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sakurada no monshou
シリーズ第1巻!
1999年に発売されたかなり古い作品です。
懐かしいです!
当時刑事ものと聞いて即購入だったのですが⁉︎
表紙の雰囲気と中身のギャップに驚いたのを今でも覚えてます。
好みは別れる作品ですね。
私は楽しいだけのお話も嫌いではないんですけど…トータル的に読みたいタイプなので、このシリーズは残念ながら物足らなかったです。
シリアスな感じなのかとも思っていたら、コメディ要素の強いお話。
当時、『踊る大捜査線』ブームの時代だったので、それにのったのかな?…と思うような内容です(笑)
一応シリーズ3作品にはなってますけど、これってシリーズにする必要あったのかな?っと思ってしまう位、内容は軽めで薄っぺらい印象。
一冊づつ完結しているので、単発でも読めないことはありません。
個性的なタイプの違う主要キャラが4人登場してくるんですけど、キャラ立ちはユニークで面白いです。
ただ、ギャグに走り過ぎているのは残念でした。
キャリア組の年の差ラブに期待していたのに…結局ラブはあったといってもいいのか、微妙な印象なんです!
キャリア組のキレもの上司•志野警視 × キャリア組の卵•岡部六太。
毎年20人しか採用されない国家公務員1種の採用試験に合格し、エリート集団、「キャリア」と呼ばれる未来の警察官僚の卵となった岡部。
突然警察庁のTOPに呼ばれ…「口先の魔術師」と呼ばれる人間を探せと任命されます。
そこで、上司となる志野警視正と出会い!
岡部を気に入った志野に、ちょっぴり怪しく…ユニークに絡まれてしまっている岡部(笑)
さあ事件解決は?…2人の関係は?
と言っても、残念なことに、志野の悪魔っぷりは第1巻でお目見えすることはありません。
でも、志野のミステリアスな感じは、年上&オヤジキラーの私の萌ツボを、ちょっぴり刺激してくれるキャラでした。
岡部もある意味大物タイプかも?と思える処は魅力を感じさせます。
すっごく天然系なんですけど、魔性の雰囲気がプンプン(笑)
もう少しラブ面にもメンイをおいて下さったら、この組み合わせだと絶対美味しかったのに!
と妄想してしまう分、非常に残念でした。
コメディ系なんですけど、警視庁と警察庁の違いなんかは、明確に分かりやすく説明されていたりするから、勉強になります。
楽しいだけじゃなく、せっかくの美味しい逸材、美味しい設定なのでもっとラブに絡めて欲しかったのが感想です。