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猫カフェ店長・早川と押しかけ従業員の高山は、訪れる客たちのさまざまな恋愛相談を聞くうちに、次第に自分たちも心を通わせるが!?
nekocafe ni youkoso
猫カフェが舞台なので当然ですが、猫がいっぱい出てきます。猫がそんなに好きじゃない私としては萌えどころが分からないまま終わりました。そして猫の名前がどうも覚えられない辛さ…。
なんだか文字数(セリフ数)の割に内容が薄かったような印象です。猫まわりの描写で目が滑って脳みそに入ってこなかったので結果的にそう感じてしまったことを差し引いても、二人の温度差がなかなか埋まらなくて感情のピークがよく分かりませんでした。猫が好きな方ならもっと楽しく読めるのかも?
いろいろなことがわかる本です。
初見では、謎に思うとこもうーん?となやんでしまうことも多いですが、なんどか読み返すと、謎が解決したりします。
会話文が多めで説明文が少ないので、好き嫌いは分かれるとおもいますが、私は嫌いではないです。
説明を読むのが面倒になったときや流し読み感覚では楽しめる本だと思います。
ただ、読後の不完全燃焼感が少し残念ですので、評価は萌えです。
なかなか先の見えないお話で面白かったですね。
傷ついて心が折れてしまった受け様を拾ってくれた
猫カフェ/オーナーの攻め様とのすれ違いの恋。
このお話のキーポイントはやっぱり沢山の猫たちでしょう!
ねこ好きにはなんとも嬉しい背景設定です。
前半は読んでると受け様って軽い人なの?って思ったら
繊細で結構健気な可愛い人でした。
攻め様は恋愛には懐疑的な大人で受け様視点で描かれているので
何とも思っていない人へ優しくしてくれる人として出てきます。
後半までかなり攻め様の事が秘密めいていて良い意味で
裏切られるお話でしたね。
目に見える物や言動が全てじゃないって感じでした。
最初に謝ります。ごめんなさい。
こういう場合の時はなるべく良いところも見つけたいともおもうのですが。。。
うっかり失念していたのは、実はこの作家さんの本は何冊か既読なのですが、どれも途中挫折した作家さんだったということでした(涙)
何とか今回は読み切りましたが、やっぱり苦手な文体に苦労しました。
ちょっと表現もおかしなところもあったりもする。
とにかく「 」が多い。
それによって話が進んでいき、感覚に訴える間もなく、文字が説明のように押し寄せてくるので、読後が、「ああ、そうだったんですか」と、、、
こう自分に考えさせてくれる、想像をさせてくれる間というものがないのが苦手だったんですね。
舞台は猫カフェです。
懇切丁寧にその様子が説明してくれてあります。
よく猫飼いの方が利用する(人間でもセラピーでよく多様するが)パッチレメディも登場して、それの説明も懇切丁寧に綴っていてくれます。
知らない人には実に親切な説明だと思います。
ただこのパッチレメディの場合、問題行動のある猫に使用することが多いです。
この猫カフェに登場する猫は20匹近くいるということで、それで利用しているとしたら、猫にとって良い環境ではないと思えて、実は猫飼いとしては、あまりムムム、、、なものなのです。
まあ、元は人間が使おうとして学習して、それで猫にも使用したということでいいんですけどね。
あまり、説明が詳しかったので、いや、こうしたライトな小説にはそこまで踏み込まない方がと、ちょっと危惧感を抱いてしまったのですよ、そういう医事行為でない民間療法という行為については。
取材をされたので、詳しくかかれたのだとは思いますが・・・
そして、肝心の人間については中々恋愛として進んでいきません。
というか、もうすでに恋愛になってるはずなのですが、片方が気づいてません。
家族が上手くいってなくて、「好き」と言われると嬉しくてつい承諾してはすぐ振られてしまう少年・伊紗。
落ち込んだ彼を雨の日に見つけて家に招き入れてくれた猫カフェのオーナー早川雪州。(この名前・・・昔のハリウッド日本俳優の名前!?)
その出会った当日、「慰めてくれるの?」という伊紗の誘いですでに身体の関係を持っている二人。
とにかく会話が多く、モノローグさえ「」で表わされるので、四六時中喋っているような錯覚をしますが、肝心な事は何一つ話されていませんでした。
それがすれ違いと誤解を生みます。
ただし、肝心な事というのは伊紗は自分の家族だったりの事だけど(それは雪州は察している)、雪州が話さないのは猫の事!←そこですか?
伊紗は雪州とはよく話すけど、家族との対話は頭から拒否して少なすぎたし、
雪州は優しくていい人だけど、何となく悪人ぶってるのがわざとらしくて違和感を感じます。(特に後半部分、そんな必要あるのか?)
彼の友人の皆川とか、無視したい男・平良とか、唐突に登場して、謎を残していきなり去って行きました。
そのあたりも、唐突すぎて何か変な感じを自分は感じてしまった。
そんなで、萌えを猫に求めた作品だったのか?
と、人間に萌えられることがなく、今回も残念な結果に終わってしまいました。