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mitsuiro canon
2011年刊。
バイオリン一筋な生活だった彩斗が父の急逝によって今後の家計に悩んでいるところから始まるのだが…
え!?そもそも父親の会社経営が行き詰まった末だとか幼い弟も居るとか、柊平さんの他の話でも読んだぞ、と…
…とにかく、夢と現実の板挟みにグルグルと悩んでいる彩斗の前に、突如現れた博達(ひとさと)が全面的支援するとパトロンを申し出ただけでなく、自身の事も好きになってほしいと迫って…の展開となる。
弟のほうがいち早く博達に懐いているのを見て、兄としての至らなさを痛感しながらもプロになる夢を叶えていいのだというの厚意に甘える彩斗。
そもそも彩斗がどんなバイオリニストなのか分からないものの、ライバルがどんなタイプかという描写で何となく想像できる、といったところだ。
しかし、有名ソリストの内弟子募集のテストを持ち掛けられた背景から、何か博達が隠していた思惑とかすれ違いといった波乱があるかと思いきや、当たり障りなく終わってしまった。
この手のサクセスストーリーものにあるドロドロさとか葛藤とかも無い為に、他に印象に残る掴み処がないんだよね…
クセの無さが惜しすぎる。
登場人物に関してもそう悪いい印象はないが、パトロンの元締め的な元総理大臣はどれだけ懐が深いのかとか、彩斗とライバルの子二人との切磋琢磨ぶりとか、想像するにも材料が乏しい。
一番残念だったのは、博達がわきまえすぎていて彩斗と恋人同士になった感が薄くもの足りなさすぎる。
溺愛スキーとしてはせっかく両想いなのだから、もう少し押しが強くてもいいんじゃね?と感じてしまったのだった。
音楽もの大好き!&高星先生の挿絵なんで、嬉々としてget。
キレイすぎ、あっさり終了、のこらないー。
だけど中立 ってのもなあ と思い 萌。
1.攻め受けは善人。
周りの人間、すべて手ひどい悪党はおらず、
それでアクセントない印象を受けるのかも。
せめて父親の顧問弁護士が悪徳弁護士とか、親戚が悪人で
無理やり弟の私立通いを辞めさせるとかなんか悪役はいなかったわけ?
とつい、思います。
あ、有名なヴァイオリニストの内弟子争いで、ライバルがちと悪役っぽく
でてきますが、いまいちなあ、どきつさがないんだわ。
2.最後のショートショートで、受けさんの弟君(小学生)が頑張ります。
そこは健気すぎて一票!
記載はあまりされていないですが、きっと兄ちゃんのことを想って
一生懸命少し前の記憶を掘り起こしたんだろうなあと思います。
母親に続いて父親も無くすなんて、小学生の子には痛すぎるのに
なんて健気・・・・と一人勝手に萌えました。
大好きな楽器もの、高星先生の挿絵で、超甘々を期待したんですが、
ちと期待外れでした・・・無念。
実は私、これの直前にも他の作家さんのいわゆる『パトロンもの(楽器は違うけど音楽)』を読んでました。偶然なんですが。
そしてこれも偶然ながら、どちらも攻が最初から『受らぶらぶ一直線』でした。『腹黒』でも『見返りにH』でもなく、真っ当で紳士な攻。
この博達(攻)が、いい人なんですがそれだけって感じだったんですよ。いえ、『いい人・紳士』なのは構わないんです。下手に鬼畜方向に走られるよりよっぽどいいんですけどね。個人的な好みじゃないもありますが(鬼畜方面が)、逆にその方がありふれてるんじゃないかと思うし。
ただ、描写が薄いというか、攻の魅力が見えて来なかったのがちょっと残念でした。
ラブに関しては障壁も特になく、せいぜい一方的に求愛された形の彩斗(受)が『なんで・・・』と考えてしまうくらい。こういう『芸術もの』って、ラブより芸術の方に悩みがシフトしがちなんでしょうか。
終盤、高名なヴァイオリニストの内弟子を選ぶコンテストを巡って、ライバル2人に『このコンテストには裏がある』というようなことを聞かされ、主に彩斗の心の中でちょっと波風が立ちかけますが、そこで出てきた脇キャラクターの背景(パトロン関係)が、その場限りで流すには無駄に意味ありげで、私は余計に感じました。
ただ、別に悪くはないんです。全体に甘くて淡々とした感じで、これというものがないと言えばその通りなんですが、正直なところ復帰後の柊平さんの作品はいまひとつと感じるものが多かったので、これはいい方です。復帰後の(もちろん私が読んだ限りの)作品の中では、ホントにまだよかったですね。
