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doreijou
奴隷城と言うタイトルは何か違う気がします。
単純に城と言うフレーズに奴隷がたくさんいる思ってました。
奴隷は進一人だけでどっかから逃げたして来たところを響に犬として飼われます。
蜻蛉の頭と胴体を契って繋げると言うのはホラーテイストかなとも思いますが、殺人とかもあるので猟奇的でシリアスなんだろけど、いまいちでした。
どっかから逃げた来た進ですが、性奴にされていたと言うわりにはアナルは玩具止まりで処女でした。
どうやって逃げて来たのかもわからないので、元の主が現れて修羅場になるのかと思いきや、それもなく。
響と進が依存し過ぎていて病んでるって言う設定には萌えました。
あと絹糸での亀頭責と乳首イキに萌えました!
響の異母兄弟である、立花が何かと世話を焼いてくれますけど、最後に「あいつら、さっさと彼岸に渡っちまえばいいんだ!」と怒ってますが、どうして怒ってるのか?わからない~
響の事を嫌ってる風もなかったし、進の事は気にかけていたけど。
彫り師の相良と立花は良い感じにも見えるのに、進が響を愛してしまったから?それとも、世話するのに疲れたのかな…。
そりゃ、死体処理までやらされちゃーって思ったんですけど、死体のお腹の子はちゃっかりホルマリン浸けです!
こっちも病んでます。
初めてBL小説でシリアスなのを読みました。
最初は流石に設定とか、いきなりとか、そんなことまでするのか…と
色々な点で驚きましたが、読んでいるうちに慣れてきましたね。
何より、この2人のお互いへの依存度の半端なさが大好きです。
まあ、それは最後の方に公に表現されていて、途中は攻めが受けを一方的に…というの大半でしたね。
受けが攻めを大好きで、攻めに殴られても、失禁させられても、何されても従順なのにはグッときました。
この辺が物語の中の1番病んでるポイントだと思います。
攻めの方はそれほど病んでるという印象は無かったような気がします。
自分の母親を殺してしまったと書いてありましたが、おおまかに見ればそれ程度で
言うほど病んでないかと。
シリアスなので甘甘ストーリーに比べるとやはり、結構ずっしり来ます。
読みごたえは十分かと思います。
レビューを見て病んでいる内容とは思っていたのですが、ここまでとは…!!
主従(奴隷)ものは大好きなのですが、今回の『奴隷城』は始めの方はちょっと無理やりすぎかな、と。
どうしてそこでいきなり「犬」に執着するのか、響(攻)側からの描写があったのですがいまいち納得できない…。最初がよくある「お代官様」みたいに登場していないので尚更それが強く残ったのかもしれませんww
それにしてもいきなりイジるのはどうかと…(笑)
進(受)は「犬」ではないと反抗しつつも、割とすぐに従いましたね。個人的にはすんなり入ってきましたけど…(会話での「…」の具合とかで)、あっさりといえばあっさりでしたね、展開が。
でも礼儀はしっかり植えつけられているようで、そこは可愛いな、とww
二人の関係は、響は優しいのと嗜虐的なのと波がありました。小説となるとどうしてその流れが来るのかを考えなければいけない気がしますが、人間本来、感情の起伏や気分なんて理屈はありませんから、自然体を感じられました。多分作者の赴くままに動かした部分でもあるのではないかと。
最後は進がちょっと残念でした。
あれで完全に狂ったかと思ったら普通に戻ったり。情事の時だけは変わらないでほしかったなぁ…と思います。狂ってもいいけどそこはバランス良く取ってほしかったです。
でもこういう恋愛もいいですねぇ~(笑) 想像以上に病んでいて、自分が泣いてんだか病んでいる状態になっているんだか分かんなくなりましたよww(感情移入しやすい質なので)
あと相良と立花。この二人の立ち位置の基盤が欲しかった。
立花がホルモン漬けとかをやってるのはいいですけど、お兄さん的でいて病んでいる、というのをハッキリ出してほしかったな、と。相良も同様、少し曖昧でした。何で彫師がここで関われるのか、立花と相良の関係、そしてそれの主人公組が絡むのか。なんとなくは分かりますがスッキリとしない小説でした。
全体的には万人受け…とまでは行かないような気がします。他人から見ればあまりハッピーエンドだ!とは判断しないでしょうから。個人的にはすっごい好きな終わり方の一つでもありました!!
評価ではムラがある作品かと。説明はあまりできない内容でした。どちらかというと感覚で楽しむお話です。
高月先生のお久しぶりって感じのシリアス系ストーリー。
って、言っても改変しての再出版の書籍ですね。
今から、15年も前の作品のリバイバルバージョンで
あらなた主人公たちのお話になっていました。
被虐嗜虐の関係を題材にしている作品ですがど~~んと落ち込む
ような暗さはないかと思われます。
これは、ひとえに高月先生の言葉マジックなんでしょうかね?
貴族社会の崩壊後の悪習で性奴隷の『犬』を攻め様が拾う事から始まります。やっとどこからか逃げて来たと思ったら・・・
結局、受け様はこうなる運命なんでしょうね。
それでも救いは、攻め様に会えた事なんでしょうかね?!
被虐と嗜虐に攻め、受け、これほどマッチングした方たちはいない。
一緒にいるうちにお互いが更なる狂喜のような執着具合になる様は
肉体的な部分より精神的面が強くなっていくほど惹きこまれますね。
楽しいハッピーエンドとは言えませんがこれも一つの幸せの形で
読みごたえはあると思います。
96年発行の作品の新装版。
主人公達の名前が変わっていますね。
高月さんのライト目の作品は自分的には今一つなのですが、今回シリアスということで挑戦です。
戦後没落した華族の息子・響は義理の兄・立花の経営するホテルの離れでモノカキをして生活している。
彼が偶然拾った首輪をした、一目で犬とわかる男・進を犬として飼うことにする響。
犬を否定する進は響にいたぶられるうちに、それに依存し愛を感じるようになるのだが・・・
単純にSMと言ってしまえません。
確かに進はいたぶられ無理矢理イかされ、失禁させられ、一方的に責められる事に対して、今までの「犬」としての扱いの違いから、特別な物を見出だして、響に依存するようになり、そして被虐を愛と思いこんでいくから、これはご主人様を慕うほんとうの犬への変化、Mの開発であるとは思われます。
殴られて顔を腫らしても喜んでいるMは自分には嬉しい!
響に進がいたぶられているシーンは大好きです♪
しかし、響をSと言ってしまうにはちょっと違うんです。
Sというよりは嗜虐趣味・・同じ様でいて同じでない、もう少し複雑なものがあるようです。
しかしそれは何となくあいまいで・・・むしろ、惹かれるものを狂わせる魔性の男どまりにも・・・?
彼等を見守る立花という存在、彼は戦争の狂気を見てしまった為にそれに苦しめられ歪んだ、というような表記がされていますが、できうれば彼の異常性をもっと欲しかった。
いっそ、響が殺した響も立花も愛した母親の死骸に対しての執着(例えばカニバリズムとか死姦とか)そんなものがあれば、もうちょっと立花の壊れ具合がわかったのに・・・胎児のホルマリン漬けとか死体への執着と言う言葉だけでは物足りない。
彼が一方的に響は彼岸を渡るだの、自分と同類だの、意味深な発言をさせる割にそれが言葉だけでおわっているような気がします。
響もそうです。
別に母を殺したくらいで、進を犬として扱うくらいで、どこか壊れているとは思えません。
執着愛の激し目のモノ程度しか感じませんでした。
いっそ、壊すならラストで進が壊れかけていますが、ほんとうに壊してしまえばよかった。
そういう意味で、一見重そうな展開と題材を作っていても自分にはものすごく甘く感じます。
最後に後書きを読んだ時、全面改定でマイルドになり、ラブとエロを盛り込んだとかかれてましたので、思わず、あ、だからか!とちょっと残念に思ったワタクシです(涙)
冒頭の響の書く幻想小説の一文、蜻蛉の頭と胴を切り離す話、あのままいってしまってほしかった。
やっぱり、結局愛に落ち着いちゃう。
せっかく、異常性と病んだ精神を持つ人物の設定なら、もっともっと酷い残酷な話で読みたかったです。
何か、せっかくドロドロしていそうな設定なのに、それがもったいないと思った自分は多分この話を読んでいる時、S全開だったのかと思います。