あらすじ
中欧の小国、ベルンシュタイン大公国の皇太子、ユリウスは音楽学校に通いながら、恋人コンラートとパリで幸せな生活を送っていた。
ところが突然、国元から行方不明の大公の証、エメラルドの首飾りを奪還して大公に就任せよ、という命令が下される。
ユリウスらは首飾りの所在をつきとめ、やむなくそれを盗み出すことにする。
しかし、時すでに遅く、首飾りは別の者に盗み出されていた。
それが、フリーランスの怪盗、レオン・リーであった。
表題作エメラルドの檻
- 攻黒獅子とよばれる美術品や宝飾専門の盗賊
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- 受パリ留学中のベルンシュタイン大公国皇太子
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