ただ、他の作品に比べてではない単体として見れば、やっぱりあっさり行き過ぎで何かと物足りない気はしました。
親の急死で困っているところ、かつて親に世話になったからと面倒をみてくれる・・・
とよくある(実生活ではないけど)シチュエーションですが、裏のない登場人物達で
逆に新鮮でした。あまあまです。
イラストもキレイ。主人公の彩斗が女性的なのが私的には減点ですが
きらいではないです。
可愛い正統派なお話しでした。
ものすごく爽やかな攻でしたね。ひねくれた私は逆に裏があるのか?なんてちょっと期待したのですが最後まで爽やかでした。
最初から告白してましたし、ずっと前から知ってるって感じなのでそのあたりの劇的な出会いってものがあったのかと思ったのですが、えっ~!!それで好きに?と理由だったのその点はちょっと残念でしたね。
でも終始甘~いお話でした。パトロンのお話なんだけれど、このカップルはすっごく甘い恋人同士だけれど、他のパトロンを持っている人は色々黒い所が有るみたいですので、そちらの方が私的には気になりました。
音大1年生のプロのヴァイオンリニストを目指している彩斗なんですが、父親が亡くなってしまい、このまま続けていくかを悩んでいます。
父親は経営者だったのですが、どちらかというと経営者向きではなかった為に多額の借金を残して亡くなってしまいまし。それを放棄する手続きをして小学生の弟と二人これからの生活を考えると、続けていくのは無理ではないか?でも父と母の夢でも有るプロのヴァイオリニストになるという事も諦められない・・・。
とりあえず学校の方は奨学金申請をしてみたけれど・・・。
そんな時教授から呼び出しがかかり、行って見ると鈴木博達と言う人がいて、彼がパトロンになりたいと言って来た。彼と二人で話してみると、昔父親にお世話になった恩がありそれを返したいといいます。
そして彩斗の事が好きだと・・・。
もう、あった瞬間から告白してますので、劇的な出会いがあったのかと思ったのですが、よくよく読み続けていっても、え~!!それ!!って感じだったのですが、この攻め様ものすごく爽やかです。
彩斗の方も可愛らしくて真面目で好感が持てる青年です。弟の雪斗と二人、お世話になる事を決めたのですが、あまりにも爽やかな告白だったので、告白の内容自体は信じてないというよりも、彩斗が気を使わないようにそう告げたのではないかと思っています。
そしてプロを目指す第一段階として、一柳という有名な人の内弟子の試験を受けて見る事を勧められます。
もちろん断る理由もないし、願ったり叶ったりだったので、頑張ってみようと思う彩斗なのですが・・・。
この内弟子の試験には他に二人受ける事になっているみたいです。試験は2週間後です。
爾志という元総理大臣がかなりのクラッシック愛好家なのですが、彼が主催したみたいですね。
とても親切で優しい博達との生活が流れているのですが、試験4日前に彩斗の前に、よくコンクールで一緒になる若菜と小田嶋という青年二人が彩斗に話しがあるとやってきます。
二人の話しによるとこのコンテストは爾志がはべらしている愛好家達が競い合いみたいなもので始めたものらしく、自分達は駒だといいます。博達も爾志の後ろ盾が欲しくて彩斗を使って爾志に近づくためにこのコンテストにパトロンとして出ると言い出したと・・・。
この二人もパトロンがいるのですが、なんかものすごく薄ら暗いお話の展開になりそうな関係みたいですね。
私としてはこの二人の背景の方がすっごく気になったんですよね~。特に小田嶋はパトロンをすごく憎んでいるようなので、是非読みたいです!!
それを聞いてしまった彩斗は落ち込んでヴァイオリンを思うように弾けなくなります。
そして自分が博達の事を好きなのだと気付きます。
そんな彩斗を心配した博達はドライブに誘い出します。その時にそんなに無理をする必要はないと・・・。
嫌ならば辞めてもいい!と言ってくれます。
その言葉を聞いて彩斗は博達を信じてみようと・・・。
コンテストの結果はもちろん彩斗に決まります。
なんだろあんまりにも上手く行きすぎるお話?って感じです。サクサクと読めるし、読了感も悪くはないですが、
お話自体が綺麗すぎて心に残らない?かも・・・。