかどうかはさておき、最終的な読後感は、実に爽やかでした。
で、これ、田上の話とか、あのヤクザさんの話とか、そっちの展開が気になるので、スピンオフが出るといいな。
まったくもって、素晴らしい番犬年下攻め様でしたね(*^^*)
受け様はゼネコンに勤める郁己。
実家の工務店では、非行少年の更生先として受け入れてきた。
攻め様は、そんな受け入れた元非行少年の大信。
今では立派な鳶として現場を任される日々。
そんなガテン系の大信が、郁己さん郁己さん、と笑顔で駆け寄ってきて、見えない尻尾を振り続け。
一方で郁己を傷付ける相手には牙を剥く。
まさに、忠犬&番犬、プラス年下攻め様。
甘えとお願いを上手に使い、我慢もするけど、必死でいいわぁ(≧▽≦)
で、ツン多めに見えた郁己どけど、いやいや、チョロいやん。
郁己の照れ屋さんなのや素直じゃないのが分かってしまえば、デレが見える。
なんだ、可愛い人じゃないの。
郁己のトラウマとも言える田上との再会。
この田上、本当に面倒臭い。
その昔、本当は郁己に惚れていたんじゃ…。
それを自分からぶっ壊しておいて、こいつ( ¯꒳¯ )
やっと腹を括った郁己の告白ぶりが、なんだからしいなぁ。
高所恐怖症だから無謀ではあるけど、だからこそ、だし、飛んできた大信も、その後の余裕のない本音にもにまにま( *´艸`)
イラストはヨネダコウ先生。
男臭くて素敵。
また田上がめっちゃ胡散臭くて、らしい!
2人のえちシーン。
郁己の背中は色っぽいし、大信の筋肉はガテン系だしで目の保養でした(*^^*)
鳶職人で不良少年の更生に携わる父を持つ受け様と
不良少年上がりで鳶職人の恋を描いたお話です。
受け様は父親のような鳶職人になりたかったのですが
高所恐怖症でどんなに憧れても父のようにはなれなかった。
攻め様は受け様の家で鳶として修業し今では一人前の職人。
攻め様は昔から受け様が大好きで懐く姿は大型ワンコそのもの!
受け様も弟のように可愛がっているのですが
頭脳明晰なわりに鈍いので攻め様の気持ちが伝わりません。
しかし昔受け様の家でしばらく暮らしていた男が現れた事で
攻め様が暴走気味になってしまいます。
不良上がりでキレると誰にも止められない攻め様。
それを唯一止めることが出来るのが受け様です。
ほんとにお馬鹿でワンコな攻め様は一途な思いを受け様に
伝えますが、一言で玉砕。
でも諦めることは絶対に出来ないと・・・・
受け様は過去の出来事の為に同性との恋愛には戸惑いが・・・
しかし、攻め様を突き放すことも出来なくて。
クールな見た目だけど優しい猛獣使いとおバカワンコ型猛獣の
純情一途な恋愛はかなり体力が必要みたい(笑)
こんな大型ワンコが傍にいたら良いかも!なんて思うお話。
ヨネダコウさんのイラストがよかった!!
そして、一番やられたのが、作中の足場の上の姫だっこイラスト~♪
萌え萌えしますぅ!!キュンキュンしますぅ!!
イラストだけでも一見の価値あり☆
・・・で内容の方も表紙がちょっと暗めなんですけど、鳶の世界とゼネコンと、ちょっとヤンチャでしっぽブンブンな大型ワンコと、ツンデレだけど男前とか、潔い感じで後味がすっきり。
むしろ、自分には爽やかな青空のイメージではあります。
主人公・郁巳の家は建設土木業。
面倒見のよい両親は、少年院出や保護観察のついた少年達を預かって更生をさせるために住み込みで働いてもらっているということもしています。
そんな環境で育った郁巳は反面教師のように優等生できましたが、決して彼等を蔑んだり、見下したりしてるわけではないです。
そんな彼にまるで犬のように懐いてるのが、少年院出の大信。
彼は特殊な建築物の足場を組むのが得意です。
彼は決して不良だったというわけではなくて、情に厚くて真剣なあまりキれると暴力をふるってしまうと言う、誰かの為に暴力をふるってしまって院に入ってしまったと言う、キれなければいい奴なんです。
常に郁巳につきまとって好意はだだ洩れ、あげく「好き」とまで言うのですが、郁巳は突っぱねてしまう。
そんな時にクライアントとして郁巳の前に現れた、過去郁巳の家にお世話になっていた田上という男。
彼は郁巳の信頼を裏切ってトラウマを植え付けた男なので、苦手なのですが、何かとちょっかいをかけてくる。
クライアントであるがゆえに、ムゲにも出来ず、大信の嫉妬を呼び、
そして、大信の元に相談があると女性が来てから大信が夜外出するようになったのに、郁巳はヤキモキして・・・
最初から最後まで大信の大型ワンコぶりが冴えてました!
もう言うことない程の懐きぶり、そしてそれがガテンの鳶の作業着をきてるんですよ!!
これだけでノックアウトさせられました♪
そして、郁巳。確かにツンデレですw
年上というのもありますが、大信の扱いが上手い!
彼がトラウマを抱えるという部分を持っているものの、男性に対する恐怖というよりは、信頼に対する裏切りへのトラウマというほうが大きい感じで、でもそれをずっと引きずってどこか暗いとかそういうわけではなくて、結構消化できていて、田上へのちょっと苦手感でおさまっている点が、彼がうじうじしてなくて男前だな、って思う部分でした。
何より、大信が友人女子のトラブルを抱えた時に、実家の人脈を使うシーンに彼のしたたかさと豪胆さを見て、彼が好きになりました(!?)
そして、田上ですが、最初郁巳に嫌がらせして喜んでいるんですけど、本当にそれはお遊びで、結構イイ奴だったんですよ。
彼も何か片想いを抱えているような・・・それは仕事のパートナーの社長?
田上も魅力的なキャラだったので、もっと彼の事が知りたいな~と思ってしまった。
全体を通しても後味爽やかで、よかった♪
なかなか壁の越えられない受とワンコ攻のお話でした。
ちょっと特殊設定かな。
実家が鳶職で非行少年の受け入れをしていて。
大信もそんな中の1人。
真面目な人柄だがキレると手がつけられないような部分があったり。
そんな大信が慕うのが親方の息子でゼネコンに勤める郁己。
大信はわりとすぐに自分の感情を認めてグイグイと押すようになります。
強引すぎない程度に強引というか。
郁己の方はそんな大信の想いには応えられないと思いつつも、自分の中にある真実と徐々に向き合うことに。
郁己の中には過去にあったちょっとした?裏切りで進めなくなってるような部分もあって。
その張本人である田上が今回、2人の仲を引っかき回すようなこともしてたりするんですが。
最初はすごく嫌なやつに見えたんですが、なんか憎めない感じでした。
若かったせいでやり方を間違えただけで、ホントは郁己のことちゃんと好きだったんじゃないかなと思ったり。
そして、郁己にはできたことも今はできない、どうしても裏切れない人物がいるということで。
なんとなく今の会社の社長かなと思うんですけども。
田上とその社長との話とかあったら読んでみたいな。
鳶を辞めてから現在に至るまでの田上に何があったのかとか。
…そんなわけで、最終的に私が気になったのは田上なのでしたー。
ゼネコンに勤める阿万崎郁己。
彼の幼い時の夢は、父と同じように鳶になること。
けれど、どうしても高所恐怖症が克服できず、郁己は自分に他にできることはないか、と考えた末に、今の会社に就職することを決める。
そんな彼の実家は、鳶・土木業の傍らに非行少年の更生を引き受けていた。
郁己が小さい時から、郁己以外にも「不良少年」という少年たちが一緒に暮らし、尚且つ同列に扱われるという環境に、幼い頃は不満を覚え、「決して彼らのようになるまい」という思いから、郁己は優等生を続け、現在の会社に就職した。
けれど、そんな非行少年の中で、一人だけ「荒んでいる」と言いがたい男がいた。
それが大信だった。
大信は、キレると容赦のないところがあるものの、それ以外はとても仲間思いで面倒見もよく、勉強熱心だった。
おまけに勘もよくて、若くして鳶の「職長」になっていた。
郁己はそんな大信に対して憧れを抱いていて、一緒に過ごす時間を楽しみにしていた。
その時間を失いたくないばかりに、「妹と結婚してくれれば」なんて考えていたけれど、あろうことか、大信から「好きだ」と告げられてしまう。
当然、同性を恋愛対象として考えられない郁己は断るけれど――
という話でした。
憧れと劣等感とが、綺麗に混ざっていてすごくいい話でした。
個人的に、この作者さんのデビュー作を読んだことがあるんですけど、その時はまさかこんないい話を書く人になるとは思わなくて、すごっくびっくりしました。
素敵です。
最近、これも含めて何冊か本を読んだんですが、どれも素敵な話になっていて、とってもよかったです。
劣等感を含んだ優しい話を読みたい人にはオススメです。
それ以外の言葉は思いつかない――。
無邪気な大型ワンコ~待てもできて、よし!の後のむしゃぶり付きが!
真っ直ぐな忠犬っぷりの気持ち良いこと。
お仕事パートも気持ちの流れも読み応えあり!
えちパートも!!気が強くて拒否りまくってたのに…
受け入れたときの悶えぶりが天才でした!!
間違えてスピンオフの「いとしの悪党」から読んでしまったけど、
田上のことを知ってる分、田上憎し!
より郁己との掛け合いが切なく苦しく感じられて、
拗らせひねくれ者好きには堪りませんでした。
ちょいちょい見える 田上 の本音が苦しい~
先に、いとし~を読んでて個人的には良かったです。郁己にイラつく弊害は出ましたが。
そんな弊害も初めてのシーンでの
『消してやるよ、その記憶。こういうの大好きにしてあげる。
…したくて堪らなくしてあげるよ』
『感じてるんでしょ?するよ…郁己さんが気持ちよくなることは、
全部。俺なしじゃいられなくなるようにする』
って大信のセリフでぶっ飛びました。脳みそから汁でた。
·
そして、ヨネダ先生のイラストがとても良い!!
鳶服~筋肉~スーツ~強い目!!最高にカッコよい!!!!!
イラストに対するあとがきの李丘先生のテンションが可愛すぎ、大共感。
電子には入ってないので、紙を探しました。見れて良かった…
年下大型番犬型ワンコ攻め x トラウマ持ち受け
鳶職/土木業の家に生まれて、高所恐怖症で鳶になれなかった郁己。
元不良少年で今は良い鳶職人になった大信。
体格も良く軽々と足場を組む大信に憧れを抱きつつ、弟のように接する郁己だが…
…という冒頭。
初めっから大信は郁己に身内以上の恋愛感情を隠しません。
しかし、十年以上前、当時実家の阿万崎工業で預かっていた元不良少年の一人に懐いた郁己は、その男・田上に手酷く裏切られた過去があって。
詳しくは語られてないけれど、どうやら強姦未遂。
だから大信の恋愛感情を受け入れることが難しい。
そんな2人の押したり引いたりの恋物語。
郁己はかなり気が強い。
一方大信は完全に番犬型ワンコ。
だから「ほだされ」というテイで、自分も大信に惹かれていることは照れて言えずに大信の必死の願いを聞いてあげる、という形でのラブ成立です。
途中に嫌な男・田上との再会と、田上のからかいなどがしつこく入ってきますが、概ね当て馬なしの甘い両想い物語。
ヨネダコウ先生による「田上」はイメージぴったり!
田上のスピンオフがあるそうなので今度探してみよう